TravelTech 2014 レポート

TravelTech 2014 レポート

旅行業界のトップ数百名が、10 月にシドニーの Sheraton on the Park Hotel で開催された TravelTech 2014 カンファレンスに集いました。そこで業界が直面している課題と、競争力を維持するために各社が行っている具体的な対策について、Flight Centre および Expedia などの業界最大手による講演がありました。

TravelTech 2014 で感じた主なトレンドを以下に紹介します。

モバイルという大きな波

通信や営業分野でモバイルの重要性が高まっていることは周知の事実です。TravelTech での講演では、モバイルに関連する取引の規模がどの程度大きくなっているのかを垣間見ることができました。トップ 20 位に入る旅行Webサイトを運営する Skyscanner は、同社の全トラフィックの 50% がモバイル デバイスからだと語っています。独自の専用旅行 Web サイトを立ち上げたばかりの Fairfax でも、タブレットやスマートフォンからの訪問者が全体の半分を占めています。

エクスペリエンスが何よりも大事

モバイル Web サイトではエクスペリエンスが特に重要です。Google が発表した統計データによると、モバイルで Web サイトを訪問した人の 47% は、2 秒以内にページが読み込まれることを期待しています。読み込みが1秒でも遅れると、潜在的な売上コンバージョンの 7% が失われる可能性があります。

これはコンテンツが一定の基準に達していなければならないことも示しています。モバイル エクスペリエンスの悪い Web サイトを訪れた人は即座に立ち去る可能性が高いため、営業機会が失われてしまいます。

目立つことも重要

消費者は旅行に関する膨大な情報を目にしています。航空会社、旅行会社、ホテル、情報提供会社のサイトを検索して次の旅行先を検討している人々が多数存在し、最大で 53 日もかけてたった 1 回の予約をすることもあるのです。

それでもシェア獲得を目論む各企業は、消費者の目にとまるように、目立つ Web サイトを作る必要があります。そのためには、お手頃な価格設定、オンライン パフォーマンス(検索マーケティングやソーシャル ネットワーキングによる)、動画のような魅力的なコンテンツを中心としたマーケティング戦略を立てることが非常に重要になります。

イノベーションとアクションの両方が必要

企業の競争力とマーケット シェア維持にはイノベーション(革新)が不可欠ですが、革新的な技術やビジネス プロセスを全社的に導入して、維持することも大切です。

Flight Centreの創設者兼 CEO である Graham Turner 氏は、TravelTech カンファレンスで、業界では一部の分野で成長が鈍化しているにもかかわらず、同社が 2 桁の伸びを継続的に達成していると語りました。これは Flight Centre が自社を技術企業ではなく、営業とマーケティング企業としてとらえているからだ、とも語りました。イノベーションは重要ですが、企業の効率と生産性向上に効果があってこそ真価を発揮します。

旅行業界での競争力維持について知りたい方、または動画を活用したマーケティングのスピードアップ方法について興味がある方はお問い合わせください。

また、Tourism Australia に関するケーススタディもご覧ください。同社はオンライン動画を効果的なコミュニケーション ツールとして使用し、競争の激しい旅行業界で旅行先としてオーストラリアを最大限アピールすることに成功しています。