社内コミュニケーション /

サステナビリティーの課題について住民や旅行者をエンゲージするための、自治体内コミュニケーション戦略におけるマルメの先駆的な動画使用への道を、ブライトコーブが開く

スウェーデン最南端のスコーネ県に位置するマルメは、ストックホルムとヨーテボリに続いてスウェーデンで人口が 3 番目に多い都市です。 スカンジナビアで最も早期に工業が大きく栄えた町の 1 つで、建築開発に加え、新しいバイオ技術や IT に関連した企業を誘致し、さらに Malmö University College に学生を呼び込んで、持続可能な都市へと大規模な転換を行っています。 同市はスカンディナビア西部の商業の中心地として機能し、歴史的建造物や公園が数多くあります。

背景

マルメ市は 2009 年から、スウェーデンの小規模な動画プラットフォーム プロバイダーを使って Web サイト エクスペリエンスの一部に動画を含めるようになりました。より視覚的でエンゲージしやすいコンテンツを作るために、同市が徐々にオンライン動画コンテンツのライブラリーを拡大し始めると、システムに何本の動画があり、どの従業員がどの動画にアクセスできるのかがわからなくなってしまいました。市役所の職員は約 25,000 人で、市内に 20 の部署が散在しています。動画チームは間もなく、この動画コンテンツ ライブラリーを管理できる、より堅牢なオンライン動画プラットフォーム(OVP)が必要であることを悟りました。

ソリューション

Brightcove Video Cloud オンライン動画プラットフォーム。 2011 年 11 月

ROI

  • マルメ市の動画ライブラリーにおける革新的なコンテンツ管理
  • 複数の Web サイトにわたってシンジケーションや配布を簡単に行える、カスタマイズ可能なプレイリスト
  • 詳細な解析およびレポート機能。
  • あるケースでは、テキストのみの Web ページと比較して全体的な Web サイト訪問者のエンゲージメントは 1,300% も増加しました。
  • YouTube Sync 機能による YouTube 管理とコンテンツ配布の簡素化。

ブライトコーブの特長

整理されている、動的、シンプル

マルメ市の革新的なコミュニケーションの取り組み

オンライン動画マネージャー、Mikael Hellman 氏が率いるマルメ市の動画チームにとって、Brightcove Video Cloud オンライン動画プラットフォームは、確実なソリューションでした。

「オンライン動画テクノロジのリーダーとしてのブライトコーブの評判を尊敬し、技術面においても十分信頼できました」と Hellman 氏は語ります。「この関係によって、私たちは動画コンテンツとコンセプトに専念することができます。」

マルメ市は社会的、経済的、そして環境の持続可能性においてリーダーであるだけでなく、住民、旅行者、そしてスウェーデンの他の地域を同市の振興事業やプロジェクトにエンゲージするために動画を使う先駆者でもあります。 他に類を見ないマルメ市のオンライン動画戦略は、ヨーロッパ中の地方自治体のコミュニケーション担当者から高い評価を得ており、また、対話のためのプラットフォームを市民に提供しています。

例えば、市の環境関連事業(グリーン ルーフ、雨水池、自転車用トレール)についての最近の動画では、市の取り組みの一部について、概要を説明しています。マルメ市の住民は、新たな持続可能性へのイニシアチブや、洗練された新技術、例えば水に流された食品くずを下水から分離して、市バスの燃料になるバイオガスの原料にすることのできる特別な配管の部品などについて、知ることができます。

「社会的視点から持続可能性を示すことができる素晴らしい手段です」と Hellman 氏は述べています。 「市で行っている環境面の取り組みについてお伝えすることができ、また持続可能性に基づいた改善プロジェクトについて見ていただくこともできます。」

さらに Video Cloud のプラットフォームにより、マルメ市の動画チームは、動画の効果を確認できるレポートおよび解析機能を使って動画コンテンツ戦略を見直し、洗練させることができます。

「テキスト ベースのコンテンツのページビューと動画の視聴データを比較するレポートを見て驚きました」とHellman 氏は言います。「あるケースでは、Video Cloud を使用して計測した結果、テキストページのページビューと動画視聴数の間に 1,300% もの差が出ていました。」

統計上でのエンゲージメントの増加は、動画で取り上げたマルメ市のコミュニティ プロジェクトの方がより人目を引いていることを示しています。 マルメ市は認知度を高めることで、市の重要な持続可能性への取り組みについて人々がさらに語り合い、コミュニティのサポートが受けられると、Hellman 氏は語っています。

将来的な展望

マルメ市は、環境に関するプロジェクトやイベントをより効果的に報告することで、今後もオンライン動画を通したコミュニケーションの機会を増やしていきたいと考えています。

市の 25,000 人の職員は、受賞歴のある洗練されたイントラネットによって、20 ある部署からアップデートや重要な情報を受信しています。

Hellman 氏によると、動画チームは、各部門に合わせてカスタマイズされたニュース フィードを通して、イントラネットにより多くの動画を組み込む手段を開発しています。

「Video Cloud を使い始めてから 1 年が経った今、継続的に動画の質を高め、視聴者が見たいと思うような魅力的なコンテンツを作成するために、組み込める機能が数多くあることを実感し始めました」と Hellman 氏は言います。

また、計画段階ですが、マルメ市は同市あるいは近隣の市での有事の際に、Video Cloud を使ってニュース速報や最新情報をアップロードすることを考えています。動画チームを現場に派遣し、最新ニュースを伝える連続ライブ ストリーミングや関連動画のアップデートを、マルメ市民が視聴できるようにします。

「Video Cloud によって、これからも拡大のチャンスがあると考えています」と Hellman 氏。 「Video Cloud をどのように利用できるかを今後も模索し続け、市民のために持続可能性を維持し、コミュニケーション リーダーであり続けたいと思います。」

まだお探しのものが見つかりませんか?