FOX on Demand がリニューアル、24シーズン8 がBrightcoveで動画配信

FOX on Demand (US) の動画配信プラットフォームが Brightcove でリニューアルされました。新しいシーズンが始まったばかりの24 シーズン8Bones など日本でも人気のコンテンツがオンエアの数日後にノーカットで見られます。Move Networks の動画配信システムが使われていたこれまでのサイトからのプラットフォームリニューアルのポイントは2つ。幅広いアドサーバとの連携が容易にでき、結果としてより魅力的な広告商品の提供。Flash プレーヤでより幅広いユーザへのリーチ。Move Networks はプロプラエタリなブラウザプラグインのダウンロードが必要でした。24のような人気コンテンツを提供しても、プラグインのダウンロードが思ったように進まなかったのかもしれません。広告収入の最大化にはリーチの最大化は必須です。

FOX は Hulu.com にもコンテンツを提供していますが、トラフィックのオーナシップ、ユーザの囲い込み、広告販売戦略のコントロールをするために自社での長尺コンテンツ配信が最近の大きなテーマのようです。FOX on Demandに先立ち、2009年7月にはFOX ラテンアメリカ (http://mundofox.com/la)でも同様のプレミアムコンテンツの見逃し配信が始まりました。

Brightcove プラットフォームでリニューアルされたサイトはMove Networkで提供されていたプレーヤを忠実に再現。一見 Move Networks のかつてのサイトと区別がつきませんが、動画プレーヤロード時にブライトコーブのロゴが一瞬見えます。プレーヤのルック&フィールだけでなく、機能面でもこれまでの機能をそのままブライトコーブの動画プレーヤでも実装。クローズドキャプション(字幕)、ユーザレイティング、タイムコードシェアリングなどが提供されています。

タイムコードを指定して動画の共有をする画面。ユーザは左上の動画の再生画面を観ながら"Set Start Time"、"Set Stop Time" ボタンをクリックして共有したい一部区間を指定することができます。1時間番組まるまる共有するだけでなく、気に入った場面だけをシェアできる便利な機能です。

FOX on Demand は日本からもアクセスできますが、フルエピソード視聴は閲覧地位制限がかけられていて、残念ながら米国内からしか観ることできません。