コンテンツと競争優位:コンテンツ マーケターがワールドシリーズから学べること

コンテンツと競争優位:コンテンツ マーケターがワールドシリーズから学べること

今回は、全 5 回のデジタル マーケティング シリーズの最終回です。お楽しみください!

2013 年 10 月、ブライトコーブの本社のあるボストンはワールドシリーズの興奮で包まれていました。ボストン市民はスポーツ、そしてボストンにあるすべてのスポーツチームを心から愛しています(もちろん Lobsters も!)。中でも前シーズンに味わった屈辱を考えると、2013年のレッドソックスのワールドシリーズ制覇は格別です。いかなる競技であれプロスポーツや素晴らしい活躍を見せるアスリートは私たちの憧れの的です。熾烈な競争を繰り広げ、肉体的にも厳しいフィールドで最高レベルまで昇り詰めた人たち(実際は普通の人間)には本当に感銘を受けます。ワールドシリーズまで勝ち進んできたチームは、まさに一流の中の一流です。

ボストン レッドソックスとセントルイス カージナルズが野球の頂点を決める決戦に出場できたのは、選手の能力や野球に対する情熱、コーチ陣のスキルやチーム管理能力など数多くの点で秀でていたからです。ただ突き詰めると、この 2 チームがワールドシリーズに進めたのは、個々の選手とチーム全体が今シーズン、打撃やスピード、敏捷性、健康などあらゆる点で競争優位を築けたからです。これらの要素にはチームや選手個人でコントロールできるものもあれば、生まれつきのものだったり、環境に左右されたりするものもあります。ただいずれにせよ、その維持には厳しい鍛錬と粘り強さが求められます。

マーケティングにおける競争優位も同じ見方で捉えることができます。ブランドのなかには、すでに一定の価値や特性を誇るものもあれば、四苦八苦しているブランドもあります。マーケターとして大切なのは、効果の最大化に向けて様々なツールを自由に使いこなすことです。そして最も高い価値を有し、最強の競争優位をもたらす要素の 1 つがオウンド(所有)コンテンツです。なぜなら失敗するにせよ成功するにせよ、自社ですべてをコントロールできるからです。

動画やブログ、インフォグラフィック、ソーシャルメディアの更新、ミーム、そして Pinterest ボードなど、コンテンツを通じてブランドは自社のストーリーを真面目に、愉快に、あるいはためになる手法でコミュニケーションできます。あるブランドの価値を 100% 称賛する無料メディア(極めてまれです)以外に、うまく実行されたコンテンツほどブランドへの親近感を抱かせるものはありません。何か訴求したい時には、まずコンテンツのコンセプトを創って制作したのちに、自社でのパブリッシングやプロモーションを手がけてみましょう。そして、人生やビジネス、あるいはスポーツのように、途中で投げ出したりしないで、最後までやり遂げてください。次に、競争優位に向けてコンテンツを「上手に」活用しているブランドの事例を 3 つ紹介します。

  • Oracle Eloqua - マーケティング オートメーション ツールである Eloqua を取り扱っている Oracle がコンテンツ マーケティングに長けているのは自然です。ただ Oracle がウェブサイトや SNS 上で提供しているリソースの多彩さには驚かされます。役立つマーケティングやコンテンツ プランニング ツールをまとめた「Modern Marketing Essentials」をもとに、ウェブサイトや昨今勢いのあるブログ上での動画を統合するなど、Eloqua はオンラインのリソースを価値ある情報のハブにするための多大な業務に役立てられています。
  • HubSpot - インバウンド マーケティングの雄である HubSpot の説明は要らないでしょう。教育やエンタテインメント、娯楽など多彩なコンテンツをベースに、同社がお客様に提供しているアドバイスを自社でも実践しています。
  • PUMA - PUMA は頻繁に話題に上りますが、まさに称賛に値します。動画の使い方も素晴らしいのですが、それ以外にも創造的な取り組みを世界中にプロモーションするプラットフォームである Creative Art Network で様々なコンテンツを制作しています。この活動を通じて、Creative Art Network をスポーツウェアの購入に関心のない方向けの到着地点にすることを目指しています(ただこのサイトにアクセスしたら、ウェアに関心が高まるかもしれません)。

競争優位を築くためにコンテンツを活用しているブランドをほかにご存知ですか? ぜひ皆さんのご意見をお寄せください!