Avanade社のビデオパフォーマンス急上昇の秘訣

2000年に設立されたAvanade(アバネード)は、革新的なデジタルおよびクラウドベースのサービス、ビジネスソリューション、カスタマーエクスペリエンスを、マイクロソフトのエコシステムを通じて提供するリーディングプロバイダーです。世界20カ国に80のオフィスを構え、年間20億ドルの収益を上げ、30,000人以上の従業員を擁しています。現在までに、Avanadeは世界中の約4,000のクライアントに10,000を超えるプロジェクトを提供しており、そのうち43%はフォーチュン・グローバル500企業です。

マーテック統合でページビューは2倍、視聴者のエンゲージメントは4倍に

Avanadeは動画をデジタル・マーケティング・ツールとして活用していましたが、同社のデジタル戦略は主に営業目標に焦点を当てたものではなく、営業目標とも結びついていませんでした。その代わりに、Avanade はコンテンツのみに集中していました。デジタル・マーケティング担当シニア・ディレクターのマット・ステーゲン氏は次のように述べています。「動画は、何人が動画を視聴したか、再生したかというような基本的な指標しか提供してくれませんでした。残念ながら、この同じデータでは、動画が販売目標にどのような影響を与えているのか、コンバージョンやリテンションにどのような影響を与えているのかを示すことはできませんでした。」

Avanadeのコンテンツ中心のマーケティング・アプローチがいかに限定的であったかを認識した後、シュテゲンと彼のチームは同社のデジタル・プランを再構築し、カスタマージャーニーのすべての部分をターゲットにできるユーザー重視の動画マーケティング戦略を構築しました。彼らは、動画を新しい方法で見ることに決め、インプレッションやビューに焦点を当てるのではなく、動画がどのようにコンバージョンし、売上に影響を与えるかに焦点を当てることにしました。また、動画コンテンツを評価するアプローチも変えました。シュテーゲン氏と彼のチームは、パフォーマンスを測定する代わりに、どの配信チャンネルが最もエンゲージメントが高いか、どの動画が最もターゲット顧客にリーチしているか、どの動画がセールスのライフサイクルに最も影響を与えているかを調査することにしました。

新しい動画戦略、マーテク・データ・スタック、コンテンツ評価プロセスを導入したことで、同社は動画が売上に与える影響を正確に把握し、視聴者にパーソナライズされた動画体験を提供できるようになりました。新しいシステムを導入して以来、Avanade のページビューは 2 倍になり、視聴者は Avanade のコンテンツに以前の 4 倍も関与するようになりました。また、視聴者は動画コンテンツを消費するためにサイトに留まるため、Avanade の直帰率の低下にも貢献しています。

Brightcove Audience をマーケティング オートメーション ソリューションと連携させることで、クライアントに提供する動画を通して、より多くの情報を把握し、理解し、データによってより大きな力を提供することができます。

マット・ステーゲン氏

デジタル・マーケティング・シニア・ディレクター

「見込み客はクリックし、ダウンロードし、より多くのコンテンツに関与し、実際、4倍も長く滞在してくれています。そして、当社と一緒に次のクリックアクションをとっているのです。」

ブライトコーブとの連携、視聴者モジュールがデジタル フレームワークの推進に貢献

Avanadeの新しく洗練された動画戦略を補完するために、同社は、カスタマージャーニー全体にわたって動画ベースのデータを追跡・連携する包括的なデジタル・エコシステムも開発しました。このエコシステムの中で、統合されたデータにより Avanade は、見込み客が販売サイクルのどこにいるのかをより詳細に分析できます。Brightcove Video Cloud を Avanade の Web 配信およびアセット管理ソリューション(Sitecore)、マーケティング オートメーション プラットフォーム(Marketo)、CRM(Microsoft Dynamics)、自社 Web サイトと連携し、さらにソーシャル メディアとディスプレイ広告のデータを組み合わせることで、シュテゲン氏は動画がコンバージョンに与える相関的な影響を示すことができるようになりました。

そして、Avanadeの新しいマーケティング技術スタックを通じて取得した動画データを追跡する戦略的スコアカード・システムを開発しました。これらのスコアカードは、動画のスタイル、長さ、フォーマット、ページの場所、配信チャネルなど、視聴者の間で最も反響のあった動画の具体的な要素を特定します。この情報から、シュテゲン氏と彼のデジタル・チームは、見込み客を引きつけ、売上を達成するための理想的な動画コンテンツの種類と配信チャネルを特定できるようになりました。

「スコアカードを構成するKPIの数は問題ではありません。KPIがどれだけの意味を持つかが問題なのです。」

シュテゲン氏は、Avanade の新しいマーケティング テクノロジー エコシステムの原動力の 1 つが Brightcove の Audience モジュールであると述べています。Audience モジュールを Brightcove プラットフォームにプラグインすることで、シュテゲン氏と彼のデジタル チームは、すべての動画配信チャネルにわたる詳細な視聴者データを見ることができます。Avanade の営業チームは、見込み客に合わせたメッセージを作成し、カスタマージャーニーのリード育成フェーズを開始することができます。

「これら 3 つのシステム [Brightcove、Sitecore、Marketo] が互いに会話し、それらの間に血管系システムがあることで、特に Brightcove Audience モジュールが当社のマーケティング オートメーション ソリューションと会話することで、当社はより多くのものを見、理解し、クライアントに提供する動画を通じてデータにより大きな力を提供することができます。

ミルボンが Video Marketing Suite で自社アプリの動画チャンネルを配信、企業ブランディングの強化と世界市場を目指す

動画によって商品と技術をわかりやすく正確に伝達

株式会社ミルボンは、プロの美容師が、お客様のキレイを実現するために使用する高品質な商品(ヘアカラー、ヘアケア、パーマ、スタイリングなど)を扱う「プロユース市場」に特化した頭髪化粧品メーカー。代理店を通して、全国の美容師・サロンへ自社商品を販売し、2000 年以来国内シェア No.1 を保ち続けています。

2016 年 5 月にはブライトコーブの Video Marketing Suite を導入し、自社アプリである美容師応援動画チャンネル「びよーしどーが」をリリース。イベントや技術向上に役立つ情報、美容業界のリアル、製品を使ったテクニックなどを動画配信し、お客様への教育サポートと企業ブランディングの強化に繋げています。ミルボンでは、サロンや全国 13 拠点の自社スタジオを開設し、商品や美容技術の教育を提供しながら、サロンの増収増益のための支援を行なっています。そうした取り組みのなか、同社ではある 3 つの問題について議論がなされていました。1 つ目の問題は「人的資源の限界」。サロンや自社スタジオでの教育支援においても人的資源が限られているため、多くの美容師に同質のフォローができなかったのです。2 つ目の問題は「時間的、距離的な問題」でスタジオに来ることができない美容師も多く、サロンヘの直接訪問でフォローするにも、やはり人的資源の問題にぶつかってしまうこと。

