Brightcove Video Cloudの2012年〜すべてはお客様の成功のために

Brightcove Video Cloudの2012年〜すべてはお客様の成功のために

2012 年は、オンライン動画プラットフォーム Video Cloud においてはまさに革新の年でした。デバイス、プラットフォーム、OS の多様化が加速し、ブライトコーブは、お客様があらゆるスクリーンの視聴者に高品質の動画エクスペリエンスを提供できるようにと例年にも増して尽力しました。

先日のインフォグラフィックで指摘したように、今日のデジタルメディア視聴者は数年前とは大きく変わっています。人々は、スマートフォン、タブレット、コネクティッド TV を所有し、80% の人がテレビを見ながらマルチタスクを行っています。さらには、2016 年までにインターネット モバイルデバイスは 100 億個にも上り、地球人口の 73 億人を超えるといわれています。


ブライトコーブはこの課題に対処し、お客様がそのコンテンツのリーチを拡大し、より多くの収益を生み出し、視聴者とのエンゲージメントを深められるように、2012 年はオンライン動画の公開・配信における複雑さとコストを削減するための重要な技術革新に戦略的に投資を行ってきました。


注力したのは次の 6 つの主要分野です。

  • 次世代 動画プレーヤのフレームワーク
  • マルチプラットフォームの収益化
  • アクセシビリティ
  • コンテンツ保護
  • データ取得とエンコーディング
  • 解析とビッグデータ

次世代 動画プレーヤのフレームワーク

今日のマルチデバイス展望において成功するためには、プラットフォームや OS に関係なくあらゆるデバイスで一貫して動作し、信頼性のあるクロスプラットフォームでの解析や、アドネットワークなどのサードパーティ製サービスとのインテグレーションを可能にする動画プレーヤが必要です。ブラウザや OS の多様化により、動画が再生されなかったり、うまく解析ができなかったり、広告をロードしないなどの問題につながります。


だから私たちは Video Cloud スマートプレーヤの革新を続けてきたのです。現在では、OS やブラウザのばらつきを考慮して動画エクスペリエンスを自動的に適応させる抽象化レイヤーによって、将来的にもさまざまな OS やブラウザにおいて信頼性の高い動画再生、広告、解析が可能です。


ブライトコーブはスマートプレーヤの革新がもたらす成果を知っています。Windows 8 の公開時に、お客様が既存のアドインテグレーションやコンテンツ保護、解析等を維持しながらも何も行うことなく、正常に動いたプレーヤを持っていたオンライン動画プラットフォームは Video Cloud だけだったのですから。


さらに、消費者がモバイルデバイスに群がるにつれ、アプリはコンテンツやメッセージを提供する主要なチャネルとなりました。Brightcove Video Cloud プレーヤファミリーをより一層拡張するため、私たちはスタイリングからアニメーション、フルスクリーンビューに至るまで、iPhone/iPad 向けの卓越したネイティブアプリ体験を簡単に作成できる iOS 用の新しい Video Cloud Player SDK を導入しました。拡張可能なフレームワークにより、広告、DRM、ペイウォール等の機能を簡単に追加することができ、貴社のビジネスモデルをサポートします。


お客様が iOS 用 Player SDK を使用して高性能なアプリをスピーディに作成するにせよ、フルカスタマイズのプレーヤを一から構築するにせよ、コンテンツを視聴者に完璧なエクスペリエンスとして提供するのが簡単な時代になりました。

メディア企業向けのフレキシブルな収益化オプション

オンライン動画広告は 2016 年までに 90 億ドル市場になるといわれています。メディア企業が動画コンテンツを収益化する大きなポテンシャルはあるとはいえ、成功するための要件は昨年進化してきました。ペイウォールのような新しいフォーマットや TV Everywhere は、メディア企業により多くの選択肢とともに複雑さをもたらしました。TV Everywhere は今後 3 〜 5 年の間に米国の TV エコシステムに年間 120 億ドルの収益を増やし、スマートフォンやタブレットでペイパービュー動画を見るユーザの数は 2012 年から 2017 年の間に 3 倍になると予想されます。


すなわちメディア企業は、このような状況の変化に対処しつつ新たな収益化の機会を活用できる、オンライン動画プラットフォームを所有する必要があるのです。


Video Cloud は現在 30 以上のアドサーバおよびアドネットワークにおいて HTML5 と Flash 両方をサポートしており、これは他のオンライン動画プラットフォームの追随を許さない偉業です。昨年ブライトコーブは、Tremor、LiveRail、SAS、Sticky Ads TV など、Video Cloud プレーヤ用のカスタムプラグインを構築している新しい HTML5 広告パートナーを発表しました。また、HTML5 のプレロール、ポストロール、そしてミッドロール広告もサポートしています。


Video Cloud は Google IMA3 SDK において Flash と HTML5 の両方をサポートした初のオンライン動画プラットフォームでした。パブリッシャは Doubleclick for Publishers(DFP)動画モジュールの高度な機能を活用できる​​ようになりました。


