CES 2017 - ノイズのなかから卓越したテクノロジーを見出す

CES 2017 - ノイズのなかから卓越したテクノロジーを見出す

先日開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(Consumer Electronics Show:以下 CES)に足を運んだ人、もしくは既にそのまとめをチェックした人には詳しい説明は不要でしょう。4K、ドローン、タッチスクリーン冷蔵庫。これらはもちろんですが、なかにはタトゥーなどもありました(なんといってもベガスですから、4K タトゥーはネタになるでしょう)。先週ラスベガスで開催された 50 回目の CES には、175,000 人以上が来場しました。私のこの足の痛みと疲れ切った体はそれが特筆すべきものであったことの証明です。

CES は常に活気にあふれ、アクティブで、時にクレイジーなイベントです。シャキールが Snap 社の Spectacles をかけていると聞けばそれをチェックし、HGTV のJonathan Scott が VR グラスをかけている(これについての詳細は後程)と聞けばそちらもチェックします。この展示会では、どこを見ても、クールで、変わった、革新的な製品に圧倒されるばかり。道を歩いていると周囲の人がほとんど皆スマートフォンを見ながら歩いていて自分にぶつかりそうになると感じたことがありませんか? その 3 分の 1 が VR ゴーグルを着用している、それが CES 2017 なのです。

明確にさせておきたいのですが、この展示会で動画は決して脇役ではありません。ブログのタイトルにあるように、CES ですべきこと、CES 後に考えるべきことは、重要性の低い情報(ノイズ)を見極めて、時間と労力をかけるだけの価値ある卓越したイノベーションを見い出すことです(この展示会で毎年目にしているドローンについても皮肉らずにはいられません)。ドローンにとっても優れた動画技術は重要です。

動画は常に CES の主役

「動画マニアがまた言っている…」と思うかもしれません。でも考えてみてください。CES はこれまで常に、最新のテレビ、そしてその大きさと美しさについて取り上げてきました。しかし今では、私たちは、どんな VR グラス上でも、好みのデバイスのスクリーン上でも、素晴らしい動画体験を得ることができます。それが CES でお目見えしたばかりの 4K HDR TV にしろ、Best Buy で購入した真新しいタブレットにしろ、Roku Ultra 4K デバイスにしろ、こういった視聴体験全ての中心にあるのは動画です。動画がブライトコーブのビジネスの主役であり、私たちは、パートナーの皆様がコンテンツを効果的にこれらのスクリーンに映し出すことができるように日々努力しています。

さて、CES で耳にした注目すべき噂によると、今や 4K HDR が標準であるとのこと。標準ではつまらないですから、今後は 8K の話をすべきかもしれません。でも、善良なるブログ読者の皆さん、ここは私を信じてください。私は新しいテクノロジーに目がありませんし、それを使って日々、素晴らしい体験をし、問題を解決しています。しかし、8K の流れはまだ少し早いというのが私の意見です。驚異的な動画体験に関して言うと、AVC と HEVC を使用した既存のインターネットによるコンテンツ配信(オーバーザトップビデオ)は最適化、分析、機械学習などによって鮮明かつ臨場感のあるコンテンツを提供することができると考えています。そして、それは費用的にも満足のいくものです。もちろん、だからと言って、この真新しい 8K について注目すべきではないとか、桁違いの驚異的な解像度を夢見るべきではないというわけではありません。しかし、一度深呼吸をして、今現在、使用可能な極めて優れた技術と、これから数年の間に計画しているものとの間に線引きをするべきです。ダイナミック配信とダイナミックパッケージングは、私たちが非常に力を入れている 2 つのコンセプトであり、私たちは、2017 年にこれらが顧客の皆様に大きな影響を与えることができると信じています。