3 つ目の問題は、そうした美容師の方々に向けて、商品や最新技術の解説をテキストや写真などによって代替しても、正確に伝えるための“動き”がないため理解しづらく、説得力に欠けてしまうこと。それは商品を購入する際の不安材料になりうる懸念もありました。すべての美容師に商品やサー ビス情報を正確に伝えることができ、かつ、人的資源の課題に応える方法はないか。そこで着目したのが動画でした。

圧倒的な情報量と説得力を持つ動画。人的資源の問題も同時解決

動画には、距離に関係なく、情報を同品質で多くの人に伝えられるというメリットがあります。営業とインストラクターの人的資源がいくら豊富であっても、日本全国には美容室が約 23 万件、美容師は約 50 万人いるため、そのすべてをフォローすることは不可能です。しかし、動画でなら距離や時間的な問題でスタジオに来ることができない多くの美容師にも同質の情報を伝えることができ、かつ、人的資源の問題を解決することができます。

動画の管理、分析などがわかりやすく作業効率が改善。お客様からも高評価をいただいています。

益子 淳 氏

FP本部 教育企画部

そして、動画には圧倒的な情報量があります。株式会社ミルボン FP 本部 教育企画部の益子淳氏は、「美容技術の習得にはハサミなどの道具、手、さらに髪の毛の繊細な動きを知ることが非常に大切です。商品や技術ノウハウを正確に伝えるにはこの“動き"が重要であり、文字や写真でそれを正確に伝えるのは不可能に近いと言っても過言ではありません。一方、動画でなら‘‘動き"はもちろん、時間軸や音など豊富な情報量を伝えることができます。さらにテキストは読む手間が掛かり、読み手によって理解度の差異が生じやすいですが、動画であれば見るだけという敷居の低さと、誰でも理解しやすいという利点があります」と語ります。

同社が動画に着目した理由は他にもありました。美容師には多忙な方や若い方も多いため、スマートフォンから空いた時間にいつでも見てもらえることは大きなメリットとなります。また、自社としてはトレンド活用に積極的な先進企業というイメージの醸成もできます。動画はマーケティングにさまざまな可能性と効果をもたらすと考えました。

動画管理と解析機能を評価し、Video Marketing Suite 導入を決定

動画マーケティングを実施する上で、ミルボンが最初に導入したのは無料の動画配信プラットフォームでした。試行錯誤を繰り返しながら商品や技術、サー ビス情報の動画を配信。動画の数も増え、再生回数も徐々に伸ばしていくなど手応えを感じていましたが、新たな課題にぷつかりました。益子氏は「動画の数が増えるにつれ、新たな問題としてユーザーが目的の動画を探しにくくなり、社内でもどこにどの動画があるのかがわかりづらく、管理面で苦労するようになりました。

さらにアクセス解析が不十分であるためクリエイティブなどに活かすことができず、しかし解析機能を追加すれば新たに費用がかかってしまう。またアップロードに時間が掛かるなど、動画マーケティングに手応えを感じていただけに、どうしたらいいのだろうとジレンマを感じていました」と当時のことを振り返ります。そんな中、ブライトコーブの Video Marketing Suite と出会います。まず驚いたのは管理画面の使いやすさと動画アップロードの速さでした。

益子氏は 「操作方法が一目でわかり、最初に使い始めた段階でも困ることはありませんでした。さらに動画のアップロード時間がそれまでとは劇的に異なり、とにかく速い。ローディングや再生開始の速さにも驚きました」と言う。さらに多くの動画を一元管理でき、並び替えや検索で目的の動画をすぐに探し出すことができました。データ解析も種類が豊富で、動画ロード数、視聴数、視聴時間、完視聴率、さらに ROI(投資利益)などもわかり、レポートも簡単に作成することができます。「これなら技術的に詳しくなくても効率的な動画運用ができると思いました。それまで専門性が高く手間が掛かるというイメージだった動画配信が、Video Marketing Suite を紹介していただいたことで非常にわかりやすく簡単にできるという印象に変わりました」(益子氏)。

簡単で充実した管理・解析により、動画マーケティングが大きく前進

同社ではVideo Marketing Suiteを導入したことで、それまでの課題がすペてクリアになり、2016 年 5 月、自社アプリ「びよーしどーが」をリリースしました。これにより、忙しい美容師の方にもスマートフォンで、いつでもどこでも、わかりやすく、気軽に動画を観ることができる環境を提供できるようになりました。 

運用面では、動画の一元管理、アップロード速度の劇的改善、ローディングや再生開始の速さなど、それまで煩雑化していた動画の管理、配信が簡単になり、作業効率が大幅に改善しました。また解析機能の充実により、ユーザーの視聴状況を簡単に把握できるようになったことも、同社の動画マーケティングを大きく前進させました。

「それまで視聴回数や完視聴率など、分析が思うようにできないことも一つの大きな課題でした。Video Marketing Suite の導入によって、ROI まで含めたさまざまな解析結果を得られるようになり、コンテンツやクリエイティブに反映できるようになったことも大きな前進です」(益子氏)。

視聴数、完視聴率が大きく伸長し、ブランド認知が拡大

「びよーしどーが」の動画総数は現在 140 本ほど。随時、新たな動画を追加配信しています。それまで異なるプラットフォームで配信されていた動画も一元管理され、ユーザーも目的の動画をすぐに探せるようになりました。さらに自社サイトであるため他社広告に邪魔されることなくブランド化を醸成でき、高い普及率をもつ YouTube の公式チャンネルとプロダクト関係の動画を併用しながら、ブランド認知に繋げています。 動画の再生回数は導入以前と比較して倍以上の数字になりました。特に反響が大きいのは「デザイン」や「スキルアップ」などのハウツー動画です。この動画は営業やインストラクターによるスタジオやサロンでの活動とリンクしている部分でもあり、益子氏は「お客様ヘスマートフォンを使って簡単に案内できますし、わかりやすくご覧いただけるということで非常に喜んでいただいています」と言います。これらの動画の長さは 3 分ほどで、完視聴率は 90% 以上と非常に高い数値を示しています。自社アプリ「びよーしどーが」をリリースしたことで、営業やインストラクターを通した現場からのフィードバックや、ユーザーからの動画に対する要望も多くなりました。「お客様の意見とデータ解析で得られた数字は動画のさまざまな改善に非常に役立っています」(益子氏)。

世界市場に向けた動画マーケティングと新たな動画への挑戦

ミルボンはグローバルな美容市場も視野に入れ、企業展開をしています。 同時に世界に向けて動画マーケティングの展開の可能性を考えています。「 海外向けの動画には字幕対応が必須ですが、Video Marketing Suite では動画に多言語対応の字幕を表示でき、グローパル配信にも実績があります。今後は弊社の教育サービス、商品、ブランド イメージを世界に発信する可能性を探っていきたいです」(益子氏)。

さらに新たな試みとして、短時間でよりわかりやすく知識や技術を習得できる、イラストを使用した動画も制作中だといいます。益子氏は「Video Marketing Suite の導入によって、動画解析により得られた効果やお客様の反応を基に、新たな創作もどんどん試していく機運も生まれました。今後もお客様にもっと喜んでいただける動画配信を目指していきたいです」 と動画マーケティング展開への意欲を新たにしました。

