参加者と一緒に作り上げる観客との交流ツール「ピジョンホールライブ」とは?

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スクリーンを介して会話するオンライン・イベントでは、話し手が参加者の反応を見づらいという問題がある。また、参加者が一方向の映像を見ているだけでは、集中力を維持することが難しい場合もあります。しかし、[Pigeonhole Live](https://pigeonholelive.com/)を利用することで、オンラインイベントでも簡単に双方向コミュニケーションを実現することが可能になります。今回は、一方的な配信ではなく、参加者のリアルタイムのリアクションを取り入れながらオンラインイベントを開催できるサービス「Pigeonhole Live」をご紹介します。オンラインイベントにおける参加者との双方向コミュニケーションについては、[本記事](https://www.brightcove.com/ja/resources/blog/thorough_understanding_of_virtual_events_3)をご参照ください。

## 1.ピジョンホールライブとは?

Pigeonhole Liveは、シンガポールに本社を置くPigeonLab Pte Ltdが提供するクラウドサービスです。大規模なイベントにおいて、オンライン・オフラインを問わず、登壇者と参加者の双方向コミュニケーションを可能にする。また、P&G、キヤノン、デル、ファイザー、シティグループなど、世界中の様々な業種の企業で利用されている。

*サービス利用企業はPigeonLab Pte Ltd.のウェブサイトより抜粋。

オンラインイベントの場合、使用方法は簡単です。メインコンテンツであるビデオプレーヤーの横に設置して使用します。

このビデオプレーヤーの横のスペースから、参加者が質問を投稿したり、用意された複数選択肢の回答に対して投票したりすることができる。これらの機能を利用することで、用意されたプレゼン資料をもとに話すだけでなく、参加者のリアルタイムの反応を取り入れた、よりインタラクティブなプレゼンにすることができる。また、参加者は質問を投稿するだけでなく、用意された投票ボタンをクリックすることで、お互いの投稿に共感を示すことができます。

ピジョンホールライブの特徴は、参加者がワンクリックで自分の興味や意見を表明できることで、単調になりがちなオンラインイベントにインタラクティブ性を持たせている。これにより、参加者はネット上でイベントを見るだけでなく、積極的に参加することができる。

## 2.参加者の投稿と投票結果を画面に表示する

参加者の投稿や投票結果は、管理者ページで一覧表示できるほか、投票結果をグラフで視覚的に確認することもできる。

また、参加者からの質問を司会者が回答する際にスクリーンに表示することも可能で、どの質問に回答しているのかが一目瞭然になる。

コントロールスクリーンには、プロジェクター投影用のスクリーンと司会者用のスクリーンが独立しており、参加者から収集した情報を数クリックでスクリーンに表示できる機能を備えています。ピジョンホールライブの特長は、主催者が発表中の参加者とのコミュニケーション(双方向性)を促進することを前提に設計されたサービスであることです。そのため、オンラインイベントだけでなく、オフラインイベントでも十分に活用できる機能を備えています。

## 3.参加者はアカウント登録なしで利用可能

ピジョンホールライブを利用する際、参加者はアカウント登録の必要はありません。主な利用方法は3つあります。

- ビデオ視聴ページでプレーヤーの隣に表示されるコントロールパネルを使用する(上のスクリーンショットを参照)

- ピジョンホールライブのURLに直接アクセス

- ピジョンホールライブのウェブサイトに、主催者から事前に通知されたID(パスコード)を入力してください。

オンラインイベントにおいて、参加者からより多くの質問や投票などのリアクションを得るためには、機能がシンプルでわかりやすく、操作性に優れていることが重要です。ピジョンホールライブ」は、管理者機能が充実しているだけでなく、参加者が直感的に操作できるわかりやすいインターフェースを実現しています。また、イベント主催者は、参加者の質問や投稿を管理画面に表示する際、名前を表示するかしないかを選択することができます。

## 4.イベントのアジェンダを準備し、ピジョンホールライブと共有する。

オンラインイベントを開催する際には、イベント内容や登壇者情報など、イベントを紹介するページを用意する必要があります。ピジョンホールライブでは、セッションの時間や内容、登壇者情報などを盛り込んだコンテンツを作成することも可能です。作成したページはURLを使って共有できるほか、動画プレーヤーの横にiframeを使ってチャットやQ&Aコンテンツと一緒に埋め込むこともできます。また、背景画像や色の設定、ロゴの追加など、企業やブランドに合わせてデザインをカスタマイズすることも可能です。すべてをゼロから作成するのではなく、テンプレートに従って自分で用意することができるので、準備はほとんど必要ありません。

## 5.イベント終了後、視聴者の反応をデータ化し、PDCAサイクルを回す

視聴者からの回答は、オンラインイベントを評価するだけでなく、次回のイベントをより良いものにするための貴重な資料となります。一般的には、応募者数、実際の参加者数、アンケート回答数、商談数などの定量的な数値が、開催したオンラインイベントの主な評価軸となります。しかし、ピジョンホールライブでは、これらの情報に加え、オンラインイベント終了後も、質問や投票結果などを確認することができます。つまり、参加者数や質問数といった定量的なデータだけでなく、書き込まれたコメントや質問も確認できるのです。このようなフィードバックをもとに、次回のイベント内容を事前に設計することで、参加者にとってより有意義なオンラインイベントに改善することができます。

## 6.ピジョンホールライブ参加者を巻き込むステップアップ型オンラインイベントを実現

今回は、Pigeonhole Liveで実現できることをご紹介しました。参加者の顔が見えるオフラインのイベントとは異なり、見えない参加者に没入感のあるコンテンツを提供できるかがオンラインイベントのポイントです。Pigeonhole Liveを活用すれば、インタラクティブ性を実現できるだけでなく、参加者のリアクションを適宜取り入れることで、オフラインイベントと同様に参加者との距離感を縮めることができます。

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