ユーザ インタフェースの作成:Brightcove Video Cloud と取り込み

ユーザ インタフェースの作成:Brightcove Video Cloud と取り込み

私は、大手 Fortune 500 企業、なかでも複数の部署や部門から成る多数のエンタープライズ ブランドと仕事をする機会に恵まれています。これらの企業はすべて、動画を導入されています。当初は多くのお客様がトレーニングから日常の保守作業に至るまで、すべてのコンテンツをたった 1 つの Video Cloud アカウントと無数の取り込み (ingestion) ポイントで管理することに不安を感じていました。

数か月、場合によっては数年に渡って一緒に作業を行う中で、動画は彼らの戦略にとって不可欠となります。基本的に、お客様には Video Cloud を個別のものとして見ずに、単一の Video Cloud からすべての動画アセットをグローバルに見るようにと、アドバイスします。そのために、カスタム ユーザ インタフェースを作成し、お客様がすべての動画を取り込めるようなエントリ ポイントを 1 つだけにして、そこからマスター Video Cloud アカウントにロールアップできるようにしました。(後述する「走る」のセクションを参照してください。)最終的にはこのインタフェースがサービス レイヤーとなり、その上ですべての取り込みが行われますが、部門ごとの動画担当者は部門に関係するコンテンツの管理やアカウンティングだけを行えばよいのです。これによって動画コンテンツの管理がはるかに簡単になります。

分類が何よりも重要
総合的な分類法を確立しておくことで、この戦略の効果が最も高まります。カスタム ソリューションと Video Cloud ソリューションの間の API 通信により、メタデータに基づく適切な動画テクノロジを伝播できます。膨大なコンテンツ プールに分散されている場合でも、コンテンツの特定部分がどこにあるのかを把握しなくても、動画コンテンツ マネージャは分類法に従えば、ボックスの中を探すように簡単に見付けだすことができます。

データの完全性が大切
カスタム インタフェースとデータ入力、そしてスループットを通して、ユーザは表示されるコンテンツとその速度を確認することができます。最終的に Video Cloud ユーザと企業は、マクロレベルにおいて、組織内での動画のパフォーマンスをよりよく把握できるようになります。一方でコンテンツのサイロは維持されるので、実装レベルでの混乱や誤解を避けることができます。

這って、歩いて、走る
エンタープライズの取り込み戦略を、「這って、歩いて、走る」という言葉に置き換えたいと思います。一般に、膨大な動画アセットがある大手企業は 10 個以上の Video Cloud アカウントを持った状態で Brightcove にご相談いただくことが多いようです。これらをすべて 1 つに統合することなど想像もできないからです。この場合、お客様企業はカスタマイズ レイヤーを必要としていません。これ自体に問題はなく、可能でもあるのですが、動画コンテンツを最も効率的に管理する方法ではないかもしれません。Video Cloud の実装から 1、2 年で、組織の動画戦略が確立し始めます。この時点で企業は 1 つのアカウントでの取り込みや、別なアカウントへのメディア共有を検討し始めます。これにより、コンテンツ マネージャは組織が制作および配信しているコンテンツの全貌を把握できます。その後 2、3 年かけて動画戦略を拡大したら、いよいよ「走り出そう」という時がやってきます。

「走る」ために必要なこと
この時点で、1 つのアカウントですべてのコンテンツを管理できるようになりますが、あらゆる個別のビジネス ニーズに対応できるだけの柔軟性も持ち合わせるようになります。これはコンテンツの最適化を行うとしている企業には非常に便利な機能です。単一のアカウント ダッシュボードから、企業は部署をまたがったコンテンツの比較、照合が行えます。この方法によって、ソーシャルメディア マネージャなどの技術以外のスタッフが、組織全体で使用されているコンテンツを容易にキャプチャして利用できるようになります。社内は細かく分かれていることが多いので、価値のあるコンテンツを最大限活用できないことがあります。「走る」ことによってこの問題を回避できます。

既製品ではない
今回お伝えしたかった最も重要な点は、Video Cloud があらゆる動画ホスティングや取り込みにそのままですべて対応することを主な目的にはしていないという点です。Brightcove はクラウド コンテンツ サービス プロバイダとして、カスタマイズを重視しています。Video Cloud をコンテンツ管理システムや独自の技術と統合したい場合もあるでしょう。ほとんどの場合、それを実現することができます。つまり、動画コンテンツを誰がどのインタフェースで管理しているのかに関係なく、プロセスを自動化し、保護し、規模に合わせて実現できるようにいたします。動画アセットという宝の山は、組織にとって挑戦する価値のあるものです。Brightcove では組織がこういったマインドセットを持てるようにお手伝いいたします。

皆さんの組織ではどのように取り込みと配信を行っていますか? コメント欄でお聞かせください。