分散する既存の動画を集めてサービス化 『LIXIL-X』の動画マーケティングへの挑戦

既存の動画を集めたメディアを立ち上げ、マーケティングに活用

2,300本

『LIXIL-X』開始時の動画数 30,000~40,000回
月あたりの視聴数

コロナ禍でオフラインでの接触機会が減ってしまったこともあり、BtoCビジネスでの取り組みが中心だった企業の動画マーケティングは、BtoBビジネスの領域でも急激に増えてきています。

日々の暮らしの課題を解決する先進的なトイレ、お風呂、キッチンなどの水まわり製品と窓、ドア、インテリア、エクステリアなどの建材製品を開発、提供する株式会社LIXILも、営業担当者が遠方へなかなか足を運べないBtoBの顧客に向け、商品説明などの動画を各部門がそれぞれで制作・公開していました。

しかし、なかなか思ったようにそれらの動画の視聴を促進することができないという課題を抱えていたのです。

そこで、同社はこれまで制作したすべての動画を一元管理し、マーケティングにも活用できる動画メディア『LIXIL-X』を立ち上げることに。この『LIXIL-X』は、ブライトコーブのプラットフォームで構築され、2022年3月に公開されました。

顧客エンゲージメントを高めるためにブライトコーブのプラットフォームを採用

YouTubeなどの動画共有プラットフォームを利用して顧客エンゲージメントをいくら高めても、自社のエンゲージメント向上にはつながりにくいです。自社のエンゲージメントを高めるためにはオウンドメディアが必要です。

マイク高橋氏

株式会社LIXIL
商品コンテンツマネジメント統括部
Chief Product Officer

以前から各部門が制作していた動画の多くは、ブライトコーブのプラットフォームを使って展開されていました。その理由は、株式会社LIXIL商品コンテンツマネジメント統括部Chief Product Officerであるマイク高橋氏によれば、ブライトコーブが「安定した動画プラットフォームである」ことにあったそうです。
『LIXIL-X』の立ち上げに際しても、高橋氏はブライトコーブのプラットフォームを採用しました。それには2つの理由があったといいます。「まず、他社の動画配信サービスは、さまざまな機能を他社サービスとの複雑な連携でしか実現できないものが多いなか、ブライトコーブのプラットフォームは独自のAPIが非常に充実しているという印象を受けたからです。これによって、さまざまなマーケティング施策の選択肢が増えると思いました。」

「二つ目は、顧客エンゲージメントを高めたいという理由です。当初はYouTubeチャンネルを開設して動画公開すればいいと考えていました。

しかし、それでは自社で制作した動画で顧客エンゲージメントを高めても、極論YouTubeのエンゲージメントを高めることにしかなりません。例えば、YouTubeで表示される『次の動画』は必ずしもLIXILの動画ではなく、インフルエンサーや競合他社、競合他社との比較などの関連動画が表示される可能性も高くなります。自社の顧客エンゲージメントを高めるためには、自社の経済圏で次の関連動画を表示してくれるオウンドメディアが必要です。ブライトコーブのプラットフォームは、このオウンドメディアの構築に適しているため、採用に至りました。」

ブライトコーブのAPIのおかげで、短期間でのプロトタイプ公開を実現

『LIXIL-X』のプロトタイプのローンチは、開発作業の本格稼働からわずから半年で実現しました。

「実は以前、ブライトコーブのプラットフォームをファイルサーバーとして使用しつつ、フルスクラッチで開発した動画検索プログラムを構築しており、この修正を前提に開発をすすめようと考えていました。しかし、修正ベースで開発するとなるとどうしてもウォーターフォール型となり、業者選定・要件定義から始まってローンチまでに1年近くかかることが見込まれます。それはちょっと待てない、と思ったのです」

「まず完成度40点程度のプロトタイプを短期間で公開し、公開後に40点のものを100点に近づける改善を行っていくアジャイル開発がしたかった。なぜなら、実際に早い段階で見えるものがあったほうが、予算の執行権を持つ経営層などを説得しやすいからです。今回、ブライトコーブの優れたAPIのおかげで、小さなフロントエンジニアグループだけでのアジャイル開発が可能となりました」

社内から寄せられた意見を元にブラッシュアップ。“営業でも使える”メディアに

『LIXIL-X』のプロトタイプを公開すると、社内の様々な部門から数多くのフィードバックが寄せられたそうです。「そもそも『LIXIL-X』のユーザーと一番近いところで接点を持っているのは、ショールーム担当や営業部門です。この人たちがこのメディアならお客様に見てもらえると思ってくれないと『LIXIL-X』は伸びないと思っていました。すると、それらのチームの人たちから多数のフィードバックが寄せられたのです。フィードバックの内容の多くは、使いたいことが前提で、仕組み的なことや動画の分類、表現の仕方、見栄えなどに関しての前向きな指摘でした」

「そこで、フィードバックを寄せてくれた人全員とアポを取り、詳しくヒアリングしました。そのヒアリング内容をもとに、エンジニアと相談してシステム修正に取りかかり、寄せられたフィードバックの内容を片っ端から『LIXIL-X』へ盛り込んでいきました」

「寄せられたフィードバックの中で、特にわかりやすいのは『吐水』の例でした。水道の蛇口やシャワーヘッドから水が出る吐水の様子は、ショールームではなかなか見せられません。電気さえあればすぐに点けられる電灯とは異なり、水を出すには水道管を引かないといけないからです。実はショールームを訪れるクライアントからは『お風呂はどのくらいの時間で一杯になりますか?』『シャワーの出る勢いは?』と吐水に関する質問が多いそうです。これまではそれにうまく答えられず、『ショールームでは水の出方が一番大きな課題になっている』とのことでした」

「そこですぐに吐水の動画を集め、『LIXIL-X』で手軽に見られるようにしました。その動画を見せることで、これまで解決できなかったクライアントの疑問をその場で解決できるようになったそうです。『LIXIL-X』がショールームの人たちの大きな助けにもなったのを実感しました」

今後はログイン機能も搭載し、より強力なマーケティング態勢の構築へ

今後『LIXIL-X』にログイン機能を搭載し、より強力なマーケティング態勢を構築していきたいと考えているそうです。

「ユーザーにログインしてもらえば、ブライトコーブの機能『キャンペーン』を使って、個人を特定した行動分析ができるようになります。動画公開時にメールで通知して製品訴求につなげるなど、見込み顧客を顧客に近づける施策が打てるようになるだけでなく、営業部門が使っているMAツールにも接続できるようになるからです」

「ユーザーに積極的にログインしてもらうためには、”ログインしないと楽しめない“と思ってもらえる機能を作らなければなりません。当然ながら、ログインユーザーを増やすためには、分母である視聴者数自体を増やすことも必要です。BtoBの動画は1本ごとの動画ではそれほどの視聴数を稼げませんが、ユーザーのニッチなニーズに合わせた多数の入口をロングテールで用意しながら、メディア全体で圧倒的な視聴者数を獲得していきたいです」『LIXIL-X』で動画の圧倒的な視聴者数を稼ぐとともに、強力なマーケティング態勢の構築を目指すLIXIL。動画マーケティングによる新たな展開が、これからまだまだ続きそうです。

