導入事例

NEC はブライトコーブでお客様の動画視聴環境を最適化

NEC はブライトコーブでお客様の動画視聴環境を最適化
将来的には海外現地法人への展開も考えているため、ブライトコーブのグローバルでの導入実績や多言語対応も選択の理由になりました
Asako UchidaDigital Marketing Manager for NEC

より大きく、速く、強く: NEC は動画とともに前進する

1899 年の設立以来、NEC(日本電気株式会社)は急速に進化する情報技術の最前線にいます。 NEC は 1919 年に1号大形共電式市外交換機の国産化に成功し、そして 1924 年に無線事業に進出。1991 年には世界初の TFT カラー液晶ノートパソコンを発売しています。

NEC が新たな取り組みを開始した 2015 年には、同社の企業ブランドメッセージもその技術革新の近代化を伝えるものにあらためました。NEC は技術的な専門知識で評価されていましたが、高度なソーシャル インフラを構築する IT およびコミュニケーション リーダーとしての専門知識を、顧客やビジネス パートナーにより深く理解してほしいと考えました。ブライトコーブを採用することで、NEC は企業ブランドメッセージに沿ったデジタルプレゼンスを築きました。視聴者のユーザー エクスペリエンスが向上し、動画コンテンツの制作が増加しました。 

改善された VOD 体験により「Orchestrating a brighter world」

NEC は、"ベタープロダクツ・ベターサービス"、"イノベーションへの情熱"、"自助"、"共創"を新しいブランドメッセージが伝えるべき 4 つのグループバリューとして特定しました。これらの理想のもとに、同社はより持続可能な社会を構築するための技術、専門知識、アイデアを提供することに焦点を当てた新しいブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」を制作しました。

新しい企業メッセージを発表した NEC はデジタル マーケティング コミュニケーションに取り組み、新しいアイデンティティをすべてのオンライン メディア、特に動画に反映させるようにしました。それまで、同社は主にマーケティング、ブランディング、事業運営の目的で動画を使用していましたが、これはすでに成功しています。この新しいメッセージングと NEC のデジタル プレゼンスの完全な連携により、同社は「brighter world(より明るい世界)」を実現するために動画が活用できると認識していました。NEC のデジタル マーケティング チームは、ブランドを強化し、同社の新しいビジョンを効果的に伝えるための動画に注力しました。

「動画には相手の共感をスムーズに引き出せる特性があります」と語 るのは、NEC コーポレートサイトの企画・運営を担当する NEC マネジメントパートナー株式 会社 デジタルマーケティングセンター 主任の内田朝子氏です。「商 談の際に、お客様との間でゴールの共有がしやすくなったという評価が寄せられています。」

ブライトコーブは NEC のデジタル マーケティング ニーズに応える包括的なソリューションを提供

デジタル マーケティングのチームは大きく 4 つの課題を抱えていました。お客様の視聴環境の最適化、動画コンテンツ管理の効率化と品質向上、ファイル生成~配信までを自動化できるマルチデバイス対応、動画の利用状況の「見える化」です。NEC は、デジタル コンテンツのリーチを促進し、市場性の向上と全体的な顧客コンバージョンに役立つ動画の技術的側面に着目しました。特に、大量の動画コンテンツを効率的に管理し、マルチデバイスへの配信を自動化、誰でも簡単に操作できるシンプルなシステムを探していました。

それまで NEC では、CDN(コンテンツ デリバリー ネットワーク)上に MP4 ファイルを配 置していましたが、お客様の利便性の面からは課題があ りました。また、動画の再生回数や再生時間といった、具体的なお客様の利用状況も不明でした。それらの課題を解決したのがブライトコーブのプラットフォームです。ブライトコーブではシステム側で Web ブ ラウザーやタブレット、スマートフォンなど、それぞれのデバイスに最適化されたファイルを自動的に生成し、 配信まで行うことができるため、フレキシブルかつタイムリーな情報配信が可能になりました。プラットフォームは他言語もサポートしており、NEC は海外事業にも動画コンテンツを配信することができます。

「将来的には海外現地法人への展開も考えているため、ブライトコーブのグローバルでの導入 実績や多言語対応も選択の理由になりました」と内田氏。

運用面では、ブライトコーブの簡単で使いやすい機能により、再生回数、視聴時間、コンテンツ管理分析を含む透過的なユーザーの統計、解析データが得られました。—それは NEC がより影響力のあるマーケティング コンテンツを提供するために必要なものでした。

NEC の動画視聴者の完視聴率が 60% であることがアナリティクスにより判明

ブライトコーブを採用して以来、NEC の動画コンテンツは毎月 15 本程度のペースで増え続けています。以前は管理体制が統一されていませんでしたが、プラットフォームが完全に統合された結果、社内管理も容易になり、各事業部門による動画活用も大きく活性化されました。

「展示会のデモ動画を現地からそのままアップするなど、フレキシブルでタイムリーな情報配信も可能になりました。また字幕入れなどもサポートされているので、編集作業のコスト低減にも役立っています。」(内田氏)

導入による大きな成果が、コンテンツ視聴データの分析です。とりわけ、顧客の動画再生に関する行動分析は、貴重なデータと知見をもたらしています。

「動画を再生したユーザーの 60% は動画を最後まで視聴していることが分かりました。」と内田氏。「この他にも、メールを送付したユーザーからの視聴数が多いことや、動画閲覧者は、非閲覧者と比較してアクション率が高いといっ た事実も見えてきました。」

「お客様導入事例」動画のページ内位置による差異を探る AB テストが行われ、その結果、今後のデジタル マーケティングにおける動画活用についての重要なデータを得られたとも内田氏は明かします。

マーケティング活動をさらに拡大するためのデジタル戦略の立ち上げ

今後、NEC はデジタル マーケティングおよび分析の強化をテーマに掲げます。具体的な取り組みとして、マーケティング オートメーション モジュール Audience との連携により、動画を視聴したお客様の詳細な情報の可視化を行っていく予定です。

「データ分析の面では、動画の再生時間や離脱ポイントを分析したいです。」と展望を語る内田氏。「より質の高い動画コンテンツの制作に生かし、デジタル マーケティングの生産性を高めていきたいと考えています。」