ライブ動画からソーシャルメディアへ:世界中のスポーツファンの目をクギづけにする方法

ライブ動画からソーシャルメディアへ:世界中のスポーツファンの目をクギづけにする方法

スポーツがあるところには自然と会話が起こります。友人とでも、はたまた見知らぬ人同士でも、直近のゲームや来たる主要国際大会についての議論が盛り上がるのは世の常です。そしてオンラインでのコミュニケーションの大きな起爆剤になっているのがソーシャルメディアです。特にスポーツに関しては Twitter が最も高い人気を誇ります。1 分間あたりの Tweet 数を調べた一瞬のきらめきランキング トップ 20 をみると、8 件がスポーツイベント関連で、スポーツに関するつぶやきは全 Tweet の 5 割、一日当たりの Tweet 件数は 5 億件と凄まじい勢いを放っています。

ただ、ソーシャルメディアでのやり取りをけん引しているのは、なにも自宅のリビングやスタジアムでのスポーツ観戦だけではありません。オンライン動画もバズの発生に中核的な役割を果たしています。2012 年のロンドンオリンピックでは、1 分間の Tweet 数が 11 万件にも達しただけでなく、BBC のスポー ツサイトでは動画の視聴リクエスト回数が最初の 1 週間だけで 2,900 万件に達するなど、過去最高の視聴回数を記録しました。

スポーツの社会性向上に果たす動画の威力については、業界のあちこちで数えらないほど多くの議論がなされています。以前、デジタルエージェンシーである Aqueduct の創業者兼 CEO である Rob Oubridge 氏があるスポーツマーケティングイベントで、このテーマで講演しました。そこで同氏は、マンチェスター・シティ・フットボール・クラブが進めているライブとオンデマンドのさらなる融合について紹介しました。(Brightcove Video Cloud を使用した)同チームのオンライン動画戦略は、セカンド スクリーンや表に出ないエクスペリエンスが視聴エンゲージメントにどのような影響を与えうるかを測る格好の事例の 1 つであると Oubridge 氏は強調しました。オンライン動画のライブラリを設けたことで、マンチェスター・シティのファンは今では世界中どこでも、どのデバイスでも最高品質のコンテンツにアクセスできます。

イベントでは IT ベンチャーの Huggity の話を伺いました。同社はさらに一歩進んで、バーチャルスタジアムをクライアント企業向けに制作しており、これによりファンの方々はまるで実際のゲームに参加しているような体験を得ることができます。同社の CEO の Mike Sikorski 氏は、今後のスポーツにはカスタマイズ(個別化)が重要だと強調しました。この考えをもとに、同社はマンチェスター・ユナイテッドの本拠 地である英国で 2 番目に大きなサッカースタジアム、オールド・トラッフォード・スタジアムのバーチャル版を制作しました。ファンのうち実際にスタジアムに足を運べるのはわずか 2% に過ぎませんので、残りの方がバーチャルのオールド・トラッフォード・スタジアム内にある Facebook 経由で自分自身をタグ付けできるようにしました。この試みで会場に行けなかったファンも一緒に集合写真に入ることができます。同サイトの Facebook には 10 日間で、170 万を超える大量のコメントと写真の投稿がありました。

一段と幅広い視聴オプションを求めるファンの声に応えるため、スポーツ団体やクラブはライブ動画を活用したファンのエクスペリエンスの向上・カスタマイズに取り組んでいます。ザ・フットボール・アソシエーションは第一弾の英国向け放送として、Brightcove Video Cloud を活用してFA カップの第一試合を Facebook 上で生中継しました。スタジアムに足を運べなかったすべてのファンに事後のハイライト番組まで待つことなく、ライブで試合を見る機会を提供しました。2 万人以上のファンがこの生中継を満喫するなど、この取り組みは通常考えられるより強力なエンゲージメントを惹き起こしました。

スポーツは様々な壁を取り壊す世界共通言語であるとよく言われます。ただこの言葉が正真正銘の真実となるのは、視聴者が何をどこで、どのような手段で見るのかの選択を自由にできる時です。Twitter や Facebook のようなソーシャルメディア プラットフォームは、世界中の視聴者をバーチャル リビングルームに呼び寄せ、試合の応援やゲームについての会話・議論を可能にしています。1968 年ワールドカップ決勝のイングランド対アルゼンチン戦で伝説の「神の手」ゴールが起こりましたが、この時にライブ ストリーミングやソーシャルメディアが身近にあれば、何日にもわたって Twitter 上で大きな注目を集める話題となっていたことでしょう。

動画はこのような参加やアスリートとのエンゲージメントを促進する最適な手段です。ゲームの前後、あるいはゲームの最中など、どのタイミングでも関係ありません。動画を活用すれば、フラッシュニュースやハイライト場面のリプレイなど視聴者が望むあらゆるコンテンツを提供でき、Twitter 界でより幅広くコミュニケーションしたり、パブでの見知らぬ人と会話をしたりする際の話題にいつでもなります。

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