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By Brightcove K.K. Marketing

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オンラインイベントにおける『収益化』の方法

Virtual Events

イベントで収益を得る必要がある場合、オンラインイベントではどのような方法があるのでしょうか。それは、オフラインイベントと同様に、「参加者に対する課金」「広告のスポンサー費用」の2つがメインとなります。この記事では、その2つの方法におけるオンラインイベントならではのポイントを紹介します。企画するイベントの特性に合わせて、参考にしてください。

目次

①オンラインイベントにおける様々な課金方法
②オンラインイベントにおける広告スポンサー費用の種類
③参加者の視聴データはオンラインイベントならでは付加価値
④オンラインイベント独自のデータ活用で新たな価値を生み出す

①オンラインイベントにおける様々な課金方法

イベントの有料化は最もイメージしやすい収益化の方法でしょう。イベント申し込み時に参加費を課金する方法です。オンラインイベントの課金モデルでは、セッションの構成によってマネタイズに柔軟性をもたせることが可能です。特に注目度の高い、もしくは需要の高いセッションのみ課金とする方法や、複数のプランを用意してプランごとに参加できるセッションの数を変える手法などがあります。また、セッションの種別によってトラックを整理し、トラックごとに課金できるモデルなども考えられます。

②オンラインイベントにおける広告スポンサー費用の種類

「広告スポンサー費用」はオンラインイベントページ内の広告枠を、広告スポンサー企業に提供することで収益化する方法です。主に以下4つが、収益化の方法として一般的なものです。

   (1)イベント全体の広告スポンサー枠

   (2)特定のセッションの広告スポンサー枠

   (3)セッション登壇枠

   (4)イベント中、またはセッション前後の広告スポンサー枠

それぞれ独立した選択肢として扱うこともできますが、一般的には、(1)と(3)や(3)と(4)というように、登壇枠に別の選択肢を組み合わせる方法が多く採用されています。

(1)は、広告スポンサー企業の露出を最大化できる広告枠です。オンラインイベントにおける会場であるWebサイトは、参加者がかならず一度は訪問する場所です。そこにロゴを掲載するメリットは広告スポンサーに理解されやすいでしょう。広告枠に「Gold」「Silver」「Bronze」といったランクを設け、広告効果のレベル(時間帯やセッション)に応じて販売します。イベント名に社名やサービス名を掲載するような方法も考えられるでしょう(例:Sponsored by ....)。

(2)は、指定したセッションが配信されるWebサイト(動画プレーヤーの上下や中など)で、視聴者の視界に入る場所に広告スポンサー企業のロゴ掲載するメニューです。スポンサーが、自社の製品やサービスと親和性の高いセッションをピンポイントで選択できる広告枠を用意して、スポンサーがより効果的に露出できるメリットを提供します。

(3)は、イベントのセッション枠そのものを販売する方法です。セッション枠を購入した広告スポンサー企業が、セッションの内容を自由にコーディネートし参加者に提供することができます。スポンサーにとって、自社製品やサービスに直接つながるような事例やトレンド、ノウハウをプレゼンすることができるため、参加者に伝えたいメッセージをしっかり届けられるメリットがあります。

(4)は本編の開始前に広告スポンサー企業の概要や、サービスの紹介動画などを、CMのように配信することができる広告枠です。特に注目されるセッションの開始前は、多くの視聴者が待機している状態のため、認知を向上させる効果があります。

③参加者の視聴データはオンラインイベントならでは付加価値

オンラインイベントとオフラインイベントの一番の違いは、取得することができる様々な「データ」です。同じリード情報でも、そのコンテンツを視聴したかどうかだけではなく、どの程度の時間視聴したかというデータを得ることができます。このデータは、主催者のみならず、広告スポンサー企業にとっても有用な付加価値として映るでしょう。(データの種類については、「オンラインイベントの成否を握る『データ』と『アフターフォロー』」を参考にしてください)

具体的には、データをどのように収益化できるのでしょうか。データは、そのものを単体で販売するよりも、スポンサー費用の裏付けと考えたほうが良いでしょう。オンラインイベントの場合、参加者がどのセッションを、どの程度の時間視聴していたかを追跡することが可能です。もちろん、参加者はセッションを視聴しつつ他の作業をしていたり、席を離れたりという可能性は否定できません。ただ、参加者の興味関心の度合いは、ある程度視聴時間に比例すると考えることについて、一定の合理性はあるでしょう。視聴データから参加者の興味関心度合いを分析し、スポンサーにフィードバックすることは、オンラインならではの特徴と言えます。

④オンラインイベント独自のデータ活用で新たな価値を生み出す

オンラインイベントでは、広告スポンサー企業に提供することができる情報として、参加者の会社名や氏名といった従来の情報だけでなく、参加者が視聴したセッション、セッションごとの視聴完了率、離脱したタイミングなどの情報を付加価値として提供することができます。また、視聴前や視聴後に、オンラインイベントWebサイト内の、どのページに遷移したかなどの情報も提供することができるでしょう。スポンサーは、それらの情報をもとにリード対応の順位付けが可能になり、より適切なフォローにつなげることができるというメリットが生まれます。こうしたデータ活用は、オンラインイベントならではのものです。セッションの申込数、参加の有無といった従来の指標も重要ですが、オンラインイベントだからこそ取得できるデータを活用し、新たな価値を創造してください。

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