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マルチビットレートでのライブ配信

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(Professionalエディション以上でご利用頂けます)

Ustreamやニコニコ生放送など、ライブ配信を行えるプラットフォームが増えてきました。しかし、それらのプラットフォームでは、単一のビットレートでのライブ配信に限られたり、マルチビットレート配信でもユーザーが視聴ビットレートを手動で選択する必要があったりします。
Video Cloudのライブ配信では、複数の画角・ビットレートでライブ配信を行うことができ、さらに視聴者の環境に合わせてそれらのビットレートの中から最適な物を自動で選択するような配信が可能です。

マルチビットレートのライブ配信の概念図

概念的には以下のような形です。

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ライブ会場では、Flash Media Live Encoder等のライブ用エンコーダーを使い、複数の画角・ビットレートで映像データをCDNへ送出します。
プレイヤーは、それらの複数のレンディションのうち、最適な物を自動的に利用して再生を行います。

ライブエンコーダーの設定

Flash Media Live Encoderの場合、下図のような設定を行うと、複数の画角・ビットレートでデータのエンコードと送出が行われます。

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左側で、最大3種類までエンコードする画角・ビットレートを設定頂けます。
右側に、データ送信先の情報を記述します。『%i』が左側で指定した画角・ビットレートの1〜3に対応するため、『livestream_%i』と設定しておくと、実際には『livestream_1』『livestream_2』『livestream_3』にデータが送出されます。
(FMS URLなどのデータの送出先情報については、弊社サポートが発行した情報をご利用下さい)

Video Cloud Studioへのライブ情報の登録

上のライブをVideo Cloudプレイヤーで見るためには、その情報をVideo Cloud Studioに登録する必要があります。この作業は、Mediaモジュールのリモートアセットの作成機能で登録頂けます(Professionalエディション以上のみ)。
下図のように、Mediaモジュールで[動画の追加]-[リモートアセット]を選びます。出てきたダイアログに、上のライブエンコーダーに入力した情報を入力し、情報を登録します。

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ライブ配信機能に関する注意事項

Video Cloudでライブ配信を行う際の注意事項は以下の通りです。

  • ライブ会場での動画撮影やエンコード、及びデータの送出まではお客様作業となります。弊社にご依頼頂く場合、有償で承ります。
  • ライブ配信機能はVideo Cloud Professionalエディション以上でご利用頂けます。
  • ライブ配信のご利用にあたっては、初回のみ弊社サポートへ利用申請が必要となります。申請を受理後、5営業日程度でライブの情報を発行いたします。
  • 契約状況によっては、ライブ配信会場に固定IPアドレスが必要となることがあります。
  • ライブ配信はPCやandroidなどFlash Player環境のみの対応となります。iPhone / iPadなど非Flash Player搭載端末への配信は今後提供予定となっております。
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