ブライトコーブのインサイト

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IBC 2016 のテーマとトレンド

IBC 2016 のテーマとトレンド

今年もまた、世界最大規模の放送とテクノロジーに関する会議、International Broadcast Conference(IBC)が開催されました。先日開かれたこの会議に訪れた参加者数は 56,000 人と、今回も過去最高を記録しました。このイベント(およびアメリカの NAB)は毎年、放送局や制作会社、サービスプロバイダーが各デバイスの視聴者にリーチする方法を形作る何百もの新製品、イノベーション、そして新たなトレンドをお披露目する場となっています。IBC 2016 で私が気づいたことを以下にご報告します。 広告:過去数カ月の間に OTT 動画配信に関する記事を何か読んでいれば、広告ブロッカーとそれが視聴者やストリームに与える影響について、おそらく耳にしたことがあるでしょう。

ブライトコーブは VOD で UKTV の視聴者および収益の増加を支援

ブライトコーブは VOD で UKTV の視聴者および収益の増加を支援

1992 年に BBC Enterprises 社などが設立した多チャンネル放送局 UKTV は、常に独創的な考え方を持ったブランドとしてその地位を確立してきました。他の放送ネットワークに先駆けることも度々あります。 テレビ市場への独自のアプローチとしては、10 チャンネルのうち半分は無料、半分は有料視聴登録が必要という配信方法にあります。広告料と視聴料を組み合わせた収入源こそが大きな成功をおさめた要因で、過去 2 年間で視聴者数を増加させ、20% の収益増加を達成する原動力となりました。 近ごろ、UKTV は従来の放送局という立場を超えてインターネット TV の世界にも進出し、UKTV Play ブランドで一連のビデオオンデマンド(VOD)の提供を始めました。

アジアにおけるオンライン動画の現状:上半期現状報告

アジアにおけるオンライン動画の現状:上半期現状報告

そろそろ終盤に差し掛かった 2016 年ですが、アジアのオンライン動画市場にとっては画期的な 1 年となっています。Netflix 社は CES でグローバル展開を発表し、誰をも驚かせました。各国でその地位を確立した事業者は、リニア型サービスとのパッケージングあるいはスタンドアローンとして次々にサービスを開始しています。iflix、HOOQ あるいは CatchPlay など Netflix に類似したサービスが、各地域でさまざまな話題を振りまいています。

Acorn TV が OTT 会員の 400% 増を達成した方法

Acorn TV が OTT 会員の 400% 増を達成した方法

競争が厳しさを増す OTT の世界において、ブライトコーブのお客様である Acorn TV は急成長を遂げている OTT サービスの 1 つとして、その地位を確立しています。Acorn TV はニッチな SVOD サービスで、高品質かつ綿密に厳選されたイギリスのミステリーやドラマコンテンツ(名探偵ポワロや刑事フォイルなど)を提供しています。先ごろ、同サービスは有料会員が 25 万人を超えたことを発表しましたが、これは過去 2 年間で 400% 増を達成したことになります。

OTT サービス成功のためのビジネスモデルの進化

OTT サービス成功のためのビジネスモデルの進化

先週開催された PLAY カンファレンスにおいて最も人気のあったセッションのひとつ、「成功する OTT サービス運営の方法」では、この分野のリーダー 3 人(RLJ Entertainment の CDO 兼 EVP of Operations である Titus Bicknell 氏、Stan の Head of Technology である John Hogan 氏, Cleeng の CEO で共同創業者でもある Gilles Domartini 氏)によるインサイトが中心でした。R

OTT サービスの成功は明確なコンテンツ戦略から

OTT サービスの成功は明確なコンテンツ戦略から

これまで、放送事業の成功の秘訣は、きわめてシンプルに「多くの視聴者を惹きつける面白いコンテンツを作り続けること」だったと言えます。 競争環境の変化。今の時代、これは口で言うほど易しいことではありません。テレビの新技術が登場するたびにコンテンツの制作と配信が容易になる一方で、提供されるチャンネル数も急増しており、その多くが特定の視聴者層に特化した番組になっています。 現在の OTT(over-the-top)動画技術はこの傾向をさらに加速し、OTTサービス事業者はテレビの持つ集客力とインターネットの進化・スケールメリットを組み合わることができるようになっています。その結果、ここ数年で数百に及ぶ OTT サービスが新たに提供されるようになりました。

動画と Facebook の Instant Articles

動画と Facebook の Instant Articles

先般の F8 において Facebook は「世界中のあらゆる規模の、そしてあらゆる場所に存在するすべてのパブリッシャーに Instant Articles プログラムを提供する」という発表を行いました(英文記事)。Instant Articles は、パブリッシャーがコンテンツを Facebook のモバイル アプリケーションで直接表示できる、モバイル パブリッシング フォーマットです。 モバイル デバイスでニュース コンテンツを閲覧する際、読み込みに時間がかかるという問題が増えていますが、Google の Accelerated Mobile Pages(AMP)と同様、Instant Articles もこの問題を解決しました。