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社内動画コミュニケーションが企業をつなぐ

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動画は社内コミュニケーションにきわめて効果的であり、タイミングよく数秒で組織全体にメッセージを届けるための理想的な方法です。何より、社内コミュニケーションツールとしての動画は、社員のエンゲージメントを向上させるうえで欠かせないことが証明されています。実際、人事関連のコミュニケーション専門家の 54% は、社員が自分の属する組織に対して、動画コミュニケーションの提供を期待していると語っています。社員のエンゲージメントを向上させることができれば、以下のことが実現します。

社員エンゲージメントに動画を活用する利点

  1. 生産性と収益性の向上
  2. 離職や常習的な欠勤の減少
  3. 人間関係の向上とより強力なチーム形成

動画が企業のコミュニケーションツールとして優れている理由

動画は音、画像、動きを使って、私たち人間が好む方法でコミュニケーションをとったり学習したりできるように、ごく自然に語りかけてきます。人の意識や注目を集める力も大きく、社員が動画を視聴する確率は、メールや紙の文書、Web 記事を読む確率に比べ、75% も高くなります。動画は、従業員の連帯感や前向きな気持ちを高め、望ましい行動をとるように後押しするうえでも役立ちます。

それ以外に、社内コミュニケーションにおける動画の利点には、どのようなものがあるのでしょうか?

伝達のスピード:言葉で説明するには何段落(あるいは何ページ!)もかかる内容を、動画なら数秒あるいは数分で伝えられます。

時間の節約:同じページ上で全員が視聴でき、コストのかかる対面ミーティングや、長くて煩雑な電子メールのスレッドを無くすことができます。

容易なアクセス:動画はデスクトップパソコンからモバイルまで、さまざまなデバイスからアクセスでき、繰り返し再生できます。社員の 35% は、モバイル デバイスで動画コミュニケーションのストリーム配信を受信しています

社内コミュニケーションに効果がある動画のタイプ

重要なメッセージを伝え、人と人とのつながりを築き、オフィス間や社員間で一貫性を生み出すために、動画を活用しましょう。以下のタイプの動画を利用した社内コミュニケーションを検討してみてください。

会社の最新情報:インタビュー主体の動画は、変更や新しい決定事項をわかりやすく説明し、混乱を避けるための理想的なコミュニケーション方法になります。こうした動画は、会社の方向性や構造、戦略の変更を社員に伝え、決断について説明するものです。もちろん、その後に生じると考えられる疑問への答えを、先回りして伝えることもできます。

イベントの記録:イベント動画は、社員との前向きな関係を生み出し、士気を高めるのに役立ちます。表彰、チームでの外出、年次パーティーなどの社内イベントは、社員をひとつのコミュニティとしてまとめ上げるには最高の手段です。イベントの概要を短い動画にして保存しておけば、記憶に残る楽しい1日をよみがえらせることができます。

経営陣のメッセージ:CEOなどの経営陣による短い動画インタビューは、上層部と社員とのつながりを生み出します。会社の経営陣が発信する動画には、士気を高め、会社に対する忠誠心を呼び起こさせ、オープンな雰囲気を築く効果があります。最近の展開、業績の最新情報、チームの達成事項、イベントのニュース、新しいポリシー、市場の変化などに関して、経営陣のコメントを動画にすることを検討してみてください。

魅力的な示唆に富んだ形で社員とコミュニケーションをとれる方法をお探しですか? それなら、社内動画プログラムの利点は明らかです。社内動画コミュニケーションなら、時間とリソースを節約する一方で、全体的な理解を深め、より透明性の高い業務環境を生み出すことができます。始める準備ができたら、まずは「これは動画にできる?」と考えてみましょう。デスクに散らばるあらゆるメモ、経営陣から送られてきたあらゆる電子メール、社内ニュースレター――それは動画にできるでしょうか? 発想が生まれたら、伝えたいメッセージの種類を1つだけに絞って動画を制作します。動画チームを組織し、今後の予定をカレンダーにまとめ、動画に登場するスピーカーとリソースを確保しましょう。これを読んでいるあなたはもう、社員のエンゲージメントと満足度の向上に向けた道を歩みはじめています!