動画の収益化とは何か?

動画広告を始めるのに必要なことを整理しよう

動画の収益化とは何か?

動画広告の支出額は、今後3年間で10%以上伸びると予測されています。

ただ、アドテクの世界は複雑で、動画広告には様々の言語と分かりづらい略称があるため取っつきにくいと思う人も多いでしょう。しかし基本さえ理解すれば、すぐにVAST、VMAP、VPAIDといった略語で会話できるようになります。この記事を読んで今すぐ使いこなせるようにしましょう!

 

動画広告の種類

  • VAST (Video Ad Serving Template) :動画広告配信テンプレート

VASTとは、動画広告の再生方法や再生時間などに関する一連の指示が入ったコードです。動画プレーヤーに再生の指示を出したり、広告がクリックされたらどのURLに遷移させるかといった、広告の仕様を決めるものです。 VAST広告はウェブ、デバイス上、アプリ内で機能します。
 

  • VMAP (Video Multiple Ad Playlist)

VMAPはVAST広告の再生リストです。広告をコンテンツのどの位置で再生させるかや、再生する順序(プレロール、ミッドロール、ポストロール)を動画プレーヤーに指示します。
 

  • VPAID (Video Player Ad-Serving Interface Definition)

VPAIDはJavaScriptが使用できる広告配信形式のフォーマットで、広告主はインタラクティブ機能とビューアビリティを計測できます。 VPAIDはデスクトップとモバイル向け Web サイトで公式にサポートされていますが、モバイルでは問題になることが多く、アプリ内ではサポートされていません。

 

プラットフォームを理解する

広告を出稿したい人が動画広告を始めるには、まずデスクトップとモバイルのどこに掲載されるかを確かめることが最初のステップです。動画広告配信には高速で安定した通信速度が必要です。モバイルの限られた回線では問題を起こす可能性があります。さらに、動画広告の再生リストやトラッキング、インプレッションの表示、視聴データの測定にもデータの送受信が発生するため、弱い通信環境では読み込みエラーの原因になります。

 

アドサーバーを選ぶ

広告の配信サーバーは複数あります。 GoogleのAd Manager(以前のDFP)が一般的ですが、他にも、SpringServe、SpotX、Freewheelもあります。広告出稿者は使いやすさ、収益モデル(インプレッション数ごとの課金なのか、契約制なのか)、そして独自の機能などを検討した上で、最適なサーバーを選択します。おそらく、最も重要な要素はサポートです。アドサーバーに問題が発生した場合、広告は配信されず、経費だけがかかります。サポートと連絡が取れて、問題を解決することが早いほど、失うお金が少なくなります。

 

直接販売広告 VS プログラマティック広告

直接販売広告では、広告出稿者の社内チームが広告営業者と直接交渉と契約します。このモデルを使用すると、広告出稿者は、表示されるインプレッション数、クリエイティブの外観、および支払い金額を事前に正確に把握できます。

プログラマティック広告は、広告主がインプレッションに対して入札し、最高入札額が勝つ自動オークションです。広告営業チームは関与していません。アドサーバーが設定され広告枠に接続されると、広告運用チームが残りの作業を行います。欠点としては、掲載率、広告のコンテンツや品質、入札単価について保証がないことです。

ほとんどの広告出稿者は両方のアプローチを組み合わせています。直接販売広告でできるだけ多くの広告枠を確保し、残りの広告枠をプログラマティック広告でカバーするようにしています。

 

広告ブロッカーとサーバーサイド広告挿入(SSAI)

広告ブロッカーは、動画コンテンツ内のVAST広告とVPAID広告を検出し、視聴者からそれらをブロックします。これによって、広告出稿者の収入は減少してしまいます。 SSAIでは広告と動画コンテンツをつなぎ合わせて1つのコンテンツとして配信します。こうすることで、動画のバッファリングを削減し視聴者エクスペリエンスを向上させることに加えて、広告ブロッカーを回避することができるようになり、広告出稿者の収益を上げることもできます。

 

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