今回は、ギャラリーの新機能「インページ」をご紹介します。
## ギャラリーとは?
その前に、まずGalleryの概要をご説明します。Galleryは、GUIベースで簡単に動画ポータルサイトを作成できるCMS機能です。動画さえあれば、弊社で用意した豊富なテンプレートを元に、下記のような動画ポータルサイトを数時間で作成することができます。


ウェブサイト自体も当社のサーバーに保管することができるため、動画マーケティング担当者はマーケティング業務だけに集中することができます。
今回追加した新機能は、Galleryの追加機能ですが、少し異なるコンセプトに基づいています。例えるなら、リッチなプレイリスト機能をウェブサイトに埋め込むことができる機能です。まず、全体像を見てみましょう。
## ギャラリー・イン・ページとは?
Gallery In-Pageの追加に伴い、以下の6つのIn-Pageテンプレートが追加されました。


グレーの部分が御社の既存のウェブサイトだと想像してください。上記のようにギャラリーインページで作成したプレイリスト(以下レイアウト)を埋め込むことが可能です。
このレイアウトはGallery In-Pageを使用して作成され、Galleryと同様にGUIを使用して設定することができます。
## 豊富な設定項目
この例では、"Vertical Playlist "テンプレートを使用してサンプルを作成します。ギャラリー・イン・ページで、レイアウト内で再生したい動画を選択します。

こちらもGUIで細かい設定ができる。例えば、説明文を表示する場所を選んだり

また、サムネイルの表示方法やシェアボタンの表示方法など、再生前、再生中、再生後にそれぞれ異なる設定が可能で、文字サイズ、文字色、背景色など、幅広いオプションが用意されている。

特に注目すべきは、日本でも利用者の多いiPhone iOS向けに用意されたインライン再生機能だ。
、QuickTimeを使わずにiOS上で動画を再生することが可能になる(自動的に全画面表示されないようになる)。特に注目すべき機能である理由は次項で説明する。

## コール・トゥ・アクション機能
ギャラリーでは、Call to Action機能の「リンク」と「カード」を動画に追加することが可能です。これも非常に簡単に設定でき、コンバージョン率の向上が期待できるため、マーケッターはぜひチェックしておきたい機能だ。
リンクは、5月にYoutubeで廃止されたアノテーションに似た機能です。以下のように動画内に関連サイトへのリンクを設定することができる。リンクが表示される時間も、下部のバーで簡単に設定できる。

これもGUIで、左上、右上、左下、右下から表示場所を選べる。

「リンク」機能同様、指定した時間帯に画面右上に以下のアイコンを表示することが可能。

クリックすると、右側に詳細が書かれたカードを重ねることができる。

リンク」「カード」ともにデスクトップ、タブレット、スマートフォンで表示することができ、iOS端末では先ほど紹介したインライン再生の設定を有効にすることで問題なく表示することができます。もちろん、「リンク」や「カード」がクリックされた回数を計測することもできる!
## How to publish
すべての設定が完了したら、あとは公開するだけです。プレビューを確認して問題がなければ、埋め込みコード(JavaScriptまたはiFrame)を生成し、ウェブサイトに貼り付けて完了です。
いかがでしたでしょうか。Gallery In-Pageを活用することで、CTRを上げる施策を行うことが可能です。次回は、さらに進化したGallery In-Pageの機能をご紹介します。