CFA INSTITUTEがエンゲージメントを3倍以上にした秘訣

ソーシャル・ライブ配信ビデオが会員数とブランド認知度を高める

CFA Instituteは、投資運用の専門家による世界最高峰の団体です。この非営利の会員制組織は、Chartered Financial Analyst®プログラムの公式運営機関です。最も認知され、尊敬されている金融資格の一つであるCFA資格を取得するためには、受験者は3つの試験に合格し、実務経験の要件を満たし、毎年職業上の行動指針を遵守していることを証明しなければなりません。また、CFA資格は最も取得が難しい金融資格のひとつであり、通常、プログラム受験者のうちCFA資格を取得できるのは5分の1程度です。

これまでCFA Instituteは、主に会費と受験料から収益を得ながら、現在および将来の会員に向けてマーケティング資源を投入してきました。電子メール、ダイレクトメール、印刷チラシなど、これまでのCFAインスティテュートのマーケティング・コミュニケーションは、会員向けの教育コンテンツの提供に重点を置いていました。しかし、マーケティング戦略の転換により、同協会は、「社会をより良くするために、投資業界における最高水準の倫理、教育、卓越した専門性を促進する」という同協会の全体的な使命の認知度を高めるため、より広範なアプローチを開発することになりました。

CFA Institute は、この新しいマーケティング目標の達成を支援するために Brightcove を利用しました。動画を中核的なマーケティング ツールとして使用することで、既存の CFA Institute 会員や受験者だけでなく、機関投資家や個人投資家もターゲットにし、投資業界におけるより高い基準の確立を目指します。

CFA Instituteのグローバル・ビデオ・プロダクション・マネージャーであるミッチェル・フォースト氏は、「このアイデアは、CFA Instituteの高い基準に対する認識を高め、CFA Instituteとその会員がいかにしてこれらの価値を体現し、会員とより広範な社会に対してより良い成果をもたらすことに貢献しているかを宣伝することでした。投資業界全体がこのような高い基準を満たすよう呼びかけることで、当社はより大きな信頼と市場の健全性を築くことができ、それはすべての人に利益をもたらすでしょう。」

ローカライズされた動画マーケティング・キャンペーンが世界的な認知度を高める

エンゲージメントについて多くのことを学びました。5 年前よりも確実に向上しており、その理由は Brightcove を使用して作成したコンテンツが優れているからです。Brightcove には必要なツールがすべて揃っており、規模の大小を問わず、どのような組織にも最適です。

ミッチェル・フォースト氏

CFA INSTITUTE グローバル・ビデオ・プロダクション・マネージャー

CFA Institute は、全体的なマーケティング戦略を変革するため、Brightcove と協力し、より優れた、より広範なターゲットを絞ったブランド認知動画キャンペーンを実施しました。また、会員ベース向けの教育動画コンテンツの制作を継続する一方で、動画費用の大半を世界的なソートリーダーシップの取り組みに割り当てることを決定しました。

CFA Institute は、金融サービスの視聴者の認知度を高めるために、数百万ドルを投じた複数年にわたるキャンペーン「Let's Measure Up」を開始しました。Brightcove の Video Marketing Suite でホストされ、Brightcove を通じて配信されたこのグローバル キャンペーンでは、CFA 協会の認定会員の中から、さらに上を目指す「メジャーアップ」した人たちが紹介されました。このキャンペーンは、ヨーロッパ、アフリカ、中東、アジア太平洋、南北アメリカを含む、チャータ会員が居住する CFA Institute の 73 の市場すべてで実施されました。Brightcove のグローバル配信プラットフォームにより、キャンペーン プロデューサーは世界中のエンゲージメントと Web トラフィックを追跡することができました。アジア太平洋地域とラテン アメリカ地域で視聴率が上昇したため、CFA 協会の動画チームは、これらの地域のオフィスと調整し、字幕や文化に関連したコンテンツを含む、その地域に特化したキャンペーンを制作しました。

「Brightcove を本当に高く評価している点の 1 つは、誰が視聴しているのか、どこで視聴者が減っているのか、特定の市場で何がより効果的なのかを知ることができる点です。」

同団体がローカライズされた動画マーケティングを導入して以来、アジア太平洋地域やラテンアメリカ地域からの関心が非常に高まっています。その理由のひとつが動画だとフォルスト氏は言います:「これらの地域コミュニティ、特にテクノロジーに精通した若い層の間で関心が高まっているのは、動画が大きな役割を果たしているからです。彼らはソーシャルメディアを利用し、動画を見る傾向が強いです。そして、この新しいマーケティング努力は、記録的な試験登録者数、急速に高まるトップ・オブ・マインドの認知度など、さまざまな形でCFAに利益をもたらしています。現在、CFA Institute は、Brightcove を使用して配信をサポートしながら、各地域の市場によりローカライズされた動画コンテンツの作成に取り組んでいます。」

CFA INSTITUTE、ブライトコーブ分析を使ってエンゲージメント スコアを 3 倍に向上

Brightcove の機能の中でも、分析機能と分析 API は、CFA Institute にとって最も重要であることが証明されています。アナリティクス機能により、フォルスト氏と彼の動画チームは、動画マーケティングの取り組みを測定するための正確なデータを得ることができ、動画のどのような側面が成果につながるかについて、より深く理解できるようになりました。たとえば、理想的な動画の長さを決定するために、離脱率を注視することを学びました。また、エンゲージメントを促進する主な要因を特定できるようになりました。

「当社は、1日の特定の時間帯に、さまざまな視聴者に向けてEメールや動画キャンペーンを行うことを学びました。また、コンテンツ、長さ、フォーマットに関して、視聴者がどのような動画を受け入れるかについて、より多くの情報に基づいた決定を下せるようになりました。これは当社にとって大きな学びでした。」

ブライトコーブのアナリティクスの大きな価値を示す一例として、動画 "What to Expect on Exam Day" があります。CFA Institute の試験準備シリーズの 1 つであるこの動画では、受験者が試験当日に必要な持ち物と忘れてはいけないことが説明されています。この動画は、CFA Institute がブライトコーブの分析機能をフルに活用する最初の機会であり、フォルスト氏によると、解析データが動画制作プロセスにとっていかに重要であるかが証明されました。

「最初の試みは期待外れでした。アナリティクスによると、あまりにも長すぎて、魅力的でなかったため、人々が離れてしまったのです。」

しかし、アナリティクスの結果、この動画は試験の直前になって再生回数とエンゲージメントが増加していることも判明しました。これらの要因を考慮し、フォルスト氏と彼のチームは初心に戻り、同じビデオのはるかに効果的なバージョンを作り直しました。プロの女優を起用して撮り直し、尺も短くしました。また、年に2回、試験日に近い時期に公開し、視聴のピークを最大化することにしました。フォルストは言います。「今では、最も人気のあるビデオのひとつです。」

