5G時代到来!常識を覆す映像制作手法

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5G時代の到来により、一般企業の動画活用が進むことが予想される。ここでの課題は映像の量産化だが、「映像制作の民主化」を実現する技術やサービスは日々生まれている。今回は、シンガポールを拠点に2020年に日本で事業を開始した定額制動画制作サービス「Shootsta(シュートスタ)」の上野氏をお招きし、ブライトコーブCEOの川野辺が同社やサービスについてインタビューした。

## BtoB向け動画コンテンツの制作・マーケティングを支援するサービス

ブライトコーブ川野辺(以下、川野辺)__お忙しい中、重い荷物を持ってご来社いただきありがとうございます。社名は日本語でシュートスタで良いのでしょうか?また、御社の概要を教えていただけますか?

シュートスタ 上野さん(以下、上野さん)__ ありがとうございます。Shootstaで結構です。弊社はBtoBの映像コンテンツ制作やマーケティング支援サービスを提供している会社です。従業員は全世界で130名、世界6カ所にオフィスを構えています。

カワノベ__なぜこのタイミングで日本進出を決めたのですか?

__Ueno__ 弊社は2015年にオーストラリアで創業し、その後シンガポールに本社を移し、アメリカ、ヨーロッパ、アジアと展開してきました。おかげさまで各地域での成長率は非常に良かったのですが、コロナウイルスのパンデミックもあり、多くの企業がデジタルシフトを加速させることに拍車がかかり、日本でもサービスを開始することになりました。

カワノベ__ なるほど。日本人初の社員なんですね。なぜシュツットガルトで働こうと思ったのですか?

上野さん__ 実は私、海外のテック系スタートアップの立ち上げにいくつか携わった経験があるんです。中でも大きかったのは、ECプラットフォームを提供するShopifyの立ち上げに、最初の社員として携わったことです。その後、ちょっと海外に行ってみたいなと思っていろいろ試しているうちに、日本でのサービス立ち上げを検討していたShootstaの方と知り合い、オファーをいただきました。

## アップロードされたビデオは編集され、その日のうちに配信されます。

川野辺__ 経験も豊富ですし、チャンスもたくさんありますよね。では、シュートスタのサービスについて教えていただけますか?

上野__ 弊社は企業の映像コンテンツ制作をサポートする会社です。ただし、映像制作会社ではありません。映像コンテンツのブランディングや制作・運用に付随するプラットフォームをクライアントと一緒に開発している会社です。基本的には年間サービスで、BtoB企業をターゲットに事業を展開しています。

これまで、映像制作はすべて外注することが多かったと思いますが、Shootstaではまず映像制作キットをお貸しします。キットにはカメラなど様々な機材が含まれており、操作経験がない方でも撮影ができるようにサポートします。その後、弊社社員が編集し、クライアント様に納品いたします。

川野辺なるほど。映像制作の全工程を請け負うのではなく、クライアントができる部分をやってもらうということですね。

上野:そうなんです。クライアントがアップロードした編集動画を、遅くとも当日中、遅くとも2営業日以内にお返しする体制をとっています。このスピードとコストがShootstaの強みです。

## 最も安いオプションは、ビデオ1本につき約6万円。

川野辺映像の種類によって費用は変わってくると思いますが、映像の制作費はどのくらいですか?

上野です:年間契約によって異なりますが、一番安いオプションで1本6万円前後です。大手企業で使われている社長コメント動画や、イベントの振り返り動画、テレビCMまで幅広く対応できます。また、クライアントのブランディングを考慮したデザインやフォント、モーショングラフィックの制作も可能です。

川野辺です:サービスを利用すると送られてくるビデオキットです。

上野か:そうですね。契約によってはライトな用途に使えるビデオキットもありますが、これはプロレベルのキットです。

川野辺です:カメラ、マイク、スタビライザーだけでなく、プロンプターもついている。でも、これが送られてきても「どうやって使えばいいんだろう」と思いませんか?

上野__そうですね(笑)。そのため、初めて使う人にはレクチャーをしたり、一緒に撮影をしたりします。一人立ちできるまでサポートします。

カワノベ__意地悪な質問ですが、ビデオキットをもらっても撮る時間がない人もいますよね?

上野さん__ そういう方のために、私たちがビデオ撮影を代行するサービスも行っています。世界中にビデオグラファーのネットワークがありますので、どんな遠隔地でも撮影可能です。また、日本語吹き替えを含め、幅広い言語でのナレーションにも対応しています。

## 高品質の動画を効率的なマーケティング・営業活動につなげる

日本市場ではどのような展開を考えていますか?

上野__ 実は、シンガポールの日系企業様には以前からご利用いただいていました。ですから、まずは海外に進出している日系企業向けに展開していきたいと考えています。次のフェーズでは、日本に根付いている企業様にも気軽に使っていただけるような展開をしていきたいと考えています。

カワノベ__ シンガポールではブライトコーブさんとの合同セミナーも頻繁に開催されているそうですね。

上野さん__ 共催セミナーも開催していますし、BrightcoveシステムとのAPI連携も実現しています。先ほど少しお話したクラウドサービス「Shootsta Hub」を使えば、クライアントが動画をアップロードして、編集スタッフとスムーズにやり取りができます。そして完成した動画は、Shootsta Hubから直接BrightcoveのVideo Cloudにアップロードすることができます。これにより、公開するためにShootsta Hubから動画をダウンロードしてVideo Cloudにアップロードする手間が省け、効率的な管理が可能になります。

川野辺機能統合は知りませんでした(笑)。最後に、どのようなお客さんが利用するとメリットがあるのか教えてください。

上野:コロナウィルスの大流行でオフラインイベントが中止になり、対面営業が難しくなっています。Zoomなどのサービスは皆さん試されていると思いますが、Shootstaを使って質の高い動画コンテンツを作ることで、より効果的なマーケティングや営業活動につなげていただければと思います。

川野辺__ さまざまな撮影ニーズに低コストで対応でき、編集から納品までスピーディーに実施できるのが強みだと理解しています。また、ブライトコーブとの連携により、ワークフローの簡素化も可能です。すでに他地域では両社のサービスを利用されているお客さまが複数いらっしゃいますが、今後は日本でも共通のお客さまができればと思っています。本日はありがとうございました。

上野__はい、ありがとうございました。

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