Flash の終焉に際した VPAID 対応

Flash の終焉に際した VPAID 対応

主なブラウザーはどれもデフォルト設定での Flash サポートを終了しようとしています。エコシステムは、どこからでもアクセスできる破壊的なオンライン エクスペリエンスとなるものにどう対応するのでしょうか? ユーザーはバラバラになったパズルのピースや、うっとうしいプラグインのプロンプトが表示されるようなサイトを見捨てるのでしょうか? パブリッシャーは Flash VPAID の広告ユニットが動作しないために大切な広告収入を失うのでしょうか? 広告主はクロススクリーン広告キャンペーンの展開に苦労するのでしょうか?

当社のお客様にとっては幸いなことに、ブライトコーブは Flash を利用しない Web のさまざまな利点(そのいくつかをこちらでご紹介しています)を認め、2 年以上前から Flash の終焉に備えて準備を進めてきました。当社の Web プレーヤーは、どの主要ブラウザーでも Flash を利用せずに HLS 動画を再生しますし、HTML5 VPAID 広告ユニットの再生にも対応しています。つまり、お客様はいまや Flash に一切依存しない動画エクスペリエンスを提供できるわけです。まだ Flash に依存している方は、今こそ移行するべきです。

もっとも、一部のパブリッシャー、特に広告収入で運営しているコンテンツを持つパブリッシャーにとって、この移行は簡単なことではないでしょう。Flash がこれだけ長い間普及してきたのはエコシステムの一部として存在しているためですから、Flash から移行するには、さまざまな関係者がコンテンツのパフォーマンスやプラットフォームへのリーチ、セキュリティーの面でマイナス効果が生じることを理解した上で行動を起こさなければなりません。例えば、ブライトコーブの Web プレーヤーは HTML5 VPAID 広告の再生に対応していますが、提供できる HTML5 VPAID 広告がふんだんにあるわけではありません。実際、主な広告テクノロジー プラットフォームの話によれば、HTML5 VPAID 広告は現時点で全体の 10% たらずで、パブリッシャーの多くは Flash VPAID に対応しないことによってフィルレートが下がるリスクを冒すべきか迷っているようです。

そもそも、HTML5 に移行する広告主やエージェンシーがもっと増えないのはなぜでしょうか? 理由はいくつもありますが、その一つは現行の広告クリエイティブ制作プロセスを変える、つまり JavaScript で記述したクリエイティブの制作を始めるためのリソースが不足しているからです。この課題を解決するために、サイズミックは、Ad Builder プラットフォームの一部として HTML5 VPAID 対応のオーサリングツールをリリースしました。このツールを利用すれば、インタラクティブ広告がコーディングなしで簡単に制作できます。

このツールは広告主やエージェンシー向けですが、これが利用できればパブリッシャーにとってもメリットがあるでしょう。パブリッシャー各社にはぜひ、サイズミックの最新ツールのようなソリューションを理解し、HTML5 VPAID への移行について広告主パートナーと対話を始めていただきたいです。また、以下のブライトコーブ プレーヤーをクリックして、サイズミックのツールの働きを確認し、インタラクティブなプレロール広告を体験してください。(字幕未対応ですので、あらかじめご了承ください。)