今回は、2019年6月にリリースされたライブアナリティクス機能について紹介する。
この機能を簡単に説明すると、Live 放送中や放送後に、Live 放送特有のメトリクス(同時視聴者数やトレンドなど)を確認できます。さっそく機能を確認してみましょう。
#はじめに
使い方はとても簡単です。初めてLiveイベントを開催する場合は、[this](https://ja.live.support.brightcove.com/live-module/creating-and-managing-live-events-using-live-module.html "this")を確認しながらコントロールルームへ移動してください。定期的に開催する場合は[this](https://ja.live.support.brightcove.com/live-module/creating-and-managing-live-events-using-live-module.html "this")を参照しながらコントロールルームに遷移してください。
新しいページに遷移すると、ページ下部に「Reporting」と書かれたタブが表示される(英語版はちょっとかわいい、2019年6月17日現在)。
これがライブアナリティクス機能で、上から順に各分析項目を解説していく。
## SNAPSHOT
以下の項目は、ライブ放送中にこのセクションで一目で確認できます。スナップショットは1分ごとに更新されます。
- __総再生回数:__ ライブ放送中の総再生回数
- __ユニーク視聴者数:__ ユニーク視聴者総数
- __平均視聴時間:__ 平均視聴時間
- __総視聴分数:__ 総視聴時間
- __広告開始回数:__ 広告再生回数
上記に加えて、「同時視聴者」という項目もある。
累積視聴数 このアップデートの特筆すべき点は、累積視聴数だけでなく、ライブイベント中の同時視聴者数も確認できることです。
## デバイス別ビュー
VIEWS BY DEVICEを使用すると、どのデバイスがライブ配信の視聴に使用されているかを確認できます。上の例では、デスクトップデバイスからの視聴が3回、モバイルデバイスからの視聴が1回あったことがわかります。デスクトップとモバイルに加えて、タブレット、テレビ、ゲーム機からの視聴数も分析できます。
## VIEWS BY COUNTRY
VIEWS BY COUNTRYでは、視聴者がどの国から来ているかを見ることができます。上の例では、日本からの閲覧が4件あったことがわかります。
## 定期的なイベントの場合
定期的なイベントを使用している場合、日時がレポートページの上部に表示されます。これをクリックすると、過去の定期ライブイベントを選択することができ、過去のイベントのライブアナリティクスを確認することができます。アナリティクスデータはイベント終了後32日間しか閲覧できませんので、必要に応じてデータをエクスポートすることをお勧めします。
## ♪ ♪ 最後に
ライブ配信を利用したスポーツ番組動画マーケティングとライブコマース。そしてライブ配信を活用した社内コミュニケーション。ライブ配信のニーズは年々高まっています。視聴状況を分析し、ライブ配信の構成や内容を改善しませんか?
注:
この Live Analytics 機能は、Video Cloud Live モジュールから発行される Live 配信用の動画プレーヤー タグを使用してデータを反映します。Live Analytics 機能は、リモート アセットを使用した Live 配信には使用できませんのでご注意ください。