見栄えのする動画の撮り方」シリーズでは、自宅やオフィスで簡単に動画を撮影するためのポイントを解説。全8回にわたってワンポイントアドバイスをお届けします。
第5回のテーマは「衣服」。
出演者が着用する衣装は、見る人の印象を左右する重要な要素です。今回は、衣装選びで気をつけたい3つのポイントをご紹介します。
この記事の内容は、このビデオでも説明されている。
1. The basics are plain
撮影されるときに着るなら、清潔感があり、メッセージ性の強くないシンプルで地味なものがいい。唯一気をつけたいのは、グリーンスクリーンの前で緑色の服を着ないこと。

2. Points to note when wearing patterned clothes
柄が大きければ問題はないが、ヘリンボーンや細いストライプなどの細かい柄は着ないほうがいい。モアレ効果」を引き起こすからだ。
モアレ効果とは、カメラが細かい模様を認識したときに起こる目の錯覚のこと。アナウンサーのジャケットが波打って見えるのを経験したことがあるだろう。あれがモアレ効果です。
撮った後で気づいたとしても、気にする価値はない。また、ライティングの話をしたエピソードでミスがあった。

3. Bottom wear
バストアップの撮影では、ボトムは履き心地のいいものなら何でもいい。プロの俳優でも、この種の撮影ではスリッパを履きます。楽な格好でリラックスして撮影に臨みましょう。

魅力的なビデオを作るには、衣装選びも重要です。今回ご紹介したちょっとしたポイントを押さえて、見やすい動画を撮影してください。