独自のソーシャル動画戦略を立てる 5 つの方法

独自のソーシャル動画戦略を立てる 5 つの方法

あなたの会社の動画はどこで視聴されていますか? 動画を巡る状況は目まぐるしく変化しています。動画は 10 年前と同じ場所で視聴されているわけではありません。タブレットや携帯電話、スマート TV、飛行機などで視聴される動画が Web トラフィック統計の主役になり、より頻繁に視聴される場所が増えました。

ソーシャル ネットワークでもオンライン動画に注目が集まっています。YouTube ではいまや 13 億人以上のユーザーが 1 日に 50 億本もの動画を視聴し、Facebook では 5 億人超のユーザーが 1 日平均 80 億本もの動画を視聴。Twitter ユーザーの 82% は Twitter で動画コンテンツを視聴しています。ブライトコーブの調査によれば、ソーシャル ネットワークの利用者の間で動画の人気が高まっており、ソーシャル動画の視聴回数が増えたユーザーは全体の 67%、視聴した動画を判断材料にしているユーザーは 75% にのぼっているそうです。

これは企業にとって明らかに大きなチャンスですが、どんなチャンスにも試練がつきもの。ソーシャル動画にまつわる試練は、数多くのソーシャルアカウントにまたがるパブリッシング ワークフローをどのように効果的に管理するか、そしてこれら数多くのアカウントを横断する解析結果をどのように集約してパフォーマンスを把握するかという点です。投稿に必要な情報、管理に必要なメタデータ、ユーザー インターフェイス、ユーザーのパーミッション/アクセスレベル、解析指標はチャネルによって異なり、管理すべきものは多岐にわたります。

今回は、こうした試練を乗り越えて成功する方法をご紹介しましょう。

いま、習得すべき 5 つのソーシャル動画に関するベストプラクティス

1. オンライン動画コンテンツを整理する

ペースの速いソーシャル メディアについていくのは大変ですが、ときにはスピードを落としてきちんと整理する必要があります。計画を念頭に置きながら、自社のソーシャル動画の存在感を高めましょう。オーディエンスを見つけるためのソーシャル動画戦略を立て、それをスムーズに実行できるよう適切なツールを集めましょう。出発点として最も重要なのは、動画に最適なソーシャル ネットワークを見極めることです。

ソーシャル動画の投稿先が分かったら、各ソーシャルネットワークで目的別に複数のアカウントを作成すべきかどうかを考えましょう。例えば、グローバルに事業を展開する企業の多くは、主要な言語ごとに YouTube や Twitter のアカウントを作成しています。マーケティング用の Twitter アカウントとテクニカル サポート用の Twitter アカウントを分けている例もあります。こうすることで、作成する動画の種類と発行先が把握し易くなります。

2. スマートなソーシャル動画の消費のためにクリエイティブを最適化する

ソーシャル ネットワークによって動画の扱い方は違いますから、それに応じて成功を追求しなければなりません。例えば Facebook や Twitter のネイティブ動画プレーヤーは、フィード内でスクロールした動画を無音で自動再生します。その場合に重要なのは、再生が始まったらすぐ視覚的に注意を引き、オーディエンスをつなぎとめてスクロール ダウンさせないようにすることです。長いタイトル カードでコンテンツの開始を遅らせないこと、その代わり導入部には説得力のある映像を用いることも重要です。音を出さない(出せない)視聴者でも内容が理解できるよう、映像には必ずキャプションやテキストを入れてください。

3. ブランドのリーチを拡大し、ユーザー エクスペリエンスを向上する

ソーシャル ネットワーク上でネイティブ動画体験を実現していないのであれば、本当の意味でソーシャル動画を提供しているとは言えません。他の場所に格納されている動画へのリンクを貼るだけでは、もはや効果的ではありません。事実、こうした外部サイトからのリンクの多くは、実物がイメージしにくい見せ掛けのリンクとして表示されます。さて、ソーシャル メディア ネットワークではネイティブ動画ユーザーにどんなメリットがあるのでしょうか? Facebook はネイティブ動画プレーヤーからアップロードされた動画を自動再生し、そのアルゴリズムはネイティブにアップロードされた動画を優遇するため、フィード内で視聴される可能性が最も高くなります。Twitter では、ネイティブ プレーヤーでアップロードされた動画がサードパーティーのプレーヤーからアップロードされた動画に比べて 2.5 倍のリプライ、2.8 倍のリツイート、1.9 倍の「いいね」を獲得しています。ソーシャル ネットワークはネイティブ動画体験を優先し、モバイル デバイスから視聴・解析するための機能を充実させているため、それぞれのネイティブ プレーヤーを活用することが重要です。

