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By Zak Silvernail

Account Director at Brightcove

シドニーオペラハウスはどのようにレガシーのWebシステムから脱却し、パワフルな動画マーケティング戦略を構築したか?

Marketing

シドニーオペラハウスは、国際的なランドマークであるだけでなく、世界の中でも特に公演数の多い舞台芸術センターであり、オーストラリアでも有数の観光地です。年間820万人が訪れ、2000以上の公演が行われるこの建物は、建築家フランク・ゲーリー曰く「国全体のイメージを変える」ものとなりました。

しかし世界中にファンのネットワークが広がっていく中にあっても、オペラハウスは過去10年間、レガシーシステムを運用し続けてきました。すなわち、オンラインとマーケティングはこの素晴らしい建物に見合う役割を果たせずにいたのです。

2015年、オペラハウスは大規模なデジタル トランスフォメーション プロジェクトを開始しました。これにはウェブサイトのリニューアルとパブリッシングのワークフローの再設計も含まれており、動画を前面に押し出したコンテンツ戦略とマーケティング戦略を次のレベルへと引き上げるための基礎工事という位置づけでした。この大きな転換は、オペラハウスのデジタルステージを完全にブライトコーブと統合させて、その動画戦略とユーザー体験をまったく異なるものへと生まれ変わらせることにつながりました。

芸術のダイナミック・デュオ

 

動画マーケティングと芸術は、パワフルな組み合わせではありますが、多くの組織がまだようやく活用を始めたばかりです。

2015年にサイトのリニューアルとデジタル フットプリントの再構築を行うまでは、オペラハウスが10年間使っていたウェブサイトは動きが重く時代遅れで、動画などのコンテンツをうまく再生することもできませんでした。そのトランスフォメーションのプロセスとブライトコーブとの連携により、オペラハウスはより簡単に動画をパブリッシュし、また動画を刷新されたデジタル マーケティング戦略の一部としてより目立つ形でフィーチャーすることが可能になりました。

音楽ライブやお笑いライブ、コンサート、トークショーやツアーなど毎週40本の催し物と、多様な飲食体験が提供されるオペラハウスでは、マーケティングのチャンスは膨大でした。Brightcove Video Cloudとそのコンポーネントが動画のワークフロープロセスを簡略化し、コンテンツのルックアンドフィールを大きく向上させました。そしてエンゲージメントを新たなレベルへと引き上げました。ブライトコーブを活用することで、オペラハウスは世界中のオーディエンスにリーチし、文化と言語の障壁を超えるための動画を介したより多くの試みを可能にしたのです。以下はその例です。

● ヒーロー動画 ― ヒーロー動画は、オペラハウスの現在のテーマのショーピースであり、ウェブサイト内の探索に誘いそれを後押しするためのビジュアルモンタージュとして使用されるものです。ダイナミックな背景はビジュアルキューのより豊かな体験を可能にし、結果的にエンゲージメントと発見を増加させることにつながります。

● イベント プロモーション ― 動画はオペラハウスにとってはエンゲージメントのための媒体となります。ティザー動画と動画クリップが地元の定期公演や特別イベントを宣伝します。オペラハウスのチームはブライトコーブの解析機能を用いて動画のリーチや有効性をより詳しく理解することができるようになりました。

● ワークフローの改善 ― オペラハウスの新たなAdobe Content Management Systemは、Adobe Experience Manager Connectorを利用してブライトコーブと完全に統合されています。このより深化した統合により、膨大な動画ライブラリの管理を改善し、ワークフローを簡素化して動画のパブリッシングを加速させました。

オペラハウスのデジタル未来を構築する

 

デジタル トランスフォメーションが滞りなく進んでいる今、オペラハウスでは将来を見据えています。カレンダーは様々なイベントや体験でいっぱいですから、魅力的なストーリーをオーストラリアの有名なランドマークから直接強力に発信するための動画を制作するインスピレーションは無限大です。

オペラハウスのチームは、積極的に動画マーケティング戦略を拡大し、より夢中にさせる顧客体験と、デジタル及び実際の来場者双方のトラフィックの増加を図ろうとしています。ブライトコーブでは、オペラハウスと今後も協力し、ダイナミックなデジタル体験の提供と、世界のステージにいる何百万人ものファンと来場者をエンゲージしていく新たな手段を模索していきます。


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