コミュニティのストーリーテリング:コンテンツとソーシャル共有でエンゲージメントを高める方法

コミュニティのストーリーテリング:コンテンツとソーシャル共有でエンゲージメントを高める方法

今回は、全 5 回のデジタル マーケティング シリーズの 3 回目です。お楽しみに!

先日、Contently のブログで、Jessica Bennett 氏の Q&A 形式のインタビューを読みました。Bennett 氏は Newsweek の記者から Tumblr のエグゼクティブ エディタに転じ、今は Sheryl Sandberg 氏が設立した非営利組織 Lean In のエディトリアル ディレクタを務めています。この団体名は Sandberg 氏のベストセラー『Lean In』から取ったものです(ちなみにブライトコーブは、彼女が今春ブックツアーの一環でボストンの Harvard Club で行ったイベントのライブ ストリーム配信をスポンサードしました。イベントの写真はこちら)。このインタビュー記事を読んで、私は深い感銘を受けました。新旧のメディアでジャーナリストとして活躍した幅広い経験、さらには Lean In コミュニティのコンテンツ/ストーリーテリングのリーダーとしての活動が、ともに実に印象的でした。Bennett 氏は、自分が Lean In で働くようになったのは偶然の産物であると振り返っています。Tumblr を解雇されて(その後 Tumblr は Yahoo に買収されます)、職を探していた Bennett 氏は、Sandberg 氏にあるアイデアを持ちかけました。それは、コンテンツを活用して、著書『Lean In』の人気を背景に拡大を続けていた巨大コミュニティのエンゲージメントを継続的に高めていこうというものでした。Bennett 氏は Lean In に入り、インタビュー コンテンツのマネジメントを担当する職に就きました。そして Lean In は今や、動画やマルチメディア、記事コンテンツの宝庫であるばかりか、オンライン コミュニティの代表的な成功事例として取り上げられるまでに成長しています。

この Bennett 氏のインタビューで特に印象的だったのは次のコメントです。

「自分の仕事のゴールが、(記事を)クリックしてもらうことではなく、組織のミッションと重なるような場所で働けるのはとても素敵なことだわ。目を凝らしてトラフィックを数え上げるのではなく、女性を取り巻く切実な問題ついて建設的な議論を盛り上げていくの。」

この想いは非営利組織でも営利目的のブランドでも同じです。メディアと違ってブランドは、コア オーディエンスに深く刺さることが明らかなトピックや問題だけに焦点を当てたコンテンツを制作できます。コンテンツを通じて、ブランドは既存のファンと良好な関係を構築できると同時に、ソーシャル共有を通じて新たなオーディエンスにリーチできます。

ソーシャル共有によるブランド構築の効果を最大化するためにも、機能面や技術的な要素にも目を向けることが大切です。その代表的なものを紹介します。

  • 手軽なソーシャル共有
    活発な議論を引き起こすような上質なコンテンツ(自社の動画コンテンツのクオリティはいつも最高のはずです)を、自社のコミュニティのメンバーから別のネットワークのメンバーに共有してもらえるよう、共有の手順をシンプルにする必要があります。例えば Brightcove Video Cloud には、動画コンテンツをクリック 1 つで即座に Facebook や Twitter で共有できるオプションがあります。
  • Facebook でのホワイトリスト化
    お使いのオンライン動画プラットフォーム テクノロジが Facebook でホワイトリスト化されていることも重要です。ホワイトリスト化されると、信頼できる Facebook パートナとして認められたことになり、皆さんの動画プレーヤがファンページや Facebook のニュースフィードに自動的に表示されるようになります。
  • ソーシャル コンテンツの機能拡張
    レイティング(評価)やチャット、コメントなど、動画コンテンツに関する会話を促したり、興味を高めたりする機能を組み込むこともご検討ください。ライブ動画イベントの時には特に有効です。

ポイントはこうです。議論を巻き起こしたり、自分たちが楽しんだエンタテインメント/教育コンテンツを他人に伝えたくなったりした場合に、その動画コンテンツは長い目で見てコミュニティにとって真に価値ある存在になるのです。良質のコンテンツを制作することはもちろん大切ですが、配信のしやすさ、共有オプションの設定、チャットによるその場での満足度の向上も同様に考慮すべきです。

コンテンツを活用したエンゲージメントやコンテンツ共有の点で、今光り輝いているのはどのブランド、あるいはコミュニティでしょうか? 皆さんからのご意見をお待ちしています。