4. チャネルごとの動画資産を最適化する

あなたの会社のオーディエンスは、さまざまなソーシャル メディア ネットワークでどんなコンテンツが視聴できるだろうかと期待しているはずです。ソーシャル メディア ネットワークごとにミッション ステートメントや編集方針を作成しましょう。(例えば、Facebook の動画は面白くて興味をそそるもの、Twitter の動画は製品や会社の最新ニュースを中心としたもの、YouTube の動画は教育的なものにするといった具合です)

オーディエンスの年齢層と性別、ソーシャル動画の消費嗜好(下記参照)を踏まえて、どのソーシャル サイトでも効果を上げるコンテンツを作成しましょう。好まれる動画の長さはソーシャル ネットワークによって異なります。誰もがソーシャル ネットワークを目的別に使い分けていますから、最適なソーシャル動画体験を演出するために、以下で推奨する長さを必ず守ってください。最後に、ソーシャル ネットワークへの投稿全般を上手に活用しましょう。説明や魅力的なテキスト、関連ページやトップページに戻るためのリンクを加えて、エンゲージメントをさらに向上させてください。

ソーシャル ネットワークの主なオーディエンス

Twitter のオーディエンス:18~29 歳の男性

Facebook のオーディエンス:18~29 歳、30~49 歳の女性

YouTube のオーディエンス:25~44 歳の男性

推奨するソーシャル動画の長さ

Twitter:30 秒以内

Facebook:15 秒以内

YouTube:2 分以内

5. チャネル横断的にソーシャル動画のパフォーマンスを測定する

動画の評価指標がなければ、ソーシャル動画のパフォーマンスをどうやって把握し、向上できるでしょうか? 昔ながらの方法を採っていれば、簡単なことではありません。例えば Facebook 上でブランドの認知度を高めたいなら、「いいね!」やシェア、総視聴回数をもとにうまくいっているかどうかを評価しなければなりません。次は Twitter で、動画の視聴回数をはじめ、「いいね」やリツイートの数もチェックします。最後に、ソーシャル メディアにおける自社サイトの参照回数を確認して、ソーシャル エンゲージメントが Web サイトのトラフィックや動画のエンゲージメント向上につながっているかどうかを判断します。ご覧のように、流動的な要素ばかりです。

実際、これからは自社の Web サイトやモバイル アプリの動画解析とソーシャル ネットワーク全般の動画解析を集約し、ソーシャル動画解析をレベルアップさせる必要があります。このトータルなアプローチなら、Web サイト上と多彩なソーシャル ネットワーク上とで同じ動画のパフォーマンスを比較することもできます。さらに、各ネットワーク上でさまざまなバージョンを解析し、テストし、成功パターンを繰り返していきましょう。

ソーシャル ネットワークがコンテンツやエンゲージメントの源になることは珍しくありません。各ネットワークは動画への投資を増やし、ますます高度化するアルゴリズムでフィードをさらにパーソナライズしています。無数のアクティブ・オーディエンスがあなたの動画コンテンツを待っているのです。ブライトコーブのソリューションを利用すれば、この機会を活かすのも簡単で楽しくなります。詳細が知りたい方は、Brightcove Social をぜひご覧ください。

各ソーシャルメディアネットワークに特化したベストプラクティスについては、マーケッターの方向けの下記シリーズがおすすめです。

ソーシャル動画のベストプラクティス:Twitter をビジネスに活用する方法

ソーシャル動画のベストプラクティス:Facebook の動画をビジネスに活用する方法