2017年、"What To Expect on Exam Day "は53,000ビューを集め、エンゲージメントスコアは71-これは以前のスコア20の3倍以上です。また、4,000を超えるCFA Instituteの動画アセットの中でも、エンゲージメントで最も上位にランクされた動画の1つです。

年次大会のライブ配信とソーシャルメディアの視聴回数が2万回を記録

CFA Institute はまた、ライブ配信動画とソーシャル メディア マーケティングを使用して、視聴とエンゲージメントを高めています。内部会議、カンファレンス、アウトリーチ プログラムなどの大規模なイベントでは、Brightcove Gallery Live ページにライブ配信映像を配信し、会場外の参加者にも PC やモバイル機器から視聴してもらう機会を提供しています。Brightcove Social を使用して、CFA Institute はライブ コンテンツを Twitter、Weibo、LinkedIn アカウントに同時に投稿します。ライブ イベントの後、映像は小さな VOD クリップにカットされ、グループの非常にアクティブなソーシャル ネットワークに投稿されます。増え続けるライブ・ストリーム・ビデオ・イベントの中で、同団体の年次大会とリサーチ・チャレンジは最も人気がある。昨年のリサーチ・チャレンジは、すべての配信チャンネルで10,000回以上のライブ視聴を集め、2017年の年次大会はライブとVODコンテンツを合わせて20,000回以上の視聴を集めた。

Brightcove Social のおかげで、動画配信の効率が大幅に向上し、視聴者のリーチにも影響していると フォルスト氏は言います:「ソーシャル ツールにより、クリップを迅速に作成できるようになりました。ソーシャル ツールを使用することで、クリップを迅速に作成することができます。また、組織内の人がセルフサービスでクリップを見つけることができるので、時間と経費を大幅に節約できます。ソーシャルツールによって、クリップを素早く作ることができるようになりました。」

「エンゲージメントについて多くを学びました。Brightcove を使用して作成したコンテンツがより良いものになったからです。Brightcove には必要なツールがすべて揃っており、規模の大小を問わず、どのような規模の組織にも最適です。」

BODY COACH社の成長するブランドの管理方法

フィットネス ブランドThe Body Coachは、2015 年に YouTube 経由でのローンチを成功させた後、2020 年には Brightcove テクノロジーを利用した動画フィットネスと栄養体験で独自の条件で視聴者を構築するためにギアチェンジしました。

観客動員

ジョー・ウィックス氏によって設立されたザ・ボディコーチは、世界中の何百万人もの人々にフィットネスと健康的な食生活の文化を築いてきたブランドです。ジョー・ウィックス氏は、COVID-19の大流行が始まった時期に彼のワークアウトの人気が急上昇したことから、「英国の体育教師」と呼ばれています。

立ち上げ以来、YouTubeはThe Body Coachのワークアウトコンテンツの唯一の動画配信プラットフォームであり、YouTubeの再生回数は3億回以上、登録者数は278万人を超え、The Body Coachは自分たちの視聴者とコンテンツの価値を熟知していました。さらにザ・ボディコーチは、難易度が上がるワークアウトレジームからパーソナライズされた食事プランまで、登録者一人ひとりに合わせたサービスを提供することで、ユーザーを飽きさせないようにしてきました。

2020 年までに、The Body Coach はコンテンツのパワーを活用し、視聴者に直接リーチする準備ができていました。OTT サブスクリプション サービスの一環として、The Body Coach はライブおよびオンデマンドの動画体験を提供するために Brightcove を選択しました。

移動

Brightcove のようなパートナーの存在は素晴らしいものでした。何の問題もなく、地域間でスムーズに拡張できました。

サーガル・ベインズ氏

ボディコーチ商品部長

ユーザーエクスペリエンスにマッチさせるため、ザ・ボディコーチは、唯一のボディコーチのワークアウトのためにユーザーをリピートさせるだけでなく、ブランドの高い制作基準を反映したモバイルアプリを必要としていました。

アプリ体験の要となるのは、Brightcove のセキュリティ技術によってサポートされた、The Body Coach の人気を高めたオンデマンド動画とライブ配信コンテンツです。何百ものオンデマンド動画をホストすることは、ユーザ体験を完全に制御し、魅力的な動画コンテンツを配信することを意味します。ユーザーは、Brightcove のライブ配信機能で安全に配信されるライブ フィットネス セッションに参加することもでき、アプリ上で何千人もの他のユーザーとバーチャルにトレーニングすることができます。

ブランドを守る

動画は収益性が高いため、特に海賊版にとって魅力的であり、ブランドイメージへの影響は言うまでもありませんが、このような海賊版によって、ブランドは収益の損失だけで何十億ドルもの損害を被る可能性があります。OTT アプリによる違法コピーは少ないものの、どのようなサブスクリプションサービスでも違法コピーを誘引する可能性があります。

The Body Coach は、デジタル プロダクト スタジオの ustwo と提携し、フィットネス体験をデジタル ライフにしました。海賊版のリスクに対応するため、ustwo は 3 つの Brightcove セキュリティ手法を使用しました。1 つ目はHLS 暗号化です。Body Coach ブランドは、動画が他のプラットフォームにダウンロードされたり共有されたりしないように、エンドツーエンドの暗号化によって保護されます。次に、トークン認証と再生承認が連携して、正しい人が正しいコンテンツを視聴していることを確認し、The Body Coach が高度にパーソナライズされたモバイル アプリ体験を提供できるようにします。

結果

24,000件を超えるiOSアプリのレビュー(平均5点満点中4.8点)は、『The Body Coach』の商業的成功と批評家の称賛につながりました。

「このアプリは驚くほどお得で、YouTubeの同じ古いワークアウトを繰り返すよりも優れています」と、ソーシャルメディア戦略家のローレン・スミス氏は『Women's Health UK』に書いています。

「The Body Coach の製品責任者である Saagar Bains 氏は、次のように述べています。「当社のアプリは、アクセスしやすく、有益で、楽しいフィットネス動画コンテンツを多数含む、プレミアムな体験を提供しています。Brightcove のようなパートナーを終始持つことは素晴らしいことです。また、BrightcoveMarketplace からキャプション パートナを迅速に特定し、統合するために Brightcove と協力しました。これにより、今年のアクセシビリティの目標をより早く達成することができました。」

スウェーデンのMALMÖ市が自治体広報用動画のパイオニアになった理由

スウェーデン最南端のスコーネ県に位置するマルメは、ストックホルム、ヨーテボリに次ぐスウェーデン第3の人口都市です。スカンジナビアで最も早くから工業化が進んだ町のひとつであり、建築物の開発によって持続可能な都市へと大きく変貌を遂げ、新しいバイオテクノロジーやIT企業、そしてマルメ大学の学生たちを惹きつけています。スカンジナビア西部の商業の中心地であり、歴史的建造物や公園も多くあります。

