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イントラネット動画:オンライン動画プラットフォームのプロバイダ選択におけるベストプラクティス

Brightcove News

こんな会話を交わしたことがあるという方、いらっしゃいませんか。

メアリー「このトレーニング ビデオを全社員が見られるようにしたいの。DVD にして郵送するっていう手は、もう無しだからね。」

ジョン「イントラネットの Web サーバに上げてみたんだけど、みんなが同時に見たようでクラッシュしたんだ。言うまでもないけど、プレーヤ選びやら、適切なフォーマットへの変換やら、メタデータ管理にどれだけ時間がかかったことか。動画を見るなら今やモバイル デバイスなのに、誰もモバイルで見られないっていうのも問題だ。」

メアリー「じゃあ YouTube はどうかしら。無料だし、使いやすいって言うし。」

ジョン「YouTube はダメだよ。動画の著作権を放棄することになるからね。パートナー企業の中にはその種のサイトをブロックしているところだってあるんだ。」

Brightcove Video Cloud をはじめとするオンライン動画プラットフォーム(OVP)を使えば、ジョンやメアリーが抱えているこうした問題をすべて解決することができます。

どんな仕組みなのか、お話ししましょう。すべてのコンテンツは、Video Cloud サーバ上でクラウド ホスティングされます。このサーバは高度なセキュリティを備え、トラフィックの急増や分散された場所への配信にも対応します。iOS や Android 搭載のモバイル デバイスへの配信が可能なプレーヤが提供されており、コンテンツの著作権も保護されます。

私自身、いくつかの企業や組織で社内動画戦略の立ち上げや実装のお手伝いをしたことがあります。トレーニング ビデオ、企業情報のアップデート、CEO メッセージ、他にもいろいろありました。そこで今回、イントラネット向けの Video Cloud 活用ガイドラインをご案内したいと思います。

いくつかのベスト プラクティスがありますので紹介しましょう。まず、社内向けに作成するコンテンツは、イントラネットの Web ページでしか視聴できないことをチェックしてください。Brightcove でホスティングする各動画のリンクが作成され、URL にアクセスするとその動画を視聴することができます。ただし、「ドメイン制限」と呼ばれる機能を使用することで、それを埋め込んだ Web ページにコンテンツをロックすることができます。こうすることで、そのページへのアクセス権のある人しか動画を再生できなくなります。これは最初に行わなければならない最も重要な作業です。Video Cloud 上での手順を以下の動画でチェックしてみましょう。


次に、標準の Video Cloud アカウントに含まれている全 18 種類のプレーヤ テンプレートには、コンソール上にソーシャル共有ツールが提供されています。動画が安易に共有されないように、プレーヤ設定ボックスのチェックマークを外すことができます。適切な動画設定方法は、こちらの動画でチェックしてください。


これら 2 つの点以外にも、様々な方法で視聴者に快適なエクスペリエンスを提供することができます。CEO メッセージや四半期ごとのアップデートなど、単一の動画に対しては、Chromeless Video Player か、提供されているその他のシングル動画プレーヤ テンプレートを使ってください。

複数の動画を特定の順番で再生しなければならないとか、別々のビジネス部門向けのトレーニング ビデオをのカテゴリ分けしなければならないなど、関連付けや管理をどうしたらいいのか迷うことがあるかもしれません。そんな方には、プレイリストやマルチ プレイリストをサポートするプレーヤを使って、コンテンツの整理をすることをお勧めします(例として、このテンプレートを参照してみてください)。Video Cloud アカウント内のメディア モジュールは、動画のアップロードと管理、コンテンツ整理のためのプレイリスト作成ツールを提供してくれます。

OVP があれば、社員が世界中のどこにいても社内向け動画を簡単に配信できます。他にも役に立つツールやベスト プラクティスがあれば、皆さんからもぜひ聞かせてくださいね。