ワコールが直面する映像経営の課題とブランディングの課題

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2018年11月7日(水)、株式会社宣伝会議様主催の最新動画マーケティング事例セミナーにて、ブライトコーブユーザーの株式会社ワコール様とパネルディスカッションを行いました。

モデレーターは月刊『宣伝会議』編集長の谷口悠氏、パネリストは株式会社ワコール広報宣伝部Web CRM企画課の川勝和美氏、ブライトコーブ副社長日本営業本部長の北庄司氏。

ワコールのマーケティング課題として、インナーは購入頻度が低いため、顧客とのコミュニケーション接点に課題があると川勝さんは言う。購入時だけでなく、普段からブランドを知ってもらうためのタッチポイントを増やすことを目的にマーケティングを行っている。

その一環として、広報宣伝部では10年ほど前からウェブ上の動画を活用するようになった。しかし、社内サーバーの容量が小さく、情報システム部門から指摘を受けたため、社内サーバーに負担をかけないようにYouTubeを使い始めた。

しかし、時が経つにつれ、動画管理のワークフローは複雑化していった。動画の数や種類が増え、関連する部署や制作会社が増え、公開するソーシャルメディアも増えていった。

YouTubeのアカウントは権限設定ができないため、社内の複数の人間や複数の制作会社が同じアカウントにログインして複数の動画をアップロードし、情報を編集していた。また、各アカウントの管理担当者がSNSに動画をアップロードするため、掲載期限はおろか、広報宣伝部が全体の内容を把握することはまったく不可能だった。そのため、ようやく動画管理のワークフローを改善する必要性が出てきた。

そこでワコールは、ブライトコーブのコンテンツ管理ツール「Video Cloud」(https://www.brightcove.com/ja/products/player/)を導入し、動画コンテンツとSNSアカウントの一元管理を開始した。動画クラウドでは、動画のアップロードのみ可能なユーザーと、動画の公開・削除も可能なユーザーがいるように権限を設定できるため、制作会社にアップロード権限のみを与えることができ、制作会社のリスクヘッジにもなった。また、動画の公開期間終了を自動的に設定できる機能により、手動で動画を削除する作業も軽減された。そのため、年末年始や休暇中にホームページを修正する必要がなくなり、人為的ミスの原因もなくなった。また、「Video Cloud」の分析機能では、YouTubeとFacebookでの動画の見られ方の違いを比較することができるので、投稿だけでなくマーケティングにも活用することができます。

Video Cloud導入の副次的な効果として、動画付きのランディングページを自社で作成することもできました。動画制作の予算はあるが、ページ制作の予算がない......」という要望が各部署から上がってきたとき、Video Cloudの動画ポータル作成機能のおかげで、コードを書くことなく自社でオウンドメディアを作成することができました。今では外注することなく、Web サイト担当者の川勝氏一人でランディングページを量産できるようになり、これまで保管場所がなかった営業スタッフ向けの教育用動画も社内向けに公開できるようになった。スマートフォンで閲覧できるセキュアなポータルサイトも自力で完成させた。

Video Cloud のアナリティクス機能を使って、社内外に公開しているコンテンツの視聴完了率(動画が最後まで視聴された割合)をチェックし、動画のどの部分がスキップされているか、どの時点で視聴者が離脱しているかなどを確認することができました。完了率から得られた有意義なインサイトを、コンテンツ制作の改善に役立てることができました。

広告を使えばいくらでも再生回数を買うことができるが、同社は再生回数よりも完走率の向上を目指し、ブランディングに力を入れ続けている。

![](https://img.brightcove.com/cms-uploads/3f4d7768-b30e-4855-af09-73d9702e13b4)

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