マーケティングオートメーション: ソフトウェアの戦い~パートI – メインディッシュ

マーケティングオートメーション: ソフトウェアの戦い~パートI – メインディッシュ

デジタルマーケティングにとって面白い時代がやってきました。増加するマーケティングテクノロジーと拡大し続けているこのトレンドに魅了されている専門家や実践者の関心を集めています。その一人 Scott Brinker 氏は 6 年以上前からマーケティングテクノロジーに関するブログ記事を書いており、テクノロジー環境に関する記事ではマーケティングソフトウェア分野の活況ぶりが紹介されています。そして、この夏ボストンで初めて ChiefMarTec カンファレンスが開催されました。このホットなトピックには皆関心があり、Harvard Business Review の 7 月/ 8 月号では、New Marketing Organization の特集記事まで組まれています。Ultimate Marketing Machine(究極のマーケティングマシン)、Decision Driven Marketing(意思決定マーケティング)、Unlocking the Mysteries of Customer Relationships(カスタマーリレーションシップの謎を解く)といった記事の他に、The Rise of the Chief Marketing Technologist(チーフ マーケティングテクノロジストの台頭)と題した Brinker 氏自身による記事まで掲載されています。

私自身もブログやアナリストレポートを熟読し、マーケターと話をした中で、デジタルマーケターをターゲットとして熾烈な戦いが繰り広げられていることが明らかになりました。2014 ChiefMarTec landscape には 900 社以上の企業が含まれており、いずれも CMO が握っている予算を狙っています。ただし、どのマーケティングソフトウェアも同じではないという点は一目でわかります。Landscape を目にしたとき、レストランでメニューを見たときと同じような見方をしていることに気付きました。さしずめ、今日は飲み物はいらない、デザートを先に食べたくない、スープもほしくない、といったところでしょうか。ページをざっと眺めたら、食事の欄の中心に書かれたメインディッシュのほうに目をやります。

Maketing Automation: The Entree

デジタルマーケターにとって、マーケティングオートメーションがメインディッシュなのです。これこそ最新のマーケティングマシンの核となる部分で、潜在顧客の追跡、既存客への対応、クリエイティブなキャンペーン作りが重要です。マーケティングオートメーションプラットフォーム(MAP)分野の人気が高く、すぐに企業買収が成立し、ライセンス料が高く、切り替えコストもさらに高いのも当然かもしれません。オラクルは Eloqua を買収し、ExactTarget は Pardot を買収し(その後 Salesforce が買収)、IBM は Silverpop を買収しました。Marketo はかろうじて買収から逃れ、最新の『Sirius Decisions analysis of the MAP space(MAP 分野に関する Sirius Decisions の分析)』でも、他社に依存していないパワフルなリーダー企業としての地位を維持しています。巨大なエンタープライズソフトウェアベンダ間で戦いが繰り広げられていることは間違いなく、その中心にあるのがマーケティングオートメーションプラットフォームです。

テクノロジーの進化が非常に速いため、ソフトウェアとマーケターもそれに追い付く必要があります。現在最も成功しているマーケターは、順応性が高く、新しいテクノロジーを習得し、データ中心の意思決定ができるという共通点があります。そして現在最も成功しているソフトウェアにも同じことがいえます。マーケターが必要としているものを、できる限り効率よく得られるようにする必要があるからです。

このブログのパート II では、多くのマーケティングオートメーションソフトウェアで見過ごされている大きなビジネスチャンスについて触れたいと思います。