プロスペクト ランク

営業活動において、見込み客(外資系ではProspectといったりして、それだけでなんだかすごい金額の発注をしてもらえそうな雰囲気を感じるのは私だけかもしれないが、、)を分類して、優先順位をつけるというのは一般的な手法で、専用のソリューション等もいくつか存在している。

私、国産、外車にかかわらず、結構試乗に行ってしまう。(が、購入サイクルが普通の人と違い、10年くらいになるので、ディーラーの営業マンには大変申し訳ないのだが、、、)
これは、昔、そんなのりで試乗に行った時のお話である。

どうしても試乗したいクルマがあったが、新車では乗れるところがなかったので、中古車で試乗できるところを探したところ、町田のディーラー系中古車販売店にそのクルマがあった。
メールで試乗できるか問い合わせたところ、年度末の販売追いこみ時期で、早速営業マンからメールで、「いつでもいいですよ。いまなら大幅値引きもできますよ。なんなら自宅まで持っていきますよ。」と回答があり、完全な冷やかしなのですこし後ろめたい気持ちもあったのだが、「じゃ、持ってきてください」と言ってしまった。

試乗当日、営業マンがそのクルマに乗ってはるばるやってきた。

おおー、なかなかよい加速ではないか!なんだかとっても楽しく、そのままだと、どこまででも走っていきそうな勢いだったが、「じゃ、ファミレスでちょっとお話でも」ということで、そのクルマ(+ガソリンも)自分のものではないという現実に引き戻され、買う気もないのに商談に入ることになった。
営業マンは期待満々で話をぐいぐい進め、20分後には、「えーいくら値引きしたら買っていただけますかねぇ」というクロージングモードに入ってきた。
「ちょっと家族に相談するので、こっちから買えるようになったら電話します。」とほぼ脈のない返事をして(本当にごめんなさい。)、ファミレスを出た。
そして帰りに私が運転をしている最中、その営業マンに上司から電話があり、よくは聞こえないが、どうも年度末の数字の算段で、私にその車が売れるのかどうか、商談の結果をいますぐ報告せよと言っているようである。営業マンもさすがに客(正確にいうとお客さんではないのですが、、本当にすいません。)の隣で詳細を答えるわけにもいかず、後で報告しますといっていたのだが、なんだか上司は短気な鬼軍曹タイプらしく、執拗に返事を求めているのである。とうとうその営業マンは観念したようで、お客(あ、すいません客ではありません、、、)の隣で簡潔に言ってしまった、、、、、

 

「Dです。」

 

本当にすいませんでした。Dランクの客で、、、。(あ、客ではないですね、、、)

 

P.S.
知り合いの営業はこういった事態を避ける為かどうか知らないが、うさぎ、うま、ねずみ、くま、さる、きりんといったコードネームをつけて分類をしている。
というか、どれが一番強いのかよくわからないのだが。