特別な機材がなくても、ライティングを意識しよう。「映える動画の撮り方」 Episode 3

自宅やオフィスで手軽に動画を撮影するためのポイントを解説する「映える動画の撮り方」シリーズ。全8回に渡ってワンポイントアドバイスをお届けします。
第3回のテーマは「ライティング」です。
今回の記事の内容は、こちらの動画でも説明しています。
1)太陽光
実は、もっとも優れた照明は太陽光です。
ポイントは窓の近くで撮影すること。窓に向かい合うか、窓を自分の左右どちらかにするとよいでしょう。
ただし、窓を背にしてしまうと、逆光になって顔が暗くなるので注意しましょう。
2)リングライト
最近ではリングライトが人気です。「女優ライト」と呼ばれることもあり、インフルエンサーもよく使用しているようです。
リングライトは顔全体を明るくきれいに照らすため、影ができにくいのが特徴です。
スタンドに取り付けて、リングの中央にカメラを設置するだけできれいに撮影できます。
リモートワークの普及の影響もあって、比較的安価に入手できるはずです。
3)パネルライト
パネルライトはリングライトと異なり、さまざまな場所に設置することができます。
被写体だけではなく背景に照明を当てたいときなどに効果的です。
こちらも安価で手に入ります。
4)光を和らげる素材
光にはソフトライトとハードライトがあります。
ソフトライトは魅力的で心地よい印象を、ハードライトは印象的で強い印象をもたらします。居間や寝室の明かりをイメージしてください。それがソフトライトです。
柔らかい照明のほうが好まれます。
半透明の白いプラスチックなどで、光の強さを減衰させてみましょう。
照明機材の「ソフトボックス」や、シャワーカーテンの生地などが活用できます。ビニール傘も試してみる価値がありそうです。
いろいろな照明機材が販売されているので、どれを選んだらいいのか迷ってしまうかもしれませんが、特別な機材を用意しなくても魅力的なライティングは実現できます。まずは手軽なところから試してみてください。
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