Video Cloud 動画再生品質向上プログラム

Brightcove Video Cloud では日々動画の再生クオリティの向上に取り組んでいます。ユーザの視聴環境に最適なビットレートの動画を配信し、ユーザの動画視聴体験をより良いものにするために、最近 2 か月でこの取り組みから生まれたいくつかの機能改善がリリースされていますので、ご紹介したいと思います。

  • 動画再生時の帯域検知
    動画再生開始時に行われる帯域検知のアルゴリズムを改良し、より確実に安定した帯域検知ができるようになりました。これによりユーザのインターネット環境に最適なビットレートの動画レンディションが選択され、今までよりより高いビットレートの動画が配信されるようになります。また、検知された帯域を Cookie に保存し二回目以降の帯域検知のパフォーマンスを向上し、動画再生開始までの待ち時間を大幅に短縮しています。
     
  • 動画再生中の帯域検知
    動画再生時のサンプリングと帯域検知の頻度を増やし、視聴中のレンディションの切替をなるべく最小限に抑えることで不要なレンディションの切替をなくし、一貫したクオリティで動画視聴を実現しました。
     
  • レンディション選択アルゴリズムの改良
    これまで動画再生領域(プレーヤの中の動画再生エリアのサイズ)を基準にレンディションを選択し、帯域検知によってさらにしぼり込むようになっていたレンディションの選択から、ユーザの利用可能な帯域に比重を増やしレンディションの選択を行うようアルゴリズムの改善を行いました。インターネットのスピードが早いのにクオリティの低い動画が流れるケースをなくします。
     
  • ダイナミックストリーミング
    動画視聴中にユーザのネットワーク帯域を検知してレンディションを切り替える「ダイナミックストリーミング」をデフォルトで有効にしました。これまではデフォルトが無効(オフ)の状態で明示的に有効(オン)にする必要がありましたが、これからはデフォルトで有効になり、明示的にオフにすることができるように変更しました。
     
  • 帯域検知不可能なケース
    動画再生時に帯域検知ができなかった場合に配信するレンディションを 512kbsp から 704kbps へ変更しました。

動画再生品質 & パフォーマンスの向上には唯一無二の解答があるわけではなく、一つ一つはささやかな改善でもそれを積み重ねていくことで実現できるものだと考えています。2012 年もブライトコーブでは動画再生品質の向上に引き続き取り組んでいきます。