また、昨年はメディア パブリッシャに向けて有料動画コンテンツサービスの導入を加速するために、動画ペイウォール ソリューション フレームワークを立ち上げました。

アクセシビリティの強化

ブライトコーブは昨年、米国での新しい FCC の規制に対応する高度なクローズド キャプションのサポートを開始しました。Video Cloud スタジオに各動画のクローズド キャプション ファイル専用のメタデータ フィールドを設け、スマートプレーヤにおけるクローズド キャプション モジュールを大幅にアップデートしました。このアップデートにより、キャプションをレンダリングしてエンドユーザに表示し、パブリッシャにキャプションの表示方法をカスタマイズする機能を提供します。


また、お客様のキャプション ファイルをブライトコーブでホストすることもできます。キャプション ファイルは DFXP または SMPTE-TT のいずれかのフォーマットで、Media API もしくは FTP バッチによる取得プロセスを介して Video Cloud スタジオからアップロードすることができます。


さらに、キャプションの構文解析およびレンダリングにおいても、スタイリング、ポジショニング、複数言語を含む主要な更新を行いました。現在 Video Cloud では Flash と HTML5 動画プレーヤ双方において完全なキャプション機能があります。


今後はライブストリームのキャプションに注力していきますが、この件については近日中に詳しくお伝えできると思います。

あらゆるスクリーンでのコンテンツ保護

成人の 45%、18 〜 29歳人口の 70% は不正な音楽、テレビ番組、映画を購入、コピー、ダウンロードした経験があります。これは驚異的な数字です。有償コンテンツを持つパブリッシャは信頼性の高いコンテンツ保護ソリューションを持つことが肝心です。ハリウッド スタジオ級のコンテンツのみならず、フィットネスや健康ビジネス、スポーツ等、あらゆる収益を生むコンテンツにおいて重要なことです。


昨年 Video Cloud は、トレーニングや書面による証明、実践的なハンズオン試験を要する集中プロセスを経て、オンライン動画プラットフォームとしては初めて Widevine の公認 インプリメンテーション パートナーとなりました。その後、ブライトコーブは Google Widevine DRM プラットフォームの販売を発表した最初のオンライン動画プラットフォームとなりました。Widevine DRM のサポートが加わり、現在では全世界で 5.39 億以上の Widevine 対応のデバイスにセキュアな配信、再生に Widevine を活用することができます。


Widevine DRM は、Adobe Access DRM、HTTP ライブストリーミング(HLS)暗号化、ドメイン制限、プレーヤのホワイトリストなどの Video Cloud の重層的なコンテンツ保護機能スイートのひとつとなります。

ブライトコーブはこの発表以来、Widevine や Access だけでなく、コネクティッド TV(例えば LG や Samsung など)、Blu-ray プレーヤ、iOS / Android アプリのソリューションを用いて、いくつかのハリウッド スタジオからコンテンツをローンチしました。

スピーディかつ確実なデータ取得とエンコーディング

昨年の Video Cloud のアップデートにより、解析データを失ったりメタデータを再入力したりすることなく、動画の置き換えや再トランスコードが可能になりました。お客様は、UI 内の同じリモートアセットを使用して、リモートアセットの作成および編集をすることができます。

また、トランスコード要求のよりスマートな管理機能を提供する新しいキュー管理シス​​テムを導入し、Video Cloud の要求処理速度を大幅に改善しました。さらに現在、同時進行でレンディションを作成するパラレル処理を可能にする、新しいアップロード/トランスコーディングのプラットフォームの公開を予定しています。これにより、よりスピーディに取り込み、全レンディションを同時に生成できるようになります。


加えて、ブライトコーブは業界で最速かつ最も信頼性の高いクラウドベースのエンコーディングサービス Zencoder の買収を発表しました。 Zencoder は他のトップ商用クラウドトランスコーディングサービスよりも 2 〜 10 倍のスピードと評価されており、技術革新やオペレーションのパフォーマンスとスケーラビリティにおいて優れた実績を持っています。 今年の上半期には Zencoder と Video Cloud のフル インテグレーションが完了し、Video Cloud のお客様は最速のコンテンツ処理能力をもつオンライン動画プラットフォームを利用できるようになるでしょう。

次世代の解析、そしてビッグデータ アーキテクチャ

昨年の PLAY 2012 ユーザカンファレンスでもお見せしましたが、まったく新しい Video Cloud Analytics プラットフォームの公開を目前に控えています。より深い洞察、解析データへの劇的に高速なアクセス、解析情報への強力な API アクセス、そして解析技術の将来的なイノベーションの基盤を提供します。


Video Cloud Analytics プラットフォームは最先端の、リアルタイム解析プラットフォームです。最新のビッグデータ テクノロジを使用して、大規模にも対応できるようブライトコーブがゼロから構築しました。新しいプラットフォームは、解析データへの劇的に高速なリアルタイムアクセスを提供し、Video Cloud スタジオに含まれているものに加えて、開発者がカスタム解析ソリューションやレポートを作成できる強力なオープン API があります。

そして、2013 年は...

昨年は Video Cloud チーム、そしてお客様にとってまさにエキサイティングな年でした。2013 年に入り、私たちは技術革新レベルの継続に一層フォーカスします。デバイス、配信先、OS、プラットフォームを問わずお客様のオンライン動画への投資と成功をサポートするべく、リリース サイクルを継続的していきます。