スキーマを活用して動画の検索ヒット率を高める

スキーマを活用して動画の検索ヒット率を高める

動画の SEO 戦略は、サイト SEO 戦略を元に立案し組み立てられます。どちらかだけというのはあり得ません。検索エンジンは検索のインデックス化と検索結果の向上のため、理解しやすい HTML マークアップを重視しており、これによりユーザは希望のサイトをより簡単に見つけられるようになっています。動画を含めすべてのサイト コンテンツに SEO のベストプラクティスを採用することで、検索の際にターゲット オーディエンスに最もよく目にしてもらえるようになります。そして、究極的な動画 SEO 戦略はサイト上の各動画に対して独自の URL を設けることなのです。そうすれば、サイトマップやリンク、メール、ソーシャル シェアリングを通じて、この URL をシェアできます。

Google は検索アルゴリズムを毎年最大で 500 ~ 600 回変更する
- SEOmoz

検索エンジンのアルゴリズムと手法は年々変化し続けています。2011 年以前にインデックス化やランク付けに効果のあったアプローチは、今日ではもはや有効ではないでしょう。Google は Panda(2011 年:質の高いコンテンツを特定)や Penguin(2012 年:ウェブスパムをフィルタリング)のように検索用フィルタやテクノロジを常々変更しており、それにあわせて SEO 技術も修正する必要があります。そこで、スキーマの出番です。

スキーマとは?
検索エンジン各社が Schema.org のもとに集まり、効率性向上のために "shared markup vocabulary(共通マークアップ語彙)" を作成しました。この狙いは、ウェブマスターがより手軽、かつ効果的にコンテンツの最適化に取り組めるようにすることです。同時に、このスキーマは動画の検索性を高める上でなくてはならないものになっています。

Bing や Google、Yahoo、Yandex はスキーマ マークアップを活用して、構造化されたデータを収集しています。この仕組みのおかげで、これらの検索エンジンはコンテンツを理解し、より質の高い検索結果を提供できるのです。検索エンジンが検索リクエストの意図をもとに結果を表示できるようになれば、より構造化された手法での効果的な検索結果の収集・処理が可能となります。

サイトマップはいまだにこのパズルを解く重要なピースの 1 つです。サイトマップのおかげで、検索エンジンはいつ、どこに検索ロボットを送り込むかが分かります。この検索ロボットは動画コンテンツがきちんと存在し、追加の文脈情報があるかを確認します。独自の動画ページに対するスキーマの使用を通じて、効果的な検索結果の処理に必要な確認データを検索エンジンに提供できます。

内部スキーマ
それでは、オンライン動画を成功させるには、スキーマをどのように利用するのが良いのでしょうか? まずは、プレーヤ埋め込みコードを DIV で囲み、ページ上のこのスペースの表示を管理できるよう独自 ID を付けることから始めます。次に、コンテンツが動画オブジェクトであると特定するのに必要な itemscope と基本的なスキーマ情報を追加しましょう。一例を紹介します。

<div id="player" itemscope itemid="" itemtype="http://schema.org/VideoObject">
<!-- Start of Brightcove Player -->
… <!-- End of Brightcove Player -->
</div>

動画オブジェクトのコンテクスト拡大に利用可能なデータ プロパティの全リストは、こちらのページをご参照ください。

次に、"[ ]" と値を適切な情報に置き換えます。サムネール画像の幅と高さは Brightcove Video Cloud で作成された静止画像のデフォルトサイズ(幅 480 ピクセル)をもとにしています。画像パスの寸法が異なっていたら、適宜調整してください。また、プレーヤ ID とパスは自分のアカウントとプレーヤの ID にマッチさせる必要があります。

<div id="player" itemscope itemid="" itemtype="http://schema.org/VideoObject">
<!--START OF SCHEMA-->
<link itemprop="url" href="[UNIQUE_VIDEO_URL]">
<meta itemprop="name" content="[VIDEO_NAME_HEADLINE]">
<meta itemprop="description" content="[VIDEO_SHORT_DESCRIPTION]">
<link itemprop="thumbnailUrl" href="[VIDEO_THUMBNAIL_IMAGE_PATH]">
<span itemprop="thumbnail" itemscope itemtype="http://schema.org/ImageObject">
<link itemprop="url" href="[VIDEO_THUMBNAIL_IMAGE_PATH]">
<meta itemprop="width" content="480">
<meta itemprop="height" content="360">
</span>
<link itemprop="embedURL" href="http://c.brightcove.com/services/viewer/federated_f9/[PUBLISHER_ID]?isVid=1&isUI=1&publisherID=[PUBLISHER_ID]&playerID=[PLAYER_ID]&domain=embed&videoId=[VIDEO_ID]">
<meta itemprop="playerType" content="Flash">
<meta itemprop="width" content="640">
<meta itemprop="height" content="360">
<!--END OF SCHEMA-->

<!-- Start of Brightcove Player -->
… <!-- End of Brightcove Player -->
</div>

まとめ
優れた動画 SEO 戦略は、各動画に独自の URL を付けることから始まります。次に、動画ごとに設けた動画プレーヤ ページに、プレーヤ内にロードされた動画固有のスキーマ コードを含めるようにします。これらの 2 つの要素を盛り込むことで、検索ロボットと視聴者をこのページに誘導するとともに、検索ロボットがこのページに予定通りの動画コンテンツがアップされているかを確認する基盤ができ上がります。

Video Cloud のユーザで API トークンにアクセスできる場合は、こちらのツールをご利用ください。選択した動画タイトル向けのスキーマ情報を含め、自身のアカウント用のプレーヤ パブリッシング コードを生成できます。

最後に、SEO は高品質でユニークなコンテンツを決まった場所でつねにシェア・発見できるように、効率的なインデックス化を図っていく一連のサイクルです。このサイクルのおかげで、探しているものをより簡単に見つけられるようになるのです。

補足

  • さらに SEO 対策を進めるには、高度なリンク機能を使用して、それぞれの動画プレイヤ ページへのリンクを追加することをお勧めします。
  • サイトマップや動画サイトマップの作成に関する詳細は、こちらをご覧ください。
  • Open Graph を活用した Facebook ウォールでのシェア管理に関する詳細は、こちらをご覧ください。