お客様の組織がオンライン動画を使用して、社員に情報を伝達していても、Web サイトで顧客に到達していても、あるいは様々なオンライン プラットフォームやチャネルでメディア体験を提供している場合であっても、コンテンツを保護し、さらにどのように、どこで、誰がコンテンツにアクセスするかをコントロールできるようにすることは必要です。同時に、実施しているストリーミング動画のセキュリティ対策が、対象となる視聴者に不必要な障害とならないようにする必要もあります。オンライン動画のビジネスへの影響が拡大を続けるとともに、セキュリティを確保することは、オンライン動画を使用するあらゆる組織にとって重要課題となっています。
多くのストリーミング動画セキュリティ テクノロジが利用可能なため、自分の組織に適切な手法を判断するのが難し場合もあります。その答えは、お客様のオンライン動画戦略および公開するコンテンツのタイプによって異なります。
- マーケティング、e コマース、または意見広告のサポートが目的である動画などは、ネットワークや地域、プラットフォームに関係なく視聴者が簡単にアクセスできる必要があります。
- プレミアム コンテンツは、一定の資格に従って、全額支払い済みの購読者に制限する必要があることが一般的です。
- 研修、パートナ企業との連絡、投資家向け広報活動など、対象が限定される動画は、権限外のアクセスや共有から保護する必要があります。
また、モバイル アプリ、モバイル Web、コネクティッド TV、オーバーザトップ機器など、重要な新しいチャネルのセキュリティ上の意味についても考慮する必要があります。
お客様のオンライン動画向けのセキュリティ モデルを策定する出発点として、利用可能なオプション、およびそれによって提供される制御や保護のタイプを把握することは役に立ちます。
セキュリティの諸相:無制限のアクセスからポリシ駆動の厳密なコントロールまで
セキュリティの諸相は、コンテンツに対する最もオープンで無制限のオプションである、無制限のアクセスから始まります。これは、Brightcove Video Cloud のデフォルト設定です。オンライン動画は、最大限の視聴者に利用可能になり、視聴者は制限なく動画をコピー、再共有、または変更できます。
電子透かしとは、動画にマークを加えることであり、どこでどのように視聴される場合でも、動画にお客様のブランドが表示されます。電子透かし自体は、動画の配布や使用を制限しませんが、一部のサードパーティ製ソリューションを利用すると、動画の使用を追跡して、権限外のコピーおよびそれらのパスを発見できます。
コンテンツのコントロールと保護を拡大したい場合には、まず優先する次の技術によって、どこで誰がコンテンツを視聴することができるのかを決めることができます。
- 地域制限では、1 つ以上の地域にコンテンツの視聴を制限できます。ライセンス契約を遵守したり、知的財産を保護するのに役立ちます。
- ドメイン制限では、視聴者を特定のネットワーク位置に制限します。これによって、組織内の通信をイントラネット外からアクセスできないようにしたり、マーケティング コンテンツが表示されるコンテキストを制御したり、有料コンテンツや限定コンテンツが、自社サイト外から共有されないようにできます。
- IP 制限は、さらに高レベルの制御を提供し、組織内の特定のオフィスやネットワークにプレーヤの使用を制限します。
- 保護されたページによって、コンテンツに関する個別のアクセス制御が可能です。プレーヤを提供する Web ページで、パスワード保護などの認証技術を使用します。
多くのタイプのコンテンツ、特に機密の内部連絡や有料コンテンツは、盗難や不適切な視聴から保護する必要があります。
- RTMPE は、RTMP プロトコルに暗号化を追加したものであり、宛先に届くまで動画を保護します。ストリームの取り込み、リダイレクト、または再公開を防ぐことによって、安全な動画ストリーミングを保証します。
- SWF 検証は、事前に承認されたプレーヤにコンテンツの再生を制限し、盗難などの危険がありそうな未知のプレーヤや望ましくないプレーヤへのストリーミングを防ぎます。
- TTL トークンでは、コンテンツの有効期限を設定できます。ユーザーは、古くなったコンテンツや、有効期限が切れたコンテンツを視聴できません。
- HLS 暗号化によって、メディア企業や他のプレミアム コンテンツ プロバイダは、iPhone®、iPad®、iPod Touch® などの iOS 機器に長時間の動画を安全に配信できます。
デジタル著作権管理(DRM)およびユーザー認証テクノロジーは、コンテンツに最高水準のセキュリティを提供し、消費者がコンテンツとどのように関わるかをコントロールできます。
- 匿名 DRM は、Adobe® Flash® Access™ によってサポートされ、その起点でコンテンツの安全を確保します。どこからどのようにアクセスされても、視聴・配布ポリシを実行できます。これは、非パブリック コンテンツを権限外の視聴から保護するのに役立ち、会員制ビデオ オン デマンド(SVOD)モデルもサポートできます。
- Advanced DRM も、Adobe Flash Access によってサポートされます。また、複数のプラットフォームにわたり各視聴者の個体認証に基づく、より高度なコンテンツ保護およびビデオ収益化モデルをサポートします。
- Adobe® Pass によってサポートされるユーザー認証では、コンテンツへのアクセスに使用する機器に関係なく顧客を認識でき、支払関係の条件を複数チャネルにわたって一貫して適用できます。これは、「TV Everywhere」ビジネス モデルに重要な許可テクノロジです。
複数のチャネルにわたるセキュリティ
タブレットやスマートフォンからリビングのテレビまで、オンライン動画ストリーミングを利用する機器は多岐にわたっているので、セキュリティやコントロールを損なわずに、どの画面でも視聴できるという期待に沿える必要があります。
- モバイル動画は、モバイル Web サイトまたはモバイル アプリから配信できます。iOS ベースの機器のブラウザに配信されるコンテンツのセキュリティは、上で説明したように、HLS 暗号化によって確保できます。Adobe Flash をサポートするモバイル Web プラットフォームや、Flash または Adobe® Air® をサポートするモバイル アプリのセキュリティは、Flash Access DRM によって最も確保できます。
- Roku または Xbox360 など、コネクティッド TV(CTV)やオーバーザトップ(OTT)機器を通して提供されるリビングルーム体験は、ネイティブ アプリまたはブラウザベースのポータルとしても構築できます。また、モバイル Web サイトやモバイル アプリと同様の方法で、そのセキュリティを確保できます。
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