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By Stewart Glass

Senior Product Manager for the Native Player SDKs and Catalog APIs at Brightcove

新次元のコンテンツ:ブライトコーブのNative Player SDKと360度動画

Tech Talk

ブライトコーブは、パブリッシャーによるオーディエンスとの関わりをサポートするために、イノベーションとクリエイティビティーに富んだ刺激的な業界で働くチャンスに恵まれています。過去一年間にわたり、私たちはこのエネルギーが新しいメディアに向かっていくのを目にしてきました。360度コンテンツです。それはスポーツ、旅行、不動産、エンターテインメントなど、あらゆる種類のコンテンツのインタラクションを推進する、エキサイティングな体験です。

新しいVideo Cloudのインテグレーションが揃った今、皆さんも簡単に360度の体験をネイティブのiOSおよびAndroidアプリケーションで利用できるようになりました。

360度動画を開始する

360度の体験を提供するために必要な最初のステップは、言うまでもなく、外の世界に出てコンテンツを制作することです。本稿でご紹介する動画は、すべてリコーのTheta Sを使用した私自身の実験に基づいて制作されたものです。ですが、どのハードウェアを選ぶかに関わらず重要なことは、あなたは今、視聴者の注目を継続的に集められる高画質動画を利用できるようになっているという事実です。

具体的に説明すると、私のレコーダーには、デバイスの両側で動画範囲を捉える2台のカメラが使用されています。これで生成されるMP4を直接再生すると、カメラの入力に対応したコンテンツの二種類の「フィッシュアイ」ビューを得られます。

ご使用になられているデバイスは、フィッシュアイソースを生成しないかもしれません。ですが、それでも問題ありません。重要なのは次のステップです。この中間ソースを、後にクライアントサイドのプレーヤーで使用できる、一般に広く認められている360度動画フォーマットに変換しなければなりません。したがって、弊社は現行基準であるエクイレクタングラーフォーマットを推奨いたします。私のケースでは、リコーが提供するアプリケーションが、この変換を実行してくれます。最終的には次のようなものが得られます。

エクイレクタングラーフォーマットは、レクタングラー領域に合わせてマッピングされた単なる360度動画の全体です。少しの愛と多くのコードの魔法により、クライアントサイドのプレーヤーは、このストリームを解釈して、希望する360度体験を提供できるようになります。

ブライトコーブへのアップロード

消費者が360度動画を視聴する際、任意の時点における実際の動画の一部しか見ていません。

360度動画

したがって、高解像度のレンディションのみを使用すべきです。弊社は、デフォルトの「single-bitrate-high」インジェストプロフィールである、できるだけ最高レベルのレンディション設定を選択してアップロードすることを推奨いたします。高ビットレートを強要したいかはさておき、360度コンテンツとその他の動画のVideo Cloudへのインジェストに違いはありません。

コンテンツをインジェストしたら、Video Cloud Studioを使って360度動画としてマークする必要があります。もしくは、このプロセスを自動化したい場合は、映像プロパティーを「エクイレクタングラー」に設定して、CMS API動画更新リクエストによりこれを実行します。このメタデータは、コンテンツを継続的に追跡するのに役立つだけでなく、ブライトコーブのプレーヤーに要求されている再生コンテンツの処理方法を伝える助けにもなります。

360度動画のレンダリング

クラウドに360度コンテンツがあれば、世界中の視聴者をつかむ準備はできています。ところが、クライアントサイドに適切なテクノロジーがない場合、上記のようなエクイレクタングラーフォーマットが残ります。

iOSおよびAndroid用のBrightcove Native Player SDKがアップグレードされ、360度動画のVideo Cloudからの戻りを自動的に検出できるようになりました。また、コンテンツを他の場所にホストする場合は、入力ソースが360度動画であることを弊社に伝えていただければ、適切な取り扱い方法が分かります。いずれのケースも、SDKですぐに使えるユーザーインターフェースが提供されているので、視聴者が今求めている3つのモードのすべてで、360度コンテンツを楽しむことができます。

タッチトラッキングジャイロトラッキングスプリットスクリーンVR
タッチトラッキングジャイロトラッキングスプリットスクリーンVR

コンテンツをナビゲートするには、ユーザーは、指でドラッグしたり、デバイスを傾けたり、ボタンスイッチを押してGoogle CardboardなどのVRヘッドセットをサポートするスプリットスクリーンモードにしたりします。

弊社は文書作成の一環として、あらゆるインテグレーションプロセスをさらに簡単にするためのサンプルアプリケーションを提供するように努めています。これらの機能があなたにどう役に立つのか、その方法をご紹介する無料のデモについて、iOSおよびAndroidのオープンソースのサンプルアプリをご認ください!

皆さんがこのような新しい機能と、柔軟なブライトコーブのNative Player SDKを組み合わせてどのような体験を提供してくださるのか、とても楽しみにしています。詳細について弊社のサポート文書をご確認いただき、是非始めてみてください。


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