動画視聴のカギを握るライクサイクル エクスペリエンス

動画視聴のカギを握るライクサイクル エクスペリエンス

デザインは私がとりわけ魅力を感じているユーザー エクスペリエンス(UX)の側面の 1 つです。そしてデザインの観点から UX を検証してみることは、実に大きなメリットを企業にもたらします。というのも、デザインについて考えることで、イベントのライフサイクルを通して視聴者に本質的なエクスペリエンスを創り出す方法に対する理解が深まるからです。

動画を例に取りましょう。いかにコンテンツが優れていようとも、パブリッシャーがユーザー エクスペリエンスのデザイン的要素にしかるべき注意を払わなければ、ビジネスならびにマネタイゼーションの観点で、コンテンツが与える影響力は弱まります。

もう少し詳しく見ましょう。

長尺コンテンツの視聴には 3 つの大きな段階が存在します。

  1. 視聴者がコンテンツに興味や期待を抱く段階
  2. 実際にコンテンツを視聴する段階
  3. 終わった過去を振り返り、将来の同じようなエクスペリエンスに期待する段階

これらの3段階は味わうエクスペリエンスの形式が異なるものの、劇場での鑑賞だけでなく、オンラインでの動画視聴にも当てはまります。劇場での鑑賞は視聴時間が事前に選択されていることから、リーンバックのエクスペリエンスと密接に関わっており、一方オンラインでの視聴はリーンフォワードのエクスペリエンスと深い関係があります。

視聴者がオンラインの長尺コンテンツを見る際は、コンテンツがいつも事前に選択されているわけではありません。前述の 3 つの最初の段階では、視聴者自身が好みのジャンルを選ぶ場合もあれば、グループ、あるいは友人や家族から影響を受けることもあります。この最初の関心を惹く段階では、「デザイン」が特に重要な要素となります。自社の長尺コンテンツのマネタイゼーションを狙うコンテンツ プロバイダーやコンテンツ アグリゲーターは、この点に特に注意を払う必要があります。

ユーザーが興味ある関連性の高いコンテンツを見つけ出す局面においては、ユーザー インターフェイスが極めて重要な役割を果たします。大量の情報をきちんと整理することで、ユーザーは無関係のコンテンツで溢れた海をさまようことなく、希望するコンテンツにアクセスできます。

ライブ コンテンツを実際に視聴する段階においても、デザイン面での工夫が求められます。オンライン動画プレーヤーは視聴者が適切にコントロールできなければ価値が下がります。プレーヤーには標準的な「早送り・巻き戻し・一時停止・停止」機能が付いているだけで充分とよく言われます。しかし、サムネイル スクラビングやモバイル デバイスのインテグレーションが操作を複雑にしています。

特定のコンテンツ プロバイダーやコンテンツ アグリゲーターのユーザー エクスペリエンスは統一されていることを視聴者は望みます。しかしながら、スクリーンサイズやモバイルデバイスに搭載される OS の多様化を背景に、ユーザー インターフェイスのデザインは複雑化の一途を辿っています。加えて、長尺視聴には継続性が不可欠な要素でありながらも、プレーヤーの機能サポートは複雑さを増しています。

1つの動画視聴を完了すると大半は、ユーザーが別のコンテンツを選べたり、終了前に関連コンテンツを閲覧したりできるような仕組みになっています。このタイミングで視聴者に何を提供するのかを考えることは、レポジトリーに格納した全コンテンツ資産の継続的なマネタイゼーションを図るうえで欠かせない要素です。

ブライトコーブでは、コンサルティングやデザインをはじめ、ソフトウェア開発、システム・インテグレーションなどを手がけるチームを擁しており、これらの点を詳しく分析した上で、お客様ごとのニーズにあわせた包括的で革新的なユーザー エクスペリエンスの提供に取り組んでいます。弊社ではユーザーの視聴エクスペリエンスのマネタイゼーションを図りつつ、スマート TV やモバイル デバイス、デスクトップなど複数のスクリーンで視聴者にリーチする方法についてお客様に指南しています。

ユーザー エクスペリエンスに有効なデザインを改めて考えてみましょう。本件について、より詳しくお知りになりたい方こちらからお問い合わせください。