導入事例

動画が SPH の広告キャンペーンに視覚的ストーリーテリングをもたらす

ブライトコーブのおかげで、動画でできることが増えました
Serene GohHead of SPH Content Lab

インタラクティブな動画で視聴時間が 50% 増加

アジアの大手メディア企業である Singapore Press Holdings Ltd (SPH)は、新聞や雑誌、ラジオ、デジタルなど、多様なメディア プラットフォームを通してエディトリアルなストーリーテリング コンテンツを配信しています。デジタルでの提供には、25 件を超えるニュース、金融・ライフスタイルを扱うウェブサイトに、50 種以上のモバイルアプリがあり、それぞれがターゲット層にリーチしています。これらのデジタルメディアには、2300 万人のユニークビューワーがいて、月間のページビューは 36000 万回を誇ります。そこには SPH のメディア部門を信頼できるコンテンツ ソースとみなす、確固たるユーザーベースが確立されています。

SPH は、広告クライアントに対しては、ブランドに関心があり将来有望な 25 ~ 49 才のさまざまな個人へのアクセスを提供しています。フォーチュン 500 に名を連ねる大企業から地域ブランドまで、SPH の Web サイトやサービスを広告に活用しているのです。誰もがほしがるオーディエンスが、信頼する Web サイト上やモバイルアプリ上で、高く評価しているエディトリアル コンテンツと一緒に広告に触れるようすることが狙いです。

動画がストーリーテリングの力を拡大する

「広告主は、私たちを信頼できる情報源として、また強力なストーリーテラーとして評価しています」と、SPH Content Lab 所長の Serene Goh 氏は言います。「弊社では、オーディエンスをエンゲージして、広告主にリターンをもたらす、独自のデジタル ブランド キャンペーンを作っています」

「動画によってストーリーテリングに別の面が加わり、当社はより完全で包括的なメディア ソリューションになることができます。これはただサイトにバナー掲載や、印刷広告、ラジオのスポット広告をクライアントに勧めるというところからさらに先を行くものです。クライアントが顧客にリーチし、効果的なストーリを形作り、そのメッセージを増幅させるのをお手伝いできるさらなる手段になるのです。」

SPH が動画への投資を増やしていくにつれて、同社はその技術プラットフォームのグレードアップを模索しました。柔軟で、さらに堅固な API を提供するソリューションを探したのです。SPH は主要技術パートナーとしてブライトコーブを選びました。エディトリアルと広告動画コンテンツを、すべて Brightcove Video Cloud でホストすることにしました。

「ブライトコーブは当社の動画技術パートナーです」と Business and Product Innovation の Manager、Eric Tan 氏が説明します。「ブライトコーブに乗り換えたのは、当社のすべてのウェブサイトと発行物にリーチできる、成熟したプラットフォームを持つ強力な技術パートナーが必要だったからです」

信頼性の高いコンテンツを配信するという SPH の強みを生かすため、同社は専門家チームを Content Lab 内に創設して、デジタルスペース向けの「BlandInsider」というブランドコンテンツソリューションに注力することにしました。BrandInsider は、広告クライアントのために、動画コンポーネントなどのデジタル広告キャンペーンを、毎年約 50 件考案、制作、配信し、デジタルメディア上でクライアントならではの声を作り上げて育てる後押しをしています。

Content Labの強みは、適切なストーリーを、最適なメディアにマッチングする専門知識を提供できることです。「動画は視覚的なストーリーテリングに役立ちます。シェア・オブ・マインド(想起性)についていえば、動画はストーリーのスティッキネス(吸着性)を高めてくれます」と Goh 氏は言います。「メディアのオーナーとして、SPH はクライアントのメッセージをより多様なオーディエンスに伝えることで、包括的でターゲットを絞ったキャンペーンによりクライアントのビジネス目標をよりよく達成することができます」

「ブライトコーブのおかげで、動画を使ってこれまでより多くのことができるようになりました」と Goh 氏は言います。「様々な顧客とそのニーズへのアプローチについて、より創造性を駆使することができるようになりました。特に気に入っているのは革新性です。インタラクティブ性のような新たな技術を動画に統合できるようになったことで、先進的なクライアントに全く新しい要素を提供できるようになりました。」

ブランドを定義するインタラクティブな動画で革新を

地元の買い物客をターゲットにした家具小売「Courts」のキャンペーンは 4 週間にわたって実施され、予想以上のエンゲージメントを達成しました。Courts は SPH の新聞などの印刷メディアに長年広告を出稿していましたが、デジタルのマーケティングの経験は比較的浅い会社です。

デジタルのオーディエンスへのリーチを改善するため、視聴者をより深くエンゲージさせたいと考えており、大型店舗開店 10 周年記念を利用してイノベーティブなブランドとしての地位を固めることにしました。その目的を達成するため、BrandInside のチームは Courts と協力して、インタラクティブな動画の要素を利用して最後まで視聴してもらえるストーリーをデザインしました。そのストーリーは、ブライトコーブのパートナーである HapYak のインタラクティブ機能を使って、家の模様替えを目指す一組のカップルを中心に展開するものでした。

その 6 分間のストーリーの途中、動画には 3 回、視聴者に次に起こることを選べる分岐オプションが用意されていました。それは Courts のキャンペーンがシンガポールのオーディエンスの目を惹く効果を狙ったものでした。この動画は、同社が別のクライアントのために以前実施し、賞を獲得した類似の動画と比較して 2 倍ものビューを獲得、最後まで視聴したことを示す完視聴率も高かったのです。

この統合的戦略では、ブライトコーブの強力な解析能力を活用して、店舗へのトラフィック、コンバージョン、4 週間にわたってキャンペーンをフォローした人の数、そして顧客を店舗に誘導したのはモバイルアプリかそれとも Courts の Web サイトかを解析しました。「一時停止して分岐するというオプションのおかげで、1 本の動画がエピソードのような感覚を持つようになりました」と Goh 氏は言います。これに加え、インタラクティブな要素は Courts を何か新しいことを試そうとする革新者として位置づけるのには不可欠なものでした。

このインタラクティブ動画は非インタラクティブ動画と比較して視聴時間を 50% 増加させ、夢中になったオーディエンスをさらに多く獲得しました。SPH では、統合的メディア ソリューションのカギとして、このテクニックを今後様々な業界の顧客にも提供したいと考えています。オーディエンスを楽しませたり、そのエンゲージメントをより深めたりするのに最も効果的として位置づけているのです。

「動画キャンペーンを実施したり、動画の要素を追加するたびに、私たちは顧客がそのクライアントのブランドにどのように反応しているかをより多く知ることができます」と Goh 氏は言います。「インタラクティブ性は、使用することでオーディエンスのエンゲージメントを高られるもう一つのツールです。おかげでブランド コンテンツのストーリーテリングにおいて先頭を走り続けることができます。私たちは、ブライトコーブが次々に提供し続けている革新的な機能に大いに期待しています。ブライトコーブは私たちが動画の力を最大化する後押しをしてくれるのです。