状況

マルメ市は 2009 年、スウェーデンの小規模な動画プラットフォーム・プロバイダを利用して、Web サイト体験の不可欠な一部として動画を導入し始めました。市は、より視覚的で魅力的なコンテンツを作成することで、オンライン動画コンテンツ ライブラリを徐々に拡大しようとしていました。市内に 20 の異なる部署があり、市の職員は 2 万 5,000 人以上いるため、動画チームはすぐに、動画コンテンツ ライブラリを管理できる、より堅牢なオンライン動画プラットフォーム(OVP)が必要であることに気付きました。

解決策

Brightcove Video Cloud オンライン動画プラットフォーム

ROI

  • マルメのビデオライブラリーの革新的なコンテンツ管理。
  • カスタマイズ可能なプレイリストにより、ウェブサイト全体へのシンジケーションや配信が容易に。
  • 詳細な分析とレポート機能
  • あるケースでは、サイトのテキストのみのウェブページに比べて、閲覧者のエンゲージメントが全体的に1,300%も向上した。
  • YouTube同期機能により、YouTubeの管理とコンテンツ配信を簡素化。

ブライトコーブ属性

組織的、ダイナミック、シンプル

マルメの革新的なコミュニケーション活動

テキスト ベースのページビューと動画ビューを比較したレポートには驚かされました。ある特定のケースでは、Video Cloud を使用して、テキスト ページ ビューと動画ビューの 1,300 パーセントの差を測定しました。

ミカエル・ヘルマン氏

オンライン・ビデオ・マネージャー

オンライン動画マネージャの ミカエル・ヘルマン氏が率いるマルメ市の動画チームにとって、Brightcove Video Cloud オンライン動画プラットフォームは明確なソリューションでした。

「当社は、オンライン動画テクノロジのリーダーとしての Brightcove の評判を尊敬しており、技術面でも安心して任せることができました。この関係により、私たちは動画コンテンツとコンセプトに集中することができます。」ヘルマンは語ります。

マルメ市は、社会的、経済的、生態学的な持続可能性のリーダーであるだけでなく、住民や観光客、その他の国の人々を巻き込み、その進歩やプロジェクトに参加させるために動画を活用する先駆者でもあります。マルメ市のユニークなオンライン動画戦略は、ヨーロッパ中の他の自治体の広報担当者から高い評価を得ており、同時に市民との対話の場を提供しています。

例えば、屋上緑化、雨水貯水池、自転車道など、マルメ市の環境保護に関する最近のビデオでは、マルメ市の取り組みの一部を紹介しています。また、マルメ市民は、新しい持続可能性への取り組みや高度な進歩についても知ることができます。例えば、生ごみを分別するための配管部品は、市のバスシステムのバイオガス生産に変換することができます。

「社会的な観点から持続可能性を示す素晴らしい方法です」とヘルマンは言います。「当市は、街中の環境への取り組みや、持続可能性に基づく改善プロジェクトを紹介することができます。」

さらに、Video Cloud プラットフォームにより、マルメ市の動画チームは、レポート機能と分析機能を使用して動画の効果を検証し、動画コンテンツ戦略を改善することができます。

「テキスト ベースのページビューと動画ビューを比較したレポートには驚かされました。ある特定のケースでは、Video Cloud を使用して、テキスト ページ ビューと動画ビューの 1,300 パーセントの差を測定しました。」

エンゲージメント統計の増加は、動画で紹介されたマルメ市のコミュニティ・プロジェクトの知名度が上がったことを示しています。この認知度の向上により、マルメ市は、市の重要な持続可能性への取り組みについて、より多くの話題を提供し、コミュニティからの支持を得ることができる、とヘルマン氏は述べました。

将来の機会

マルメ市は、環境プロジェクトやイベントをより効果的に報告することで、オンライン・ビデオを通じたコミュニケーションの機会を今後も増やしていきたいと考えています。

同市の25,000人の職員は、20の異なる部署から最新情報や重要な情報を受け取るために、受賞歴のある洗練されたイントラネットを利用しています。

ヘルマン氏によれば、ビデオ・チームは、各部門用にカスタマイズしたニュース・フィードを通じて、イントラネットにもっとビデオを組み込む方法を開発中だといいます。

「Video Cloud を 1 年間使用したことで、動画の品質を継続的に向上させ、視聴者が見たいと思う魅力的なコンテンツを作成するために取り入れることができる、すべての有益な機能を理解し始めました。」

また、計画段階では、マルメ市は、市や近隣で危機が発生した場合に、Video Cloud を使用してニュース速報や最新情報をアップロードしたいと考えています。危機の現場にビデオ チームを派遣することで、マルメ市の住民は、最新ニュースを報告する連続的なライブ配信または一連のビデオ更新を見ることができます。

「Video Cloud を利用することで、将来的な事業拡大の可能性があると考えています。「当市は、Video Cloud を使用する方法を模索し続け、市民のための持続可能性とコミュニケーションのリーダーであり続けたいと考えています。」

CTAがCESで90以上のセッションをライブ配信した方法

全米消費者技術協会(CTA)は、米国の消費者技術業界を代表する業界団体です。約2,200社が加盟し、政策提言、市場調査、技術教育、業界振興、規格開発、ビジネスおよび戦略的関係の育成などのメリットを享受しています。

CTAはまた、コンシューマー・テクノロジーのビジネスに携わるすべての人々が集う世界的な場であるCES®を所有し、プロデュースしています。CTAは、CES参加者の価値を高め、直接参加できない人々へのリーチを広げ、メディアへの露出を増やすために、動画コンテンツを活用しています。

乏しいUX、バラバラなテクノロジーがCESのライブ配信に課題をもたらした

CTAは、CESのライブ配信をコーディネートし、管理しています。このライブ配信は、ゲートがなく、一般の視聴者に無料で提供されるもので、通常、カンファレンス・プログラムの約3分の1しかライブ配信していません。CTAは、ライブ配信の取り組みに起因する3つの具体的な課題に気付きました。これは、視聴者の全体的な視聴体験だけでなく、アーカイブや資産管理の取り扱いにも影響を及ぼしています。

最初の課題は、エンドユーザーのプラットフォームで、多数の同時セッションをライブ配信するようには設計されておらず、ブランド化された体験を作り出すためにビジュアル要素をカスタマイズすることができませんでした。同様に、CTAのビデオアーカイブは、放送された場所とは別のプラットフォームでホストされており、これも課題でした。

アーカイブを Brightcove メディア ライブラリですぐに利用できるようにすることで、ソーシャル用にライブ クリッピングを行い、それらの動画をマーケティングやプロモーション目的で活用し、CTA のソート リーダーシップ能力を高めることができます。

アリシア・グッドマン氏

シニア・デジタル・コンテンツ・マネージャー

「CTAのシニア・デジタル・コンテンツ・マネージャー、アリシア・グッドマン氏は言います。グッドマン氏と彼女のウェブチームは、大容量のファイルをどのように受け渡し、短時間でクリーニングして掲載するかに苦心しました。

その結果、一部のアーカイブは番組終了後何週間も掲載されませんでした。また、アーカイブ・コンテンツはライブ配信プラットフォームとビデオ・ホスティング・プラットフォームの2つの別々のプラットフォームでホストされていたため、視聴者は視聴や閲覧のための明確な場所を1つも持つことができませんでした。

グッドマン氏によれば、3つ目の課題は、データと分析が最小限で、必要な洞察が得られなかった事でした。「ライブビューとアーカイブビューの区別がつきませんでした。また、CTAのアーカイブは2つのプラットフォームにまたがって保存されていたため、集約されたデータを表示することができませんでした。」

ブライトコーブのギャラリーが 250K 以上のビュー、2K のユニークビジターの集客に貢献

グッドマン氏と彼女のチームは、今後のCESライブ配信でこれらの課題を軽減するために必要なリソースを特定しました。カンファレンスの外部視聴者に対しては、ユーザー体験を向上させるために不可欠なものは、高品質のライブ配信、最新のライブ配信プログラム、ライブ配信録画へのアクセス、ライブ配信イベントのスケジュール、および検索オプションであると判断しました。内部視聴者向けには、CTAはパートナーやプレゼンターにライブ配信のアーカイブをダウンロードできるようにする必要があります。

これらのニーズを検討した結果、グッドマン氏は Brightcove Gallery を使用して CES Web サイト内に別のポータルを作成することを決定し、「今すぐストリーミング」のプレイリスト、各ステージのセッションの動画コレクション、および基本的なセッション情報(セッションのタイトル、日付、時間)が一目でわかる各ストリーミング イベントのプレースホルダ画像を設計しました。また、Brightcove の Video Cloud プラットフォームを使用することで、グッドマン氏と彼女のチームはアーカイブ映像を 1 か所でホストできるようになり、Brightcove の解析 API を使用して正確な動画データを取得できるようになりました。社内用に、グッドマン氏はパスワードで保護されたダウンロード可能な Brightcove Gallery サイトをいくつか作成し、パートナーや会議の講演者が講演後にセッションをダウンロードできるようにしました。

ギャラリー機能を備えたウェブポータルが90以上のライブ配信セッションを開催

CES 2018 では、CTA は新たに強化された Brightcove を搭載した Web ポータルを展開し、基調講演を含む 7 つのステージで 90 以上のライブ配信セッションをホストしました。イベントに先立ち、CTA はソーシャル メディアと電子メールでライブ配信を宣伝し、CES パートナーはリンクを共有し、それぞれのサイトやチャンネルに Brightcove Player を埋め込みました。また、Brightcove プラットフォームの支援により、グッドマン氏は CTA の動画ライブラリ全体を移動し、わずか 2 か月で 6 日間のライブ配信セッションを実施することができました。

「私たちは、スタッフへの導入とライブラリーの移行を迅速に行うことができ、これ以上の喜びはありません。開発チームを移行に参加させる必要がなく、すぐに使えるオプションとしてギャラリーがあったことは、時間的な面で大きな助けとなりました。また、QAや技術的な問題のトラブルシューティングに多くの時間を費やす必要もありませんでした。」

さらに グッドマン氏は、基調講演のライブ配信に問題や停止が発生しないよう、ブライトコーブのライブ サポート チームを利用し、CES の視聴者に最高品質のライブ視聴を保証しました。

「そのおかげで、人目につきやすいイベント中に何か問題が発生しても、誰かが質問に答えてくれたり、トラブルシューティングをしてくれたりするので、本当に安心でした」と言います。

CES2018、数十万ビューを集め、観客を拡大

ショーの後、CTAのウェブ・チームは正確な集計視聴にアクセスすることができました。グッドマン氏は、ライブ・ビデオとアーカイブ・ビデオの合計で数十万ビューを記録しました。

「イベント参加者でない人々がライブ配信を視聴したことも確認できました」とグッドマン氏は言います。

さらに重要なことに、CTAは現在、ライブ配信映像のVODクリップを保管し、将来のデジタル・マーケティング・キャンペーンに再利用できるアセット・ライブラリを1カ所に集約しています。

SEEK社が求職者に、より人間的なつながりをもたらした方法

動画が仕事をする

オーストラリアでナンバーワンの雇用市場である SEEK は、Brightcove Gallery を使用して簡単にアクセスできる動画コンテンツのライブラリを作成し、ブランドの存在感を高めました。このコンテンツは、毎週 SEEK を訪れる何百万人ものオーストラリア人を魅了し、求職者と採用者双方のマインドセットに語りかけます。

SEEKでは200本以上の動画をご覧いただけます。

求職者、雇用者、ボランティアなどに焦点を当てた6つのカテゴリーのSEEK動画

SEEKソーシャルビデオ "リクルーターの本音 "がわずか2日間で20,000回再生されました。

WorkaLOLics」プレイフル・ビデオ・シリーズの視聴率74

SEEKにおける動画のブランドインパクトは、他の媒体と比較して55%高い

オーストラリア最大のオンライン求人情報サイトSEEKの使命と目的は、次の2つです:それは、「人々がより充実した生産的な社会生活を送れるよう支援すること」と「組織の成功を支援すること」です。この2つの柱により、SEEKは求人情報の枠をはるかに超え、毎週SEEKを訪れる何百万人ものオーストラリア人に、より深く充実した情報を提供しています。キャリアに関するアドバイスやインスピレーションから、中小企業向けのガイダンスまで、SEEKはコンテンツやリソースを継続的に拡大し、オーストラリアNo.1の雇用マーケットプレイスであり続けています。

動画はブランドとの結びつきを強める

SEEKは、単なる求人情報サイト以上の存在にならなければならないと考えていました。「SEEKの制作責任者であるピップ・ダンカン氏は、「当社は非常に合理的でトランザクション的でした。「そして、求職者と採用担当者が、キャリア形成のあらゆるステップにおいて、ツールやリソースを求めて訪れる場所となることが重要でした。当初、SEEKは求職者向けの様々なハウツー動画でこの変革を始めましたが、すぐにこれらの動画が意図した読者を惹きつけていないことに気づきました。その理由は?ほとんどの人にとって求職活動はプライベートなものであり、オフィスでその種のビデオを見たり、他の人と共有したりすることはありません。そこでSEEKは、よりアクセスしやすく、より適切で、より幅広い視聴者にとって興味深い動画を作成し、軌道修正する必要があると考えました。「当社は、機能的なものから感情的なものへとシフトしました。「美しい方法で素晴らしいストーリーを語ることは、動画の最も重要な特徴のひとつです。これらのストーリーは、Brightcove's Video Marketing Suite™ と Brightcove Gallery™ によって提供される 200 以上の動画コレクションです。」

より人間的なつながりを生み出す

SEEKは、求職者とより効果的につながる方法を模索し始め、SEEKボランティアに焦点を当てたビデオシリーズを作成した。人間の感情や目的意識を利用したこれらのビデオは、キャリアアドバイス、SEEKプロフィールの作成、ビジネスの購入、採用に関する洞察やトレンド、全米のテレビネットワークで放映された「Dream Jobs」と呼ばれる複数のエピソードシリーズなどのトピックを扱う新しいビデオアプローチへの道を開いた。これらはすべて、SEEKを応募者と雇用者の双方に近づけるつながりを形成していた。例えば、COVID 19の危機の際に、メンタルヘルスと仕事への対応についての記事を読む代わりに、視聴者はSEEK専属の心理学者であるサビーナ・リードがカメラに向かって語り、この問題に配慮と関心を持って取り組む様子を見ることができた。また、キャリア半ばでの転職に価値があるのか、あるいは可能なのかと悩む代わりに、視聴者は『ドリーム・ジョブズ』を見て、人生を変えるこの出来事の現実を示す山あり谷ありの転職プロセスを実際に経験した人たちを見ることができる。

魚を電子レンジでチンしない

主要な見込み客をジャーニーのあらゆる段階でエンゲージ

動画はまた、SEEKが親しみやすく、楽しい企業であるというポジションを確立する上で大きな役割を果たした。「私たちは、自分たちのことを深刻に考えすぎていません。「ビデオでは、編集を補完するためにユーモアを取り入れることができます。これは、会社の電子レンジで魚を再加熱する悪徳社員など、職場でよくある悩みをもじった遊び心のあるビデオのシリーズ「WorkaLOLics」で見ることができます。これらの動画は、Brightcove Gallery の助けを借りてスムーズに統合された、200 以上の動画ライブラリに加わっています。「Brightcove Gallery は、当社にとって素晴らしいタイミングで導入されました。当社には、さまざまな場所にあるたくさんの動画資産がありました。Brightcove Gallery は、他の人のプラットフォームではなく、当社の動画を展示する美しい場所を提供してくれました。それが転機となりました。ポータルのホームページの動画は、ヒーロー動画と注目動画のプレイリストを使って常に更新しています。これによって、当社のウェブサイトに最新の情報を掲載することができ、新鮮で興味深いものになります。"

Brightcove Player はテンプレート化されており、バックエンドの観点から非常に使いやすいです。分析も非常に優れています。飛び込んで、いろいろ動かして、変更することができます。本当に満足しています。

ピップ・ダンカン

製作責任者、求む

Brightcove とのパートナーシップにより、SEEK は動画のキュレーション、プレイリストの作成、自動再生機能によるエンゲージメントの向上など、エンド ユーザの体験をより適切に管理できるようになり、SEEK のブランド体験をよりコントロールできるようになりました。

雇用市場にどのような変化が訪れようとも、求職者と雇用者双方の感情的なニーズや考え方を利用する生来の能力を発揮しているSEEKのこの業界におけるリーダーシップは続くでしょう。SEEK は、動画の力がこの人間的なつながりを生き生きとさせることを知っており、人生を充実させ、キャリアの成功を促進するという使命のもと、ブライトコーブとのさらなるコラボレーションを楽しみにしています。

特に、営業およびサービス チームは Brightcove Gallery を気に入っています。なぜなら、自社のブランドを管理できないような巨大な公開動画サイトではなく、美しい SEEK 動画ポータルに顧客を送ることができるからです。

ピップ・ダンカン
製作責任者、求む

韓国のCHEIL WORLDWIDEがマルチプラットフォーム広告をリードした方法

韓国を代表する広告代理店、CHEIL WORLDWIDEは、マルチプラットフォーム広告のリーダーシップを発揮し、"初 "のライブ配信を実現しました。

顧客背景

Cheil Worldwide社は、韓国ソウルに本社を置き、世界25カ国で29のネットワークを展開するグローバル・マーケティング・コミュニケーション企業、韓国最大の広告代理店で、2010年のアドバタイジング・エイジ誌で世界19位にランクされました。Cheil Worldwide社
は、広告、広報、スポーツ・マーケティング、展示・ディスプレイ制作、大規模パフォーマンス・イベントのプロデュースなどのマーケティング・コミュニケーション・サービスを提供しています。また、韓国の広告業界に関するトレンド・レポートを発行するコミュニケーション科学研究所も運営しています。

国際的には、Cheilはサムスン電子のコミュニケーション・キャンペーンを実施しています。

解決策

Cheil は Brightcove のプラットフォームを活用し、iPhone や iPad などの Apple 製デバイス、Android デバイス、Web に、業界初のライブ ストリーミング動画コンテンツを配信しています。

Brightcove の PC、iPhone、iPad、Android プラットフォームへの巧みなコンテンツ配信には非常に感心しています。この技術は、革新的なアイデアをクライアントのために実現できる門戸を開いてくれました。テクノロジーを活用してクライアントに最高のソリューションを提供し続けることで、韓国の大手広告代理店としての地位をさらに強固なものにしています。

シェーン・パーク氏

チール インタラクティブ部門長

この一環として、Cheil Worldwide社はインレット・テクノロジーズのSpinnaker™7100を活用してライブ・ストリームをエンコードし、韓国のコンテンツ・デリバリー・ネットワーク・ベンダーである新世界情報通信のAdobe® Flash® Media ServerおよびHTTPストリーミング・サーバーにコンテンツをプッシュしています。

主な利点

この種のものとしては初のライブ配信の成功により、このイベントはCheil Worldwide社の従業員にとって新たなチャンスの世界を切り開いた。当初はチェイル社内で使用する教育・研修ツールとしてスタートしたこのイベントは、サムスン電子をはじめとするクライアント企業の熱烈な支持を受け、デジタル戦略の中核としてグローバルに展開されるようになりました。

ビジネス・チャレンジ

Cheil Worldwide社のi部門は、マルチプラットフォーム広告の時代に従来の広告代理店がソーシャル・マーケティングをどのように活用できるかを学ぶため、5人の著名なソーシャル・ネットワーク・マーケティングの専門家をパネリストに迎えたカンファレンスをチェイル社内で開催しました。

70人以上のスタッフを擁するi部門は、Cheil Worldwide社のデジタル・マーケティング部門であり、インターネットとソーシャルメディア広告を主導しています。

i-divisionは、韓国内に複数のオフィスがあるため、物理的な場所に制限されることなく、できるだけ多くの従業員に連絡を取りたいと考えていました。イベントのライブ 配信は、調査する必要があったオプションでした。Cheil 社は、Brightcove 社の James Yoon 氏に連絡し、ライブ 配信 イベントの配信に協力してもらいました。

ビジネスソリューション

ブライトコーブは、Cheil 社がこのイベントで初めてライブ 配信を配信し、Apple や Android のモバイル機器や Web からコンテンツにアクセスできるようにしました。

ブライトコーブのサポート エンジニアは、ライブ 配信がスムーズに行われるよう、イベント中リアルタイムでサポートしました。その結果、ライブ イベントは大成功を収め、Cheil 社のさまざまな部門から、クライアントのデジタルおよびモバイル キャンペーンに Brightcove を活用する方法を理解するために、もっとミーティングを行いたいという要望が寄せられました。

ブライトコーブによる将来の成長

最初のライブ イベントの成功により、Cheil Worldwide 社は、同社の主要アカウントであるグローバル Samsung アカウントにブライトコーブを活用することを決定しました。これは、Brightcove のソリューションとサポートに対する組織の信頼を裏付けるものです。

また、Cheil 社はブライトコーブを活用し、最近のサムスングループ各社の人事フォーラムでモバイル e ラーニング プラットフォームを紹介しました。