Cirrus Media、動画でオンライン視聴率を 250% 増

Cirrus Media、動画でオンライン視聴率を 250% 増

メディア企業は長年にわたり、オーディエンスのエンゲージメントを高めてブランド認知度を高めるために、従来のチャンネルからオンラインへ、そしてソーシャルメディアやモバイルへと、新しい手法を導入してきました。何よりも、主要イベントの報道を増やしたいパブリッシャーにとっては、動画は絶対に欠かせないものになっています。

企業間取引(B2B)専門の出版やイベントを扱うオーストラリアの企業、Cirrus Media は、オーディエンスのエンゲージメントを促進するうえで、動画コンテンツの活用が重要であると気づきました。Cirrus Media は「Pharmacy News」を主要出版物のひとつとしており、Pharmacy Guild of Australia が毎年開催しているオーストラリア最大の製薬業界イベント、Australian Pharmacy Professional Conference(APP)などのイベントで動画制作を手がけてきた何年もの実績があります。そして、動画コンテンツの配信を迅速化し、かつ一斉に配信することで、最適なエンゲージメントを確保し、ROI を向上させたいと考えていました。

Cirrus Media のチームが求めていたのは、インタビューや基調講演の動画の制作、編集、アップロードのプロセスの効率化でした。それまでは数時間、場合によっては数日を要していた作業を、撮影からほとんど時間をおかずに完了できるようにする必要があったのです。

バックエンドプロセスの効率化により、エンゲージメントの優れたオンライン エクスペリエンスを実現

Cirrus Media は、APP に関する視聴者数とエンゲージメントを向上すべく、より多くの動画コンテンツをより迅速に配信する取り組みに着手しました。イベントの興奮が冷めないうちに動画を配信し、その盛り上がりを活用しようという狙いです。そこで Cirrus Media は、時間とコストのかかる面倒なプロセスの代わりにブライトコーブの Video Cloud ソリューションを導入し、動画を制作して配信するまでのワークフローを効率化することにしました。

その結果は驚異的なものでした。全 3 日間のイベント期間中の動画視聴数が、前年に比べて 250% も上昇しました。さらに、APP 初日だけ見ると、視聴数はなんと 3200% も上昇したのです。

それまではプロセス全体で数時間、場合によっては数日がかりだった動画コンテンツの制作と配信が、いまではわずか 10 分 で終わるようになりました。APP 閉幕の数日後に動画が公開されていた前年に比べると、これはきわめて大きな変化です。というのも、動画公開にそれだけの時間がかかると、イベントの興奮が冷めてしまい、ROI に悪影響を及ぼしかねないからです。

Cirrus Media は Brightcove Video Cloud とともに、放送業界にストリーミング ソリューションを提供している StreamZ のサービスも利用しています。大量のコンテンツを撮影し、時間をおかずにアップロードできるようにするためです。プロセスのほとんどは遠隔操作が可能なので、制作チーム全体を現場に派遣する必要が無く、コストが削減できました。

Brightcove Video Cloud は、中央ハブとして機能します。撮影班が編集前の動画を Video Cloud にアップロードしたら、チームのほかのメンバーがその動画にアクセスし、編集や承認、タグ付け、公開といった操作を行います。こうしたリモートサイトでの動画チームのコラボレーションにより、ソーシャルメディア チャンネルを含めた各種のプラットフォームにまたがって、簡単に動画を配信できるようになりました。

私たちはいま、「常にオンライン」の時代に生きています。イベント中のライブ動画や特別コンテンツがこれまで以上に求められる時代です。その成長著しい市場に食い込むべく、メディア各社は動画コンテンツの制作と配信を迅速かつ円滑に行うためのプロセス効率化に労力を注ぎ、視聴数とエンゲージメントの向上につなげています。イベント関連の動画コンテンツ管理の展望からは、今後